超軽量で革命的な究極の断熱材と呼ばれるSUFA（スーファ）とは？

こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです！

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

長年、住宅に携わる仕事をさせていただいていると、自分が新築をした２０年前には考えもしなかった建築材料や商品、仕組みが実用化されたり、価格が驚くほど安くなったりしていることに気づきます。

例えば、IoTの技術で、家電がインターネット経由で外出先からコントロール出来たり、太陽光発電システムの導入コストが３分の１くらいになったりと、変化のスピードに驚きます。

超軽量で革命的な究極の断熱材と呼ばれるSUFA（スーファ）とは？

とりわけここ数年で、僕が一番期待しているのが、「SUFA（スーファ）」という超軽量で高性能な断熱材です。

これは住宅とって、まさに衝撃を与える、革命的な断熱材であると言っても過言ではありません。そこで、まだまだ僕も勉強中ですが、SUFAについて言語化をしておきたいと思います。

素材の９０％以上は空気で出来ている

SUFAというのは製品名で、そもそも１９３１年にスティーブン・キスラーという人によって発明された、エアロゲルという素材のことです。

「空気を固体化したもの」とか、「凍った煙」と呼ばれ、９０％以上が空気でできているという不思議な素材です。この素材を、ティエムファクトリ株式会社が京都大学との共同研究の末、現実的なコストで板状のエアロゲルを生産できる技術を発明し、SUFAと名付けたそうです。

エアロゲルは、NASAの宇宙開発に使われているほど、高い耐久性や断熱性能を持つことは知られていましたが、非常に高価な設備がないと作ることができず、さらに高品質の製品は価格が高すぎて、今まで市場に流通してきませんでした。



SUFAの圧倒的な特徴は３つ

SUFAの１つ目の特徴は、何と言っても高い断熱性能です。住宅の断熱材で使用頻度の高い「グラスウール」の約３倍と言われています。技術的には全くの素人ですが、もしこの断熱材が住宅に応用して使えるようになれば、日本の住宅の断熱性能は飛躍的にＵＰするでしょうし、世界でも注目されることと思います。

SUFAの２つ目の特徴は、透明であるということです。ティエムファクトリ株式会社のホームページによると、１ｃｍ厚で可視光を９０％以上透過するそうですから、住宅をはじめ車の窓ガラスの代わりに使用できるようになれば、夏も冬も更に快適に過ごせるようになるかも知れません。強度についても、窓であればガラスや防犯フィルムに挟みこめば、強度ＵＰもできそうです。

SUFAの３つ目の特徴は、とにかく軽いということです。これまで住宅用の大きな窓は、職人さんの負担も大きく、現場へ搬入するのも大変でした。SUFAが採用されれば工事もしやすくなりますし、車であれば軽量化も実現します。

最後に

実用化のメドが立ったとは言え、まだ僕らの目の前に、商品化されたものが届くのは、もう少し先のことになりそうですが、YKK-APさんが「未来ドア　アップデートゲート」という玄関ドアの商品化を目指して開発されているようです。

このような新製品は、発売当初は高くても、さらに量産化されれば価格が落ち着きます。数年後、もしかしたら住宅業界では、SUFAを採用した窓が主流になっていて、誰もが購入できる価格帯になっていたらいいですね。



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



それでは、また～＾＾/

２０２１年４月　守山市金森地区　完成見学会のお知らせ

【リアル or WEB完成見学会】家事楽アイデア満載の省エネ健康エコ住宅を公開！

■開催場所　：　滋賀県守山市金森地区
■開催日時　：　2021年4月15日（木）～20日（火）6日間
■開催時間　：　10:00～16:00まで
　　　　　　　（各日受付時間が異なります。ご注意ください!）

※完全予約制の見学会です。
※ＷＥＢご予約の締め切りは、2021年4月19日（月）17:00まで。

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