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他人のふんどしで相撲とって、承認欲求を満たしている人に物申す!ーSNSでの写真UPを考えてみたー
今夜のフライトでドーハを経つ。あっという間の17日だった。
昨夜のクロアチア戦のnoteはまだ書けていない。
呆然として帰宅してお腹いっぱい夕飯を食べたら、少しは満たされたけど、それは胃袋。心は全く満たされなかった。何を書いていいかわからない。
今日1日街をぶらぶらして頭をクリアにできたらと思ったけど、まだ書けなさそうだ。
空港の残り時間や機内で整理できたらいいなとは思っている。
そんな中、昨夜呟いた下記の三笘薫選手と田中碧選手のツイートがバズった。
フロンターレサポではないし、2人に特別な思い入れがあるわけでもないけど、PKを外した三笘選手に駆け寄る田中碧選手にグッときた。スペイン戦のゴールが頭を過る。きっとこの経験が2人をもっと強くすると思う。新しい挑戦はまた次のステージで。 #サッカー日本代表 #FIFAWorldcup #Qatar2022 pic.twitter.com/UOMYmknzZ2
— FJまりこ(カタール🇶🇦⚽️いるよ) (@fjmariko) December 5, 2022
クロアチア戦のPK戦。日本代表の目の前でPKを蹴ることになり、目の前で観ることになった。
私の目の前で繰り広げられた、熱き友情のシーン。
真っ先に駆け寄った田中碧選手を私はコンパクトデジタルカメラでおさめた。聞いた話によると、テレビでもabemaでも映っていなかったシーンだという。
グッときたので、カタール時間の真夜中に写真を整理しながら呟いた。
朝起きたらものすごく反響があった。びっくり。
そんな中で、1通のリプが届いた。無断転載がされているというものだ。
この鷺沼兄弟の写真って@fjmariko さんが撮った写真の無断転載じゃん。。 https://t.co/gLVRhT4AbF
— 𝕞𝕒𝕣𝕦 𓃠 (@hach1warecat) December 6, 2022
この方は引用リプを送ったら速やかにツイートを消してくれた。
謝罪のDMもいただいたし、理解がある方だな、と思う。
問題はもう1人だ。
引用リプを送ってもダメ。リプを送り直してもダメだった。
時間を経て、ついに削除ではなく、鍵付きのアカウントになった。
消してくれればいいだけなのになぜ対応してくれなかったんだろう。
私の撮った写真は、私の写真なので、撮っていないあなたの承認欲求を満たすものではない。
それを伝えたかっただけなのに。
もちろん肖像権は選手にあるので、私が写真を使って儲けようとしたら私も非難の対象になるだろう。
でも、そういったことはしていない。
みんなに少しでもこの感動的なシーンを伝えたいだけだ。
実際にたくさんの人に見てもらってよかった。
もちろん個人的に保存して使ってもらう分には問題ない。
ただ、自分が撮ったかのように発信されることに納得がいかないのだ。
そのリプの中で「TikTokでは広まっていた、あなたの写真ではないのでは?無断転用されるのが嫌なら対策をすべきだ」というものがあった。
泥棒に入られたのに、お前が悪いと言われたような気分になる。
その後からあげる写真にはクレジットを入れるようにしたが、それもまたもやっとする話だ。
私の発信している写真については全て自分で撮っている。
人の撮った写真を載せることはない。
SNS全盛期で、人や公式が撮った写真を自分が撮ったように載せることが当たり前になっているかもしれない。でも、私はそれに対してものを申したい。
写真を撮った人に対して、リスペクトをいつでも持ってほしい。
今回相当もやっとしたので、この気持ちを記しておく。
■後日談
12月7日(約2日後)にもう一人ともDMでやり取りして、削除いただいた。
拡散に慣れておらず、Twitterの通知を切っており、私の引用リプ&リプに気づかなかったそうだ。
削除対応もせず、またこちらに連絡をすることもなく、いきなり鍵をかけられてしまったので驚き、私も上記のようなnoteを書いたが、私が推測したように承認欲求のためにやったのではないと返信をいただいた。本人から強い要望があったので、その旨追記する。
ただ、他人が撮った写真を無断で使用するリスクについては改めて考えてほしい。私は訴えないが、訴えられても仕方がない行動をしている。本人から度々謝罪の言葉はあったが、その後のやり取りについても結構な労力を要した。
帰国直後、疲れている中での対応は想像よりしんどいものだ。
自分が相手の立場だったら、という視点で考えてもらったらわかるだろう。私は無視したり、ブロックしたりしないが、そうする人もいると思う。
「誰でもやっていることなのになんで私だけ?」そう考えるかもしれない。
しかし、みんながやっていても、やっていけないことは、やっていいことにはならないのだ。