あなたが求めているのはマッサージですか？治療ですか？〜慰安と治療の違い〜
マッサージや整体など専門家の方々によっていろいろなご意見があるかと思いますが、当院が思うところを書きたいと思います。
・マッサージなどの施術ですが、大きな枠でいう『慰安』に当てはまる行為となります。慰安＝疲れた体「労る」、痛い身体を「慰める」となるのでしょう。ここには、『症状の回復』や『治療』を目的になっていません。疲労回復や心身のリラクゼーションなどは慰安に当てはまるわけです。
・治療は文字通り、治すこと。症状回復や治癒を目的にしています。ここでは逆に、疲労回復やリラクゼーションなどは目的になりません。
当院に来院する患者さまにも、いろいろいらっしゃいます。おおまかには二つのグループ分けにできます。
➀痛いと訴えるが…症状や状況ちゃんと伝えることができない方。ちゃんと治そうとしない方。
極端な例ですが、認知症の方などになると痛みは訴えるが、どこがどう痛いかを伝えるのが困難な方。痛い、けどどこが痛いか、なにが痛いかわからない。そして、病院でレントゲンなど検査してもらい痛いところをみつけてもらうことで、結果がわかって安心する。そういう方もいるようにも思います。とある病院で『歳だから』といわれ、症状を受け入れて。もちろん、どうしようもない状況や症状もあるのは重々承知していますが、何でもかんでも歳のせいにしていいのかな？と疑問が残ります。
よくある例えですが、『仕事なんだから痛くてしかたない…』みたいに症状の回復を優先できない方。痛み止めなどで症状を抑えて、無理して仕事をする。その場をどうしても乗り越えなければならないことってありますよね。そうなると、目の間の『痛み』の緩和させることが、目的になってきます。『治療』ではなく『慰安』が大事になるということ。神の手のように、一瞬にして組織が治ることも身体が元通りになることはないので。となると、施術をする立ち位置では『慰安』。患者さまからすればとても大事な大事な施術行為。
ただ、『治療』ではないことをちゃんと患者さまも施術者もちゃんと理解しておかないといけないことです。仕事できなければ食べていけなくなる。それは、重々承知しています。練習に参加できないとレギュラーに選ばれなくなる…気持ちとして妥協できないことでしょう。では、万が一…があったらその後の人生はどうするのでしょうか。パフォーマンスは落ちるし、やりたいこともできなくなる。それこそリスクの高い人生のように思えます。それが治せる症状であるならば、それは治すべきものであることも併せて理解しておくべきことです。臨床でよく見受けます。『今、目の前の人生しか見ていない方々を』
②症状や状況をちゃんと伝えることができる方
本当に治したい人は、痛いところをちゃんと伝えることができて、何をするべきか、行動を取る。できうる限りは治療を優先にして、治すための行動（自己管理）をしている。
もちろん現実的な問題もある。力仕事で安静が保ちづらい。そうであれば、どうやって最大限回復を促すため・安静を保つために、どうやって庇うか、どうやって固定するか、どう休ませるか。患者さまと相談して解決の糸口を探し、実行していかないといけない。
症状が伝えづらい方には、自宅で症状を書いてきてもらったこともありました。どれもこれも、最終的には患者さまが治そうとする努力。そうすると、症状の回復が見えてくる。
上記の方には『治療』が必要になります。治すことを優先にしているのですから、慰安ではいけません。回復過程には、スムーズに回復する方もいれば、紆余曲折する方もいます。フローズンショルダーみたいに、いくつもの症状を１部位に抱えてしまい、『症状が移る』なんていう方も普通に見受けます。こういう方には、玉ねぎに例えて症状を一つ一つ対処していくことが大事なんですよと。それに合わせた施術をしております。どの症状もひとつひとつに向き合うことは、とても大変なことだと思います。蓋をできるならしたいことでしょう。その大変なことを乗り越えた先には『治癒』が待っています。
当院では薬や手術などの手段はなく、鍼灸のような施術もなく、物理療法・運動療法・手技療法にて対応しております。
こうやって書くことで、当院の仕事が明確になるかと思い書いてみました。
当院の紹介は下記をご覧ください。
※写真はスターバックス高崎上中居店。もうすぐクリスマスですね(^^)
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あなたは本気ですか？変わりたいあなたのために。
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～誰でもトレーニングで夢を～
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