鈴木えみに憧れてダイソンを買った話
何を隠そう私は鈴木えみが好きである。
キッカケはなんかの流れでブログを読んだ時、mame kurogouchiというブランドのチャイナドレスを、台湾旅行で見事に着こなす姿に感動した。本当に美しかった。
鈴木えみになりたい
先に言っておくがこれは私が鈴木えみになるまでの物語ではない。
とりあえず手始めに、鈴木えみのチャームポイント、ぱっつん前髪にしてみることに。
思い立ったらすぐ実行したい私は引っ越ししたての綺麗な洗面所でセルフ散髪。
よし!綺麗に揃ったぞ。おまけに偶然縮毛矯正をしていてストレートヘア。ちょうどいい。自信満々で鏡を見たら、
おいおいおい待て待て待て待て
いや分かってた。ならん。鈴木えみにはならん。でもとにかく、鈴木えみの髪は美しい。私は憧れの人が使っているものはなんでも使ってみたくなる性分なのだ。
そんな時インスタで鈴木えみがダイソンの宣伝をしていた。
買うしかない!
と言いつつ誕生日プレゼントとして人に買わせてついにダイソンを手に入れた。
今まで最安値のドライヤーを使っていた私。美容室に行くたびに、家で乾かすとマリモみたいになるのに、美容室だとどうして綺麗に乾くんだろう…と不思議でした。色々調べてみると風圧が重要らしい。じゃあ天下のダイソンならさぞかし美しい髪になるだろう!
初ダイソン
そうして初めてダイソンを使う時がやってきた。
風圧と温度は3段階。もちろん最アツの最風で行く。
ンエーーーーーーー!!!!!!!!!
みたいな音がして一瞬怯んだ。でも覚悟を決めろ。髪の毛だけでも鈴木えみになるんだ。なれる。それくらいならなれる。
そして意を決してンエーーーを髪に当てる私
驚きの風圧!!!!
西川貴教の気持ちがわかる。今なら西川貴教の気持ちを30字以内で答えることができる。
しかも風圧すごすぎて滅茶苦茶髪の毛絡まる
誤って耳の穴に風が入ると鼓膜がやられる
本末転倒じゃん
ンエーーーーーーーからの怒涛の展開。なんなんだこれ。いやもうなんか本当に?意味わかんないけど「本当に???」という言葉しか出ない
色々試行錯誤して、上から当てたりすることにより耳に入ることも髪の毛が絡まることも無くなり、期待通りの効果が得られた。
めっちゃ速く乾くし、サラサラのツヤツヤ。
難しい算数のドリルを解いてきたかのような私のボンバーヘッドは見事におさまり、これ無しでは生きていけない体になった。顔はずっと麗子像だけどね。
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