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【作例】XF16-55mm f2.8 R LM WRと2022 桜巡り

 久々の更新になります。私事ですが、先日結婚式を挙げることができました。色々準備等ありましたし、天気も悪いので撮影していませんでした。

 12月にXF16-55mm f2.8 R LM WR(名前長いな...)を購入したのですがあまり使っていなかったので、桜鑑賞とともに軽く撮ってみました。

XF 16-55mm f2.8 正面
横から。フジノンレンズの中ではかなり大きくて重い部類に入ります。


それでは作例です。

新潟市中央区 白山公園にて
いつもは換算35mmや50mmの単焦点が多く、広い範囲を写そうとすると狭いと感じることが多いですが、換算24mmは安心。
「優等生レンズ」と言われるだけあり、シャープでくっきり。富士フィルムにしては珍しい傾向と言えますね。新鮮です。
靴、履き潰してるのが見え見えですぞ
とっさに望遠に切り替えられるのはズームレンズの最大の恩恵。場所のせいもありボケがザワザワして見えますね。
素晴らしき晴天

次は、翌日。新潟県スポーツ公園にて

くっきり写るので広角気味に撮りがち
ボケ感、単焦点感もまあまあありますね!
単焦点だと、まず「ボカして」みたいになるんですが、くっきりシャープなのであえて絞って写したくなるなあというレンズ
コーティングのお陰で逆光気味でもくっきり。真面目な写りですね。
桜越し
けんぞー & るなさん 夫婦
うーん。ケンゾーっぽい写真撮れた。
早起きして写真遠征する体力と気力には脱帽です。
最高の桜道
はい、るなさん
お気づきでしょうか。ここからはレンズを付け替えてXF35mm f1.4 R。やはり単焦点にしかできない柔らかい表現も存在しますね。
柔らかさ。これだからXF35mm f1.4は手放せませんね。
やっぱり単焦点、というかXF35mm f1.4!!というボケ味。
よき休日でした

 総評すると、まあスペック的に当たり前だとは思いますが、XF16-55mm f2.8 R LM WRは一本持っておくと安心な万能レンズです。でも単焦点を手放して一本でやっていくことは考えられません。

 写りは良くも悪くもシャープでくっきり。コーティングにより、ゴーストやフレアが出ず、真面目な写りのレンズです。自分が持っているXF35mm f1.4 Rのように、オールドレンズのようにふわっとしていて味があり、逆光でフレアが...というレンズとは真逆。

 それをどう捉えるかです。「すごい!!感動!!」というよりは、どんな場面でも安定して80点、という感じか。失敗できない場面には安心です。あとレンズ変えるのがめんどくさくなってきた人にはおすすめですが、いかんせん重いです。疲れます。結構気合い入れて持っていかないといけません。(しかし他社の同スペックのレンズと比べれば軽い方)

 とりあえず自分としては、ポートレート撮影のメインのレンズとして使いたいです。ズームしながら構図を決めて、いざという時は単焦点に切り替えて、という使い分けで。その辺にお散歩、という時には重さのせいもあり持っていきません。

 また今度はポートレートでの作例でも載せたいと思います。それではまた。

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