僕らはずっとあの頃と同じ
社会人になって4ヶ月が過ぎた。
自分は毎日、朝決まった時間に起きて決まった仕事をこなしている。
3月までは午前中に起きることすらままならなかったことを考えたら衝撃の事実だ。
この4ヶ月間、全く文章を書かなかった。
その数千倍プログラミングのコードを書いていた。
どうして文章を書かなかったのか。社会人としての立ち位置がよく分からなかった。
4月3日から外部研修で他社の新卒がたくさんいる中で3ヶ月ひたすら研修を行う。
ほぼ同世代しかいない環境で、社会人という意識はそこまで芽生えていなかった。
言うなれば「大学生と社会人の間の準備期間」だ。何も分からず大学時代にやっていたこととは全く異なる分野の勉強をすることは付いていくことに必死だった。その結果、自分の感情への具現化が薄れていった。
そうやって新たなことに取り組むうちに少しずつ感情を文字に起こすことができなくなっていた。
だからこそ4ヶ月文章を書くということから離れてしまった。それなりに人の書いたものは見ていたけど、それに対する自分の意見を可視化させる作業をしなくなってしまった。
その時はそれでもいいと思っていた。
思い込んでいた。
でも、それは思い込みでしかなかった。
文章を書きたい。結局その気持ちはいつまでたっても変わらなかった。
だからこれは3ヶ月間のリハビリとして記述する。
次にいつ更新するか分からないけど、それでも必ずまた書こうと思う。
あの頃と思いは変わらない。自分は自分の言葉で感情を書き起こすことしかできないのだから。