忍殺TRPGボスデータ「ローズル」&セッティング「英語禁止の事務所」
◆ローズル (種別:ニンジャ / リアルニンジャ)
カラテ 7 体力 7
ニューロン 10 精神力 10
ワザマエ 7 脚力 4
ジツ 7(カナシバリ) 万札 10
◇装備や特記事項
装備:なし
スキル:『連続攻撃2』『連射2』『時間差』『マルチターゲット』『ツジギリ』『タクティカル移動射撃』『キリングマシーン』
ジツ:『★★★トリックスター』『★★★不滅』『★★★即死無効と欠損部位即時再生』
『★★★トリックスター』: 現世とオヒガンをオーバーラップさせた上で世界のルールを書換えるジツ。
「その他の行動」として発動し、直ちに全てのキャラクターに「英語禁止」を付与する。
「英語禁止」を付与されたキャラクターが英語を使用した場合、直ちに【体力】もしくは【精神力】ダメージ1を受ける(選択制、回避不能)。
この効果はキャラクターの行動宣言にも適用される。
ローズルとは北欧神話に登場する神格「ロキ」の別名であり、彼はロキ・ニンジャその人である。いたずら好きで知られるこのニンジャは気まぐれにモータル、時にニンジャに悪戯を仕掛ける事で悪名高い。
『★★★トリックスター』は英語を使用したキャラクターにペナルティ(虚空から現れる影法師に尻を蹴られる)を与える危険なジツだ。
「トリックスター・ジツ!」 ローズルが叫ぶと、周囲に01ノイズが漂い始めた。「このノイズは……グワーッ!?」 ボブのニンジャは虚空から現れた影法師に尻を蹴られた! 「へへへ、今から英語を使ったヤツはケツにキックを……グワーッ!」 ローズルも影法師存在に尻を蹴られる! 「ウカツだったぜ……気を取り直していくぜ、グワーッ!?」 キック!ローズル悶絶!ニンジャマスターが『キリングマシーン』を宣言したせいだ!
『★★★トリックスター』の効果はプレイヤーの行動宣言にも適用されるため、例えば「キリングマシーン」などはペナルティの対象となる。そのため、ニンジャマスターは適宜日本語での言い換えを許可する事(例: キリングマシーン→ 殺戮機械)。言い換えを考えるのに時間がかかる事が予測されるため、時間制限を設けてもよい。なお、これらの効果はニンジャマスターにも適用され、そのペナルティはその時の操作キャラクターに負わせること。操作キャラクターがいない(例えば情景描写やダイスロールの説明など)場合はNM特権としてこれらは免責としても良い(PLが苦悩してるのを尻目にガンガン英語を使おう!)し、ローズルに負わせてもよい。
細則: 「これは仏語なので大丈夫」「私は以降中国語で喋りますね」などというプレイヤーが居た場合、「私が英語っぽいと感じたらそれは英語です」と言いながら尻を蹴りましょう。知識マウントによりテンポが悪化するのを防ぐためです。「为什么!?」「イヤーッ!」「哎呀(アイヤー)!」
「トリックスター・ジツ!」
ローズルはギャグシナリオ(グワーッ!)用のボス(グワーッ!)としてデザイン(グワーッ!)されており、「ヤクザの事務所」などの最奥に配置し、セッション(グワーッ!)開始と同時に『★★★トリックスター』(グワーッ!)を使用するのが望ましい(セッティング [グワーッ!]例は次項に示した)。このキャラクター(グワーッ!)を用いてプレイヤー(グワーッ!)のニューロン(アバーッ!サヨナラ!)筆者は爆発四散!
「ヴィクトリー!グワーッ!」
セッティング例:英語禁止の事務所
公式シナリオ「ヤクザの事務所」の「ブラックマンバ」を「ローズル」に置き換え、1ターン目に『★★★トリックスター』を使用する。まず間違いなくPCは応接間で攻撃対象に「クローンヤクザ」を選ぶ段階でニューロンを焼かれる。セッティングはこれだけだ。言うまでもないがこのセッションはビールを飲みながら行う事を推奨する。
ショットガンヤクザ「ザッケンナコラー!」
NM:彼はボブのニンジャにショットガンで射撃するよ。
ショットガンヤクザ「グワーッ!」 影法師がヤクザの尻を蹴る!
また、このセッションではNPCのセリフを多めにマスタリングする事。PCとの対話を増やし、英語を使わざるを得ない状況を作り出したり自滅したりしよう。
参考リプレイ:外来語禁止の事務所