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子宮頸がん予防ワクチン救済接種率6%
2024年5月23日産経新聞より
子宮頸がん予防ワクチンの救済接種率が6%であったそうです。子宮頸がんについては、2013年公費での接種が推奨されていましたが、副作用の情報が出回り、政府の積極的推奨を取りやめました。
当時、発生原因のヒトパピローマウイルスは約40タイプの存在が知られていたが、そのうち子宮頸がんに影響するウイルスが13から14タイプに絞られました。日本はそのうち、16型、18型の2タイプに対応したワクチンを採用しましたが、これは子宮頸がん全体の70%の予防にとどまり、約30%の予防には効果を発揮できませんでした。
現在のワクチンは31、33、45、53、58型の5タイプに対応できるようになり、効果が上がりました。
9価ワクチンとは
現在使用されているのは9価ワクチンと呼ばれ、子宮頸がんの原因の80から90%に対応できるとされています。しかしながら、副作用は旧来のものと同等との評価でした。
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結構高い割合な気がしますが、この時期の副反応に対しては、医療機関全体で積極的に報告しようという雰囲気があったそうです。
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ちょっと見づらいですが、コロナワクチンの副反応と思われる報告件数の推移です。1回目接種から100万人当たりの報告件数はほとんど変わっていません。
ワクチンの基本は毒性を薄めたウイルスを体内に予め接種することで免疫力を高め、本番に備える行為です。感染率が高かったり、重症化が多いウイルスに関しては、副作用も含めて接種が必要かもしれません。
ただ、一つ言えるのは、自己免疫が正常に働くように、常日頃の生活習慣、行動を
一人一人気をつけて行くことも大切だと感じます。