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50代で“ひとり沖縄移住”を決意!元司法書士の挑戦と新たな暮らし

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「人生をもう一度リセットしてみたい」——こんな想いを抱いたことはありませんか?

今回は、50歳で単身沖縄移住を果たしたムロさんの物語をご紹介します。人生の転機を迎えたムロさんが、なぜ沖縄を選び、どのように新生活をスタートさせたのか。その背景には、背負うもののない自由な生き方や、新たな挑戦へのワクワクが詰まっていました。

50歳の自己紹介と沖縄移住のきっかけ

ムロさんは今年50歳。8月後半に那覇へと引っ越し、取材時点で沖縄生活は約2ヶ月が経過していました。

「暑かったけど、今はめっちゃ気持ちいい時期になってきて、そろそろ外に出ようかなって思ってます」と笑顔を見せるムロさん。10月中旬から11月後半にかけての沖縄は、気温も湿度も心地よく、外出するのが楽しみな時期です。

ムロさんは過去に一度結婚していましたが、現在はバツイチで独身。「守るものがないから、身ひとつで来れましたね」と語る彼の言葉からは、軽やかな自由さが感じられます。事実、彼は大きな荷物も持たず、スーツケース2つと段ボール3箱程度の荷物で沖縄にやってきたそうです。

民泊をきっかけに沖縄と出会う

「最初は民泊をやろうと思ってました」とムロさん。実は、沖縄移住のきっかけは“民泊ビジネス”への興味だったのです。

部屋を購入し、家具を一式揃え、いつでも民泊を始められる状態にしていたムロさん。彼は「たまに自分が息抜きできる場所が欲しかったんです」と話します。関東の生活から少し離れて心を整えるための“逃げ場”として、沖縄の拠点を構えたのでした。

ところが、昨年11月に初めて沖縄を訪れた際、その快適さと魅力に一瞬で心を奪われてしまいます。「働いてる場合じゃないな」と感じたムロさんは、仕事の計画をすべて白紙に戻し、「じゃあ、ここに住むか」と沖縄移住を決意したのです。

中卒から司法書士へ——波乱万丈の人生

ムロさんは「中卒」だと言います。高校には入学したものの、わずか3ヶ月で退学しました。「夏休みが終わった後に学校に行くのがイヤになって、行かなくなったんです」と、どこか照れくさそうに語ります。

そんなムロさんですが、なんと「司法書士」の資格を取得しています。中卒から司法書士への転身は並大抵の努力ではありません。「資格があるから、最悪どうにかなるだろうっていう安心感があるんです」とムロさんは語ります。

司法書士の資格を活かして関東で不動産関連の仕事をしてきた彼は、現在もその知識と経験を武器にしています。「沖縄でも不動産関連の仕事はありますからね。ゆくゆくはそれもありかなって思ってます」と、沖縄での新たな仕事の可能性にも目を向けています。

50代単身移住のリアル

ムロさんのように、50代で単身移住するケースは決して多くはありません。しかし、彼はそのハードルを軽やかに飛び越えてきました。

彼が参加している「オキナワビレッジ」のコミュニティには、20代から70代まで幅広い年齢層の人々が集まっています。「若い人がキラキラしてる印象があったけど、実際に参加してみたら40代や50代の人も結構多かった」と語るムロさん。実際、20代は参加者の中でも1割程度に過ぎず、年齢層は思いのほか高いそうです。

ムロさんも最初の2ヶ月は「店員さん以外、誰とも喋らない生活」だったといいます。しかし、沖縄での孤独感を払拭するために一歩踏み出し、「オキナワビレッジ」のイベントに参加。最初は人見知りだった彼も、気がつけば他の参加者たちと健康診断の話をするほどリラックスして楽しんでいました。

「インキャ(陰キャ)な自分でも、踏み出してみたら意外と馴染めた」という彼の体験は、多くの人に勇気を与えるでしょう。

まとめ:50代からでも挑戦できる新たな暮らし

50歳で沖縄に単身移住したムロさんのストーリーは、人生に「遅すぎる」はないことを教えてくれます。

司法書士の資格を持ち、民泊ビジネスから始まった沖縄との関わり。移住後は新たな人間関係を築き、地域のイベントにも積極的に参加しています。守るものがない自由な立場を活かし、「今が一番面白い」と語る彼の姿は、多くの人に勇気と希望を与えてくれるはずです。

「自分にはそんなことできない」と思っている人も多いかもしれませんが、ムロさんのように「やってみるか」と軽い気持ちで一歩を踏み出してみるのも、案外悪くないのかもしれません。人生の節目で新しい挑戦を考えている人は、彼の生き方をヒントにしてみてはいかがでしょうか?

「守るものがないからこそ、自由に挑戦できる」

そんな生き方も、これからの時代の新しい選択肢の一つかもしれません.

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たつろー|スローライフ沖縄移住者
沖縄おいで~