ZEISS IKON Ikonta35 フィルムカメラの3台目
こんにちは。FK3(フクゾー)です。
ジャンクで購入したフィルムカメラの使い方備忘録とテスト撮影を兼ねたカメラ紹介3台目はこちら。
ZEISS IKON Ikonta35(と言うらしい)。
1949年にレンズメーカーで有名なZeissのカメラブランドZeiss Ikonから発売された蛇腹カメラ。Tessar F2.8/45mmを搭載するものがあるそうだが、これはNovar-Anastigmat F3.5/45mmのモデルです。(Tessarのほうは赤色のTマークが入ってるみたい。)毎度おなじみの露出計なし、フォーカスは目測。
この状態から、前面上部のフックを外すとパカっとシャッターユニットが出てきます。巻き上げは底面に。巻き上げとシャッターチャージは別になってます。フィルムを入れて、巻き上げをしないとシャッターチャージが出来ないようなので、シャッターが生きてるかどうかもフィルムを入れてみないと分からないと言う代物。南無三。フィルム装填して空撃ち!「チッ」と言う小さなシャッター音。よし、なんとかシャッターは切れそうだ。シャッタースピードはどうだ?とB(バルブ)に合わせて切ってみると押してる間だけ開いた。だからと言ってシャッター全速大丈夫というわけでないけど、あとは撮ってみるしかない。
今回もテスト撮影はセコニックのフラッシュメイトで露出を測り撮影。フィルムはフジの業務用100。自分でスキャンしたままで未調整です。
これは。なんと言うかやたら絵画的に写るカメラなような気がします。この風景がそうさせてる感もありますが。レンズに曇りかカビがありそうですね。目測フォーカスなのでピンが合ってないのもありますが、柔らかめで、特に周辺は甘い感じですね。面白いカメラです。重量は少しありますが蛇腹カメラなのでシャターユニットをしまえば小さくなりますし、持ち運びしやすかったです。
フィルムカメラ3台目はZEISS IKON Ikonta35でした。
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