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つわりの時に私を救ってくれたアイテムたち
私は妊娠3ヶ月から5ヶ月頃まで、においづわりに始まり、食欲不振、便秘に悩まされていました。加えて不安で動悸がすることもありました。
そんな時に私を救ってくれたアイテムたちを紹介します!
誰かの役に立つかはわからないけれど、ひとりでも救いになってくれたら嬉しいです。
(ただこれらに効果があったのは私の場合であり、使用などについてはご自身でも調べられ、自己責任でお願い致します!やはり妊娠は十人十色で合う人合わない人いると思うので…おすすめしといてすみません!)
食欲不振を助けてくれたアイテムたち
◎チョコラBBシリーズ
チョコラBBシリーズには本当に感謝している。私のおすすめはスパークリングとローヤル。
どちらも飲めば気分不快が大体解消された。
チョコラBBスパークリングはカフェインが入っていないので食事が摂れない時や気分転換に飲むこともあった。1日1本と決めていたが、具合が悪い時は2本飲むこともあり、今もパッケージを見ると頑張っていたあの時の気持ちを思い出してキュッとなる。ちなみにピンクのパッケージのグレープフルーツ&ピーチ味が私は好きだった。
チョコラBBローヤルはカフェイン水和物50mg含有なので、ここぞという時のお守りにしていた。一度、気分が悪くて仕方がない時に飲んだら速攻で効果があり、本当に楽になったので、仕事中や結婚式当日など、飲んでも飲まなくてもお守りとして持っていた。
◎ビタミン剤(B6)
私は軽度の嘔吐恐怖症であるため、妊娠が発覚してからすぐに「つわり 効くもの」「吐き気 なくなる」などで検索を始めた。ビタミンB6がよいとの情報があり、理由も納得できたので購入した。私はNature MadeのビタミンB6を単体で飲んでいたが、マルチビタミンなどでもいいのかもしれない。成分表を見て何となく単体にした。
これのおかげで、つわりはこれくらいで済んだんだと思い込むことにした。実際、飲まなかったらどうだったかはわからないけど、気分は悪くなっても嘔吐をしたところは今のところない。
◎ファンタグレープ
これにもビタミンBが入っているらしく、一時期何も飲めないくらいきつい時でもなぜだか飲めて、ビタミンBが効く!という気持ちが強かったのもあるかもしれないけど、気分の悪さが和らいだ。
何故かつわり真っ最中でも飲みやすい味で、とにかく水分、糖分補給にはありがたかった。
◎スウィートマービーの飴
口の中がどうしても「不味い」時、飴を舐めたいけど舐めるだけ舐めてたら砂糖の摂りすぎになってしまう……という時に調剤薬局で見つけた飴。
スウィートマービーとは、砂糖の代わりに還元麦芽糖を使ったもので、砂糖よりは太りにくいもの、という私の中では認識。
小さいポーチに入れて持ち歩いて妊娠4ヶ月くらいまで大活躍だった。
◎電気毛布
私の場合は身体が冷えるとつわりがひどくなっていたのでお布団はあたためておくようにしていた。お布団に入ると温かさがじんわりと染み渡って身体も心も落ち着いた。
睡眠もつわりの症状に関係していたように思うので、よく眠れたのもよかったかもしれない。
◎夫の足マッサージ
これもアイテムとは言えないかもしれないけど、本当に効いた。
でも最初に書いておくと、主治医へ確認が必要であるとも言えるので、参考程度にしてもらった方がいいかもしれない。
気分が悪い時、食事が摂れない時、腕や手のひら、足の裏のマッサージをしてもらった。子宮を刺激するツボもあるため以前リフレクソロジーを少しだけかじっていた頃の教科書を持ち出し、できるだけそこには触らないように、消化器のツボを中心に軽く押してもらったり、撫でてもらうようにトリートメントしてもらった。ふくらはぎの裏もマッサージされることで血流がよくなるのか気分の悪さは解消された。
ポイントは、力強くではなく優しく、ゆっくりと、気持ちいいと思うところを中心にしてもらうこと。体位はお腹を圧迫しないようにすること。そして皮膚の摩擦を避けるために必ず植物性のオイルを使うこと。私はスゥイートアーモンドオイルを使った。匂いが辛くない時は、妊娠に影響しない精油も少しだけオイルに混ぜてもらった。
私はメディカルアロマセラピーの資格を持っているので夫に色々とお願いしながら進め、主治医にも確認をとって行った。私の主治医は「強くしなければ大丈夫。」とのことだった。
マッサージで私は体調を崩したことはないが、注意が必要なので医師へ確認したり、本当に軽くさすってもらうだけでもいいかもしれない。私の場合は嘔吐が怖い時、背中をさすられると嘔吐することをイメージしてしまって逆効果になるので手のひらや足の裏をさすってもらうことが効果的だったのかもしれない。
私は本当に救われて、今後、最近できていなかったメディアルアロマや途中で頓挫したリフレクソロジーの勉強をし直そうと思ったくらい。
便秘を助けてくれたアイテム
◎玄米
玄米がもしも食べられるならおすすめしたい。
食物繊維だけではなくビタミンB群が豊富。
ただ消化吸収に時間がかかるため胃腸が弱っている時はやめておいた方がいいし、匂いも独特なのでつわりで食べられない人も多そうなところではある。
しかし私は妊娠中期に入って玄米だけでは解決できない便秘に直面している。昨日から下剤を試している最中でもある。食事でも難しい時は薬に頼って、いきんだりすることを防ぐほうがお腹が張らないためにもいいとは思っているが、薬の前にできることとしてあげておく。
不安を助けてくれたアイテムたち
アップルウォッチ
不安からだとは思うが、時々動悸がするような気がしていた。
ちょうどアップルウォッチを買い替えた時期で、最新のものには心電図がとれる機能が付いていた。指先で心電図がとれるという、看護師感覚では「本当に?」という印象だったが色々調べているとアップルウォッチの心電図は日本国内で管理医療機器として厚生労働省から承認を受けているよう。心房細動を検出することもできるらしい。
実際に測ってみると、心電図がしっかりとれていた。
アップルウォッチをつけていることで普段の脈拍数もわかるし、呼吸数や睡眠時の様子も知ることができる。
職業病なのか、値を見ると安心できるので、つわりの中でも「大丈夫」と思えることは私の中で大きな支えとなった。
ちょっとドキドキするかも?という時に心電図をとるとそうでもないことも多く、気持ちの問題だと思うことができその安心感もあったのか、ドキドキすることも少なくなった。
うさぎ
一緒に暮らしているうさぎを見て癒しをもらう、「アニマルセラピー」の効果とはこういうことかと思った。
もちろん、普段から彼(うさぎ)には元気も癒しももらっていた。辛い時や悲しい時に寄り添ってくれる存在である。でも、今までにない体調不良の時に彼からもらう癒しは今までよりも大きく感じた。小さな体から大きな命の力を感じ、見ているだけで体にも心にもじんわり癒しが浸透するのを感じた。
また、つわりの時期、なぜか彼の匂いだけはつわり前と変化がなく、匂いをリセットしたい時にもふもふに顔をうずめさせてもらっていた。
書いてみると、目新しいものはなかったかもしれない・・・。
ただ、私はこれらのおかげで乗り越えられた場面がいくつもあった。
人それぞれ、「いちごに助けられた」とか「たこ焼きなら食べられた」など、自分に合った何かがあるのだけど、それに辿り着くまでが難しい。
私も、もがいている間につわりが終わっていった。
でも1番ありがたかったのは、夫の優しさだったかもしれない。
夫はつわりの期間は友人との外食も断り、仕事と買い物以外は家にいて、私のサポートに全力を尽くしてくれた。
一番近くにいてくれる人が「ゆっくりしてね。」と言ってくれること、きつい時に動かなくていいように家の中をまわしてくれることは本当に本当にありがたかった。
妊娠をふたりで支えているという感覚が、責任を半分持ってくれたようで、その後の妊娠生活も「一緒に過ごしている」という感覚を共有できているように思う。
つわりが終わったとは言え、今もたまに気持ち悪さを感じることもあるし、後期づわりというものもあるらしく、まだまだつわりとのつきあいは続きそうだ。
前期のつわりの時に救ってくれたこれらのアイテム、覚えておこうと思っている。