2022年夏、リモートツアーのススメ
きっかけ
Makkyさんに「OriHimeを乗せてドライブするのはどう?」と声かけてもらいました。
Makkyさんは、WheeLog!の街歩きイベントで優勝した時に同じチームメイトでした。
その時の様子はこちら。
WheeLog!というのは、バリアフリーマップアプリで、ときおりアプリを使った街歩きイベントを開催しており、現在そのアプリ開発のためのクラウドファンディングを行なっています。
#車椅子でもあきらめない #READYFOR #クラウドファンディング
OriHimeを乗せてドライブって?
Makkyさんは車いす乗りでありながらバイク乗りでもあるのです。
そんなMakkyさんのお誘いにのってドライブ実験をしようということになったのです。
テーマは
「OriHimeをぶら下げて、リモートドライブは成立するのか?」
そして当日
日本橋のカフェでMakkyさんと待ち合わせです。
日本橋のカフェとは分身ロボットカフェDawn ver.βです。
前日まで曇り模様でこの日も午前は雨だったのですが、午後からは快晴で暑いくらいでした。
Makkyさんのトライクは3輪仕様のバイクのことで、前輪二輪、後輪一輪のものを逆トライクと呼ぶそうです。日本には数台あるそうですが、車いすを積んで走るのは日本第1号とのこと。
OriHimeをどう乗せたらドライブ感が出るか、そして安全性も確保しつつなのでポジショニングなどもいろいろ試しました。
遠隔地からOriHimeにログインしてもらい、OriHime視点も確認してもらいました。
さあ出発です
走ってる時の振動で画面が揺れるのを感じて少し車酔いしそうとのこと。
また、前面にマイクをつけてしまったため、ある程度速度が出ると「バリバリ」とパイロット側のスピーカーが鳴り、会話が難しかったとのこと。
振動はどこかにアームか何かで固定するなどするしかないかもです。
マイクについてはマイク用の風防を付けるか、直接風が当たらないようにポケットにマイクをしまうなどの対策が考えられそうです。
到着
いろいろな課題はありつつも、目的地に着くと達成感あります。
この日の雷門は人手が多く、人力車に乗る観光客の方もたくさんいました。
賑やかなお土産屋さんに後ろ髪引かれつつ、次の目的地へ向かいます。
そして到着。スカイツリーは高かった。
僕らは新たなツーリングを見つけてしまった
リモートでもドライブができる、そう確信しました。
距離で言えば5.2kmで近距離とはなりますが、映えスポットを回る観光地めぐりはとてもテンションが上がるというもの。
この夏の旅行先としてリモートツアーはいかがでしょうか。
最後に、撮った写真や動画をつなぎ合わせて映画の予告編みたいなものを作りましたのでご覧ください。
※本編はございません。予告動画だけです。
動画の中で「日本に一台しか存在しない」と書かれているのはふじけんの勘違いでした。正しくは「(車いす搭載のバイクは)日本に一台しか存在しない」です。
OriHimeはこちら。