家族でプチ人生会議
こんにちは
がんサポートナース 大野みすず です。
週末、一人暮らしになった実家の母親の所に
妹や姪っ子も集まって、女子会ご飯会でした。
ワイワイ話が弾む中、一人暮らしの母親が「ピンピンコロリと
いきたいわ」と言いました。
ピンピンコロリとみんな言うけれど、本当にそう?
これは難しいよ。だって当の本人はいいかもしれないけど残った家族は
大変よ!とわたしたち。
そこからは、みんな思ったことを言い合います。
良い悪いではありません。正しいとか間違いでもありません。
自分はどう思うか、どうして欲しいか。
それぞれの価値観があるので、色々な想いが出てきます。
とにかく延命治療は要らないからね。と母親。
管に繋がれたままではいやなの。
人工呼吸器もいらないわ。
胃ろうとやらもいらないし…
でもね、痛いのは嫌、絶対に嫌だわ。
お互いに聞きながらうんうん言うだけで、意見はしません。今の気持ちなのですから。
そして、わたしも痛いのはいや。あと苦しいのも嫌だから
酸素マスクはしてほしいかも。
へぇー、なるほどね。って誰かが言うことに、賛同したり
わたしは要らないって言ってみたり。
延命治療はしない、要らないって
どこまでなのか、何が嫌で、どうして欲しいかは家族でも全然違い
違って当たり前だし、違うことを確認できたことが収穫になった
そんな食後のひとときになりました。
元気な時にこそ、こんな会話ができます。
病気になったとき、余命が少なくなってからでは考える余裕がなくなります。
自由に自分の想いを話せることが大切なのです。
自分だったらと、自分の今の気持ちを誰かに聞いておいてもらうことも
大切です。自分のためにも家族のためにも。
もしバナゲームって知ってますか?
それこそ、もしもの時のための話し合いをこの36枚のカードを使って
考えたり話し合ったりするゲームです。難しい話もゲーム感覚なら
話しやすいと思います。
家族でも、友達同士でも、ひとりでも 一度だけでなく何度でも
その時々で考えも気持ちも変わっていけばいいと思います。
わたしは、もしもの話が出来ていたので、父親の看取りにも
随分役立ったと思うのです。
話題にし辛いこと、医療の場で聞きづらいこと、家族間でも
話しづらいこと ぜひがんサポートナースの私たちに
お聞かせください。
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