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新潟3連戦
横浜対清水の激闘の後、余韻に浸りながら向かった先は新潟競馬場。
今週は一挙5頭が出走した。
土曜はインゼルの2頭が出走。
東京8Rシャーンゴッセは4着。
京都9Rビーグラッドは6着。
シャーンゴッセは1度勝利したコースで、鞍上がルメールに戻ってチャンス到来だったが無念の4着だった。
ビーグラッドは頓挫あった後の復帰戦。抜群のスタートを切って粘りこんで6着。マズマズの内容で次走も期待できそうだ。
そして日曜日は新潟で3頭が走るということで、遥々新潟競馬場へやってきた。
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今回は上位人気に支持されそうな馬もいたが、新潟なのでもちろん口取りは当選。5年ぶりの口取りを目指して意気揚々だった。
最初の登場は新潟7Rのルワンジュだ。
前走は差のある2着ではあったものの、再度同コースで同騎手で臨めるチャンスだ。
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いつもと特別変わらず、この中なら上位は確実と思えた。
レースはスタートで後手を踏んでしまった。某新聞では決手上位の短評となっていたが、そんな事はない。口取りの夢は限りなくこの瞬間で期待値が下がってしまった。
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結局、ジリジリと差を詰めたが7着までだった。
レース後に人気を見てみると、なんとルワンジュが1番人気となっていた。ルワンジュが1番人気になる世界が来ると誰が想像しただろうか。ちょっと感慨深い思いを抱きながら、すぐにパドックに向かった。
新潟8Rにはキトゥンズマーチが登場だ。
こちらの前走は新潟芝1600mで4着だった。しかし、この馬の最近は決まったコースと決まった鞍上ならば結果が出せるという状態だ。クラブや調教師もようやく理解し、引退が延長される事となっていた。
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パドックでは好調そうな雰囲気だった。コースへ出てくると一頭だけ全く動かず、客席や直線コースを眺めていた。角田大和騎手に撫でられながらリラックスしている雰囲気だった。
それが功を奏したのか、レースでは抜群のスタートを決めて大外から先手を奪った。内に入る余裕があるほどのスタートで、大外ながら完璧すぎて先頭に立って隊列を引っ張る形となった。
直線に入ると徐々に外へ出しつつ、先頭をキープしていた。
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さすがに最後は後続に捕らえられてしまったものの、3着を死守する好走を見せた。
良い走りを見せてくれた余韻に浸りたかったが、次があるのですぐさまパドックへ向かった。
新潟9Rにはスノーディザイアが登場。こちらは2ヶ月ぶりの実戦で、中央復帰7戦目となる。適性が掴めず大敗が続いているが、今回は唯一好走した新潟での出走となった。
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カメラを向けていると、時々目線をくれるスノーディザイア。調子を確認する前にシャッターを切ることに集中してしまった。そもそも、他の2頭に比べて現地で見た回数は少なく、好走時のレースがほとんどないので比較が難しいのもあるが、とにかく脚は使えるので期待を持って見守った。
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レースはいつも通りで後方で待機というか、なかなか隊列についていけない。直線は外ラチ沿いでの争いとなると共に前残りの結果になり、最後に脚は使ったが進路が無く11着に終わった。
今年は、ブライトアゲインが高知の交流戦で勝ち上がったのみで、中央では昨年の10月から勝ちがない。久々の勝利が到来する週になるのかと思ったが、やはりそう簡単ではなかった。
しかし、1つの競馬場で1日に3頭が集結してくれ、それもサッカーと被らないのは非常にレアな状況で、愛馬達が頑張った姿を観ることが出来て非常に満足することが出来た。
でも、早く勝利が欲しいところだ。
6月からは2歳馬のデビューが始まる。そして、6月にデビュー出来そうな愛馬が控えている。早く中央の連敗が止まりますように。