見出し画像

マメを育てる〜その7〜

どうも香川県三豊市で写真撮影・映像制作会社を営んでおります、
藤岡優(ふじおかゆう)です。

今回で7週目。我ながら頑張っております。
先週の続きを書いていきます!

【フリーランスとして独立】

2010年。
友人の結婚式ラッシュで映像制作の依頼を受け始めたことから、勘違いして独立した26歳の私。
平均して、月3〜5万円の収入。

どうやって生活してたかって?
親のスネをカジッてた?いえいえ。
学生時代から親のスネをカジり過ぎて流石にもうカジれません。

では、、、

そうです。はい。
当時の彼女(今の嫁)に食わしてもらってました。
簡単に言うと、ヒモです。

一生懸命やってもうまく行かないパターンのヒモではなく、、、
なんとなくやってて、ちょっと遊んだりもしてるから、うまく行かない事がわかってるのに、なかなかスイッチが入らないパターンのヒモです。
そう。ゴリゴリのヒモなのです。

そんな生活を続けること、約1年。
マリアナ海溝のような深い懐をもつ嫁(当時彼女)が改まって一言。

嫁(当時彼女)「ゆうくん。話が。。。」

私「え!?」ドキドキ、、、


嫁(当時彼女)「バイトとかしないの?」

そこで、私は「はっ!!」となります!

こんな当たり前の事を改まって嫁に言わせたこと。そして、一瞬私の頭を過ぎった「別れ話」。
私はすぐにバイトを探しました。

丁度、当時住んでたアパートの近くに新しくオープンするラーメン屋にアルバイトが決まり、
それからと言うもの、それまでのダラダラした生活を取り返すかのように朝から晩までラーメン屋でバイト。もちろん、たまーに依頼のくる映像の仕事もしながら。

ラーメン屋を頑張り過ぎて、3ヶ月くらい働くと店長から、「藤岡くん。ここの店の店長にならないか」とお誘いが。

恥ずかしながら、フリーランス映像クリエイターの僕はこの時心が動いてしまうのです。笑

元々接客業は嫌いではないし、何より月々安定した収入に心が穏やかになり、時間はないけど充実した日々に満足してました。
しかし、ラーメン屋の店長になるプランなど想像もしてなかったので悩んで悩んで、嫁(当時彼女)に相談します。

私「ラーメン屋の店長にならんかと言われて、悩んでる。」

嫁(当時彼女)「それはゆうくんがやりたい事じゃなくない?自分で映像の仕事やりたいんならバイトしながらでも頑張ってみたら?

そして私はまた「はっ!!」とするのです。
そうラーメン屋の店長なんて僕は全くやりたくないのです!!ちょっとした安定に満足して、挑戦する気持ちを忘れてしまっていたのです。

(そろそろお気付きの方もいると思いますが、私の嫁(当時彼女)はそう。神のような、もはや神なのです。)

それまでラーメン屋のシフトしか考えていませんでしたが、映像の仕事をするにはどうすれいいかをやっと考えはじめます。(遅すぎますが。)

これまで、お客さんから預かった写真を編集して映像を制作してましたが、写真の画質や写りなど素材が良くないと結局映像も良くならないと感じ、素材から作りたい(撮影がしたい)と思うようになりました。

撮影の経験などほどんど私がどうやって経験を積もうかと考えていると、僕の好き映像を作っているカメラマンのワークショップがあることを知りました。
もちろんそのワークショップは経験者しか参加出来ないのですが、、主催者に電話し無理にお願いし参加させてもらう事になりました。

そのワークショップではバリバリのカメラマンが全国から集まっていて、そこで出会った動画のカメラマンが写真も撮る事をしり、写真の勉強を開始。

そのワークショップで知り合った愛媛県のカメラマン(師匠)に撮影に呼んでもらい色々な現場を経験させてもらうなど、、

たった1つのアクションで、とてつもない収穫があり、どんどん動画の仕事が楽しくなって行きました。

走行していると一本の電話が。

相手「藤岡さんですか?」

私「あっはい。そうですが、、」

相手「〇〇結婚式場(地元の結婚式場)の〇〇と申します。」

私「あっ!はい!!!」

相手「〇〇家の婚礼で藤岡さんの映像を拝見しまして、当会場の商品として取り扱いさせて頂けないでしょうか?」

私「え!?あっはい!!!」

相手「詳しくは…」

なんと、友人の結婚式に作った私の映像が、地元の結婚式場の支配人の目にとまり、商品として取り扱いしてくれる事になったのです!!

そこから、ラーメン屋としてではなく、フリーランスの映像クリエイターとしての仕事がちゃんと動きはじめ、

「ラーメン屋店長候補 藤岡優」

改め、

「映像クリエイター 藤岡優」


になることが出来た訳であります!!



続きは、来週。
今週もありがとうございました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?