お散歩
こんにちは、fizfelisです。
忘れちゃうのはちょっともったいないので、各曲を作った時の裏話なんかを書き留めておこうかなと思います。
ということで、最初は処女作「お散歩」です。
この曲は、「ボカロPの始め方」の記事に詳しく書いたように、monaca:factory(10日P)の「作りながら覚える 3日で作曲入門」を読みながら、一日で書いた曲です。残っていたファイルを見たところ、2019/02/07が作曲を始めた日のようです。今のところ、コード先で書いた唯一の曲でもあります。
この曲のテーマは曲を書くことそのものです。一曲目を完成させることそれ自体を目的として書いた曲ですね。聴いていただければわかるのですが、コードとメロディが合ってなかったり、コードのリズムが曲と合ってなかったりと、結構粗が目立ちます。
しかしある意味で、その辺の拙さが初心者特有の味になっているとも感じます。私の曲の中では珍しく底抜けに明るい曲でもありますね。また、ピコピコしているベースを聴くと、ベースってリズム楽器だったんだなと改めて感じさせられますね。いつも力不足でその本領を発揮させてあげられず申し訳ない限りです。
曲先で作ったので、歌詞は後付けです。能天気なほどに明るい曲調に、まず「お散歩」というタイトルを付けました。猫ちゃんが呑気にお散歩してる様子が浮かんだからですね。そこから、連想する形で歌詞を付けていきました。実は「僕」が私で、「君」はこの猫ちゃんだったりします。特に「ねぇ 君はどこへ行きたいのかな」に対する「空を見上げる君の横顔」という歌詞から、じゃあ空へ行こうか、ということでこの曲の世界の中では空もお散歩に行ける場所にしちゃいました。Aメロで出てくる「道」はどうしたんだとかは、気にしたら負けです。
そんな感じで結構適当に作ったんですが、初心者にはビギナーズラック的ななにかが働くんでしょうか、なんだか不思議な魅力を放っている曲になったと私は感じていますね。
というわけで、初回は以上です。なんだかちょっと、当初の想定とは違った文章になった気がしますが、こんな感じで続けていきます。
それではまた。
お散歩 歌詞
ねぇ 君はどこへ行きたいのかな
僕は君とならどこへでも
まだ見ぬ世界はきっと
僕らの知らない道の向こう側
空を見上げる君の横顔
僕ら行こうか 空の果てへ
ねぇ 今日は違う道を歩こう
もう少し遠くまで行こうよ
どこまで行ったとしても
またここへ戻ってくるんだから
何も恐れず空を目指そう
雲を飛び越え 虹も超えて
君と僕ならきっと行けるさ
まだ見ぬその先
空の向こうへと
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