アプリリンク導線事例集(26サービス)
Webサービスユーザーからアプリユーザーにどう転換するかは各サービスの課題の一つとなります。
この記事では各社のアプリリンク(Web to App)導線を調査し、メモがわりにまとめておきたいと思います。
Creema
フリマサイトのCreemaはトップページの上部にアプリへの導線があります。
デザインは邪魔にならないカラーコードを利用しており、アプリで開くことのメリットを一言添えています。
また詳細ページの下部にはバナーを設置していました。
LOHACO
LOHACOはトップページ上部にアプリで購入することでポイントが多く付く訴求を行なっていました。
また直接ダウンロードリンクを踏むのではなくて以上のようなLPに飛びます。
アプリをダウンロードする前にユーザーに本当にアプリが必要なものかどうかを判断させる導線になっています。
キナリノ
食べログと同じカカクコムが運営するメディア「キナリノ」もWeb to Appのリンクがいくつか張り巡らされています。
導線はページ上部バナー、ページ下部のバナー、ページの下の固定リンクの3つがみられました。
また下のアプリで見るリンクはどのページ(記事詳細、記事一覧など)でも固定で表示される仕様でした。
リンクはいずれも直接App Storeに飛ぶ仕様でした。
Yahoo!オークション、Yahoo!ショッピング
YahooのEC系サイトとC2Cサイトについても導線を確認しました。
Yahoo!オークションでは、ページ上部にアプリへのリンクが出ていました。
バナーにはアプリを利用することでのメリット提示をした上で、利用するボタンは安心感を与えるためか青いボタンが採用されていました。
Yahoo!ショッピングは、ページ上部とページ下部バナーがありました。アプリで購入することでポイント2倍になることを強調しています。
minne
GMOが運営するminneは、トップページ上部にアプリをインストールする導線がついていました。
またページ下部とページ配下にはweb to app導線がそれぞれ配置されており、踏むと直接App Storeに飛ぶようになっています。
LOCARI
女性向けメディアのLOCARIもweb to app導線がありました。ページ上部にアプリへのダウンロードリンクがついています。SEOからアプリに流すチャネル導線だと考えられます。
また記事を保存しようとするとアプリのダウンロードリンクが出てきます。
リンクは直接App storeへのリンクになっており、adjustが発火する仕組みになっていました。
BUYMA
BUYMAはページ下部のバナーとページ下部の「アプリで開く」ボタンがWeb to Appのリンクになっていました。
また「アプリで開く」ボタンはどのページ配下でもついてきました。カラーコードはページ内のリンクと統一されており、邪魔にならない配慮がされています。
TRILL
女性向けメディアのTRILLは上部バナーや下部のボタンがない分、記事先頭にリンクをつけてみたり、下画像のようにランクにそれぞれアプリで見る導線をつけてみたりしています。
また、ページ下部にはWeb to Appのバナーも用意されていました。
バナーにもクリックしたくなるような見出しがついており、非常に工夫されているなという印象を受けました。
バイトル
dipが運営するバイトルもweb to app導線が確認できました。
ページ上部のバナーについており、アプリをダウンロードすることによるメリット提示はあまり書いてませんでした。
また、検索結果画面にも別のバナーがついてました。
アプリの評価を前面に押し出していました。
タウンワーク
同じバイトを探す系のアプリとして、タウンワークにもweb to app導線を確認しました。
TOPページ上部のバナーにアプリへの導線がついていました。
また、ページ下部にも大きなバナーを用意していました。
Wantedly
同じくHR系のサービスとして有名なのはWantedlyです。Wantedlyではサイトの入り口に大きくアプリへの導線を出しています。
また、job一覧ではページの上部にアプリへの導線があります。
ページ下部にもアプリへの導線を用意しており、どれもアプリによるメリット等は訴求していませんでした。
じゃらん
旅行予約サービスのじゃらんもアプリ導線が確認できました。
ページ下部に固定のバナーが出るようになっていました。
ページ最下部には別のデザインのバナーがついています。
suumo[スーモ]
スーモにもアプリへの導線を確認することができました。
ページ最下部にはアプリの紹介部分があります。アプリによるメリットはLPが作られていました。
一方でホームズにはWeb to Appの導線らしきものは確認することはできませんでした。
Expedia、Booking.com
旅行系の2サービスにもWeb to Appバナーがありました。Expediaはページ上部にアプリでの予約を促すバナーが設置されています。
またBooking.comは、ページ下部に導線をつけています。
どちらのサイトもアプリで予約することでサクサク完了することを打ち出しています。
Makuake[マクアケ]
サイバーエージェントが運用するクラウドファンディングサイトのマクアケ。
ページ下部にWeb to App導線を確認することができました。一方でfirecampにはWeb to App導線を確認することができませんでした。
クックパッド
クックパッドはWeb to Appに関して、あまり強い訴求を行なっていませんでした。
ページ下部にあるアプリ一覧の紹介部分がアプリへの導線となっていました。
ZOZOTOWN
ZOZOTOWNもアプリへの導線があります。ページ下部にあるZOZOTOWNとWEARへの導線です。
またお気に入りしようすると下部画像のような導線も出てきます。
Yahoo!
Webサービスの文脈とは少々異なりますが、Yahoo!のブラウザにもWeb to Appの導線がついています。
楽天市場
楽天市場はあまりWeb to App導線を強く主張していませんでした。商品詳細ページにある楽天市場アプリへの導線程度でした。
Target(海外EC)
オーストラリア・アメリカを中心に展開するEC「Target」は、ギフトカードの連携を中心としてアプリへの導線をつけていました。
あまり強くは訴求しておらず、副次的なものと考えられます。
SHOPLIST by CROOZ
SHOPLISTではページ上部にアプリへの導線リンクを置いています。
商品詳細には導線は確認できず、あまり強く訴求してないと考えられます。
4MEEE!
女性向けメディアを展開する4MEEE!はページ上部にアプリへの導線をつけています。
アプリの評価と、どこでも記事が見られるメリットの2つを訴求しています。
ぐるなび
競合であるぐるなびはページ上部のバナーという形でWeb to Appを進めているようです。
ただしユーザーセグメント的にアプリを利用するハードルが高そうな印象も受けます。
食べログ
食べログは少しずつUIを変更しながらWeb to Appへの導線を増やしている印象です。
店舗詳細でもアプリを利用することでのメリットを提示しています。
また検索結果ページに当たる部分でもアプリを利用することでランキングが見放題になる訴求を行なっています。
また最近ではポップアップが出るようになり、アプリへの移行をどんどん進めている印象です。
また、食べログはユニバーサルリンク施策も行っています。
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