３６５日色の話　ドラマ「小吉の女房」天真爛漫な貧乏旗本の妻役の沢口靖子さん愛らしい！すべてがいい感じです。

婿殿である、トラブル続きの勝海舟の父、小吉を古田新太さん。
「小吉の女房」である徳川家直参の旗本・勝家の家付き娘、
母を沢口靖子さん。
麟太郎（勝海舟）を鈴木福君。
そして、矍鑠とした江波杏子さんのおばば様。

音楽、テンポ、物語、
すべてが面白く、人情に溢れ、
見た後に、気持ちがよくなります。

「小吉の女房」は2019年1月11日から放映されたNHKBS「BS時代劇」。
現在再放送中です。
何度でも、また見てしまいます。

朝ドラ「ゲゲゲの女房」大河ドラマ「八重の桜」
「コウノドリ」の脚本家、
山本むつみさんのオリジナル脚本。

勝海舟を育てた型破りな夫婦を描いたホームドラマ時代劇です。

お信は両親を早く亡くして、
おばば様に育てられました。
おっとりしていますが、
やるべきことには小吉も驚くほどの信念でやってしまいます。

小吉とは幼なじみで、
小吉を信頼しているのです。

お信は、貧しい勝家のやりくりを
ひたむきに行い、小吉を支えます。

小吉を信頼し、支える天真爛漫なお信を演じる
沢口靖子さんの声も表情もしぐさも立ち居振舞いも
すべてが愛らしくて
見惚れてしまいます。

お信の小吉思いの姿が微笑ましい！

おばば様からは、婿殿の小吉がなかなかお役目に付けず、
不甲斐ないと、いつも言われますが、
それを明るく受け止めながら、聞き流します。

小吉の頑固さと正義感、
不器用なところ。
喧嘩っ早いが一応筋は通っているところ。
酒が飲めないところ。

だんだん愛らしく見えてきます。
小吉役の古田新太さん、いい味を出しています。

音楽がいい！

毎回いろいろありますが、
すべてが善良で、日常的で
ユーモアと人間愛に浸ることができます。

お信を見習いたい！
お信のようになりたい！
どうすればお信のようになれるのでしょうか。

第一話
「旦那様は就活中」
第二話
「麟太郎、出世する」
第三話
「お信の書き置き」
です。

第二シリーズもあり、
再放送も何度か。

ぜひご覧になって、
「小吉の女房」の世界を味わってみてください。

にっこりしてしまうと思います。