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XF56mm f1.2 r 夢見たボケとポートレート【作例あり】
9月にパソコンをWindowsからm1チップのMacBook airに変えました。未だに操作感の違い等ありますが、動きはサクサク、気持ち良いものです。
パソコンを変えて、データの引っ越しをしていましたが、過去の写真データを整理していた時、ちょうど写真を始めたころの写真が目に入り、見入ってしまいました。
あの頃のことを思い出しながら振り返りたいと思います。このレンズから始まったと言っても良い「XF56mm f1.2r」の写真と共に。
①カメラを始めて単焦点レンズに興味を持つ
私が富士フイルムのカメラに手を出したのは5年前の秋でした。
それまではLUMIX GM1→OLYMPUS E-P5と、マイクロフォーサーズを使用していました。
決まった被写体があるわけでもなく、ただ、日常を綺麗に撮れたら、ということでカメラを初めて、そのうち「単焦点レンズ」という存在を知りました。
OLYMPUSを使っていた頃、「45mm f1.8」(換算90mm)という中望遠単焦点レンズを買った時の感動を覚えています。背景がボケる。プロになった気分でした。それを使って人を撮った時、とても綺麗で、人を撮るのはありだなあと興味をもちました。
②RECOと富士フィルムへの出会い
そんなある日ネットサーフィンをしていてたまたま「RECO」という写真の記事が集まるサイトを目にして、オールドレンズを使った表現や、RAW現像でフィルム風に現像した写真などを知りました。
そこで多く使われていたのが富士フィルムです。もともとこのサイトを立ち上げた保井崇志さん自体が富士フィルムのミラーレス一つでフリーランスフォトグラファーになった人でもあり、富士フイルムのカメラに、興味が湧きました。
単焦点レンズに興味を持ち、中望遠レンズでボカして人を撮りたいという思いが強かった自分がまず興味を持ったのが「XF56mm f1.2 r」でした。なんせマイクロフォーサーズのf1.8でさえ感動した自分なので、APS-Cのf1.2は夢のようなスペックでした。
こうしてFUJIFILM X-T10とXF56mm f1.2 r一本で、その後今まで続く私の富士フィルムユーザーとしての日々が始まりました。
③ボケを生かしたポートレート撮影を重ねる
道具は揃ったので、あとは人を撮る。とは言っても撮影させてもらえるモデルさんも知らないし、はじめの頃は本当に苦労しました。作例が全くなかったのでセルフポートレートとか撮りながら依頼を待ちました。
そして、なんとか一人高校生の男の子から依頼が来て、1月の寒い日に念願の撮影ができました。それ以降、依頼を受けたり、自分からお願いしたりしてずいぶん多くの方を撮らせていただきました。
以下、5年前〜4年前くらいに撮影した作例です。
撮影技術なんか当時は(今もですが)無くて、ただ直感で撮ってました。
奥行きがある場所で、とりあえず日の丸構図で、ボカして、みたいなもんでしたが、モデルさんには本当に助けられました。ありがたいことに現在も定期的に撮らせて頂いている方もいて、本当に,感謝しかありません。
今はあまり撮影でもこのレンズを使ってなくて、主にXF23mm f1.4rかXF35mm f1.4rで撮影しています。しかし今見返しても、このレンズで撮影したポートレート、いいぞ!!となります。
ザ・ポートレートという焦点距離の85mm。うまく作品にするには工夫が必要ですが、全身入れてもこのボケ、ハマってしまいます。
また作品撮りで,使用していこうと、4,5年前の自分の写真に思わされました。
これらの作例で、XF56mm f1.2 rに興味を持っていただけたら私としては嬉しいです。
XF23mm f1.4のポートレート作例は↓