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365日色の話+ 有名な「ザ・キリング」知らずに観始め、最高のスリラー・サスペンスと出会いました!

映像が北欧風で、
一回完結のすごい刑事ドラマだと思い込み見始めたのです。
そうすると、一回完結ではなく、次に続き、一気見をすることに。
途中で止めることができないのです。

実話かと思うようなシリアスさで
俳優の演技が素晴らしい!
ストーリーも映像も息つかせない素晴らしい傑作です。

後で知ったのですが、
デンマーク制作のテレビドラマ。
言語もデンマーク語のようです。

デンマーク史上最高の視聴率を獲得し、
英国アカデミー賞国際シリーズ作品賞受賞した作品です。

舞台はデンマークの首都コペンハーゲン。
中心街には古い建物が整然と並び、
そこから少し離れるとのどかな自然の風景が広がる。
全編を通して、雨。雨。雨。

女性刑事サラ・ルンド
一人息子のマークを連れて、
スウェーデン人の恋人と共にスウェーデンに移住する予定でした。

ところが、
退職する日に少女の死体が発見され、
移住も延期。
後任の刑事イエン・マイヤーとともに
捜査を続けることになったのです。

サラはすぐれた洞察眼があり、
諦めない。
捜査のために一線を越えることもしばしばありますが、
そうするしかないと思ってしまいます。

少女の残酷な死によってもたらされた衝撃は
少女の家族、学校、現市長、市長候補。
さまざまな方向に波紋が広がっていきます。

その少女の父親が元ギャングの手下だったこと。
学校での生徒たちの秘密のパーティー。
殺された少女が
沈んでいた市長選挙候補の選挙カーのトランクから発見されたこと。。。

少女はなぜ殺されたのか。
少女と犯人の接点は。

さまざまな過去や
それぞれの家族の抱える問題。
それぞれの後悔。
市長選。
犯人が見つかったのかと思うと全く異なる悲しい事実が現れ。。。
また、一に。

その間、
恋人との約束の日が過ぎ、
退職を迫られているサラは
恋人のところに今日こそは行こうと
息子と一緒に、
結婚式の準備など待ちきれない恋人のもとに、
事件をおいて空港に全力で行くことにするも、
何度も最終の飛行機に乗れず。。。

保護者責任を放棄していると児童保護局の監察官が現れ、
説明しているうちに、息子はどこかにいなくなります。

失踪した息子を捜索していると
息子が2人を置いていった父親のところに行っていたとわかり。

その度にサラは追い詰められます。

サラ自身、里親を転々とした人生で、
子どもに対する固執心や
精神的に追い詰められるところがあるのです。

相棒のイエンは以前は薬物中毒。
姉に育てられた刑事です。
サラと関わり、変わっていきます。

次第に息子とも仲良くなり
サラを助けてくれます。

ドラマは少女の事件を巡り
憶測が憶測を呼んで
みんなが疑心暗鬼に。

サラが政治や利権の壁をすり抜け
犯人に近づいていきます。

事件の真相はこういうことか
と驚き、
最後はちょっと救われることも。

本格派スリラー・ミステリーが好きな方は
ぜひ、観てほしい
素晴らしいドラマだと思います。


「ザ・キリング」の吹き替えの名前や地名は
分かりやすくするためか、
アメリカの地名、名前に変えられ、
デンマークの原作とは異なっているかもしれません。

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