【開業したい人必見】経営者はやりたくないことこんなにやってます10選

今日は経営者は普段、何をしているのか、また何をしなくてはいけないのかをお話したいと思います。

面接でもよく「早くトレーナーのレベルを上げて独立したいです」みたいに言われるんですけど、ぶっちゃけ、トレーナーのレベルと経営のレベルって、まったくやることが違うので、トレーナーのレベルが上がっても、経営のレベルが比例するわけではありません。

これはみんな頭ではわかっているはずなんですけど、いざ、自分が独立のために勉強しようとすると、トレーナーのレベルを上げることに注力する人が多いと思います。悪いことじゃないんですけどね。

また私はお客様とかトレーナーとか、はたまた異業種の人とかとかと会うと、めっちゃ暇そうにしていると言われるのですが、まぁ自分でも言ってるけど。普段、どんな業務をしているのかをざっくりまとめてみました。


①窓口業務
まずはお客様の全対応。でこれ、セッションという意味ではなくて、お電話がかかってきた時の予約の受付、キャンセル、問い合わせ、その他、営業電話、クレーム対応等、パーソナル事業のすべての窓口業務を自
分でやってしまっています。

整体事業に関しては、急な予約が入る可能性も多いので、店舗のセラピストにお願いしております。

窓口業務はトレーナーに振ることもできるのですが、4店舗くらいでしたら自分でやっていてパンクするレベルにはないので、とりあえずは自分でやっています。

②経理
すべてのお金の管理ですね。
ここはやっぱ怖いんですよね。
特にサブスクの事業は一気に数百万とかのお金が入ったりするので、トラブったら一気に崩壊するおそれもあるので、ちょっと慎重になっているところがあります。

具体的にはパーソナル事業の月会費の設定やそれがきちんと決済になっているか、また家賃や電気代、備品、あちこちの支払いですね。

あと従業員の給与計算かな。

③地道な広告更新
これは例えばTwitter、インスタ、 Facebook、tiktok、Googleマイビジネス、ジモティ、インディード、求人ボックス、で3月からホットペッパービューティーの求人サイトが新しくスタートするので、それもすでに契約済みなので、それも。すべて毎日更新しているわけではないですが、まぁそれなりに数はありますよね。

無料で使えるツールはなるべく試してみるのがいいかなと。

④ポスティング
ポスティングはまた今度話しますけど、ポスティング業務結構好きなんですよね。ひたすらYouTube聞いたりインプットしながらチラシをポストに入れるだけなので、インプットの時間としてとても重宝しています。

⑤スタッフのシフト管理
バイトリーダー的作業ですが、これも大事ですよね。

⑥スタッフのケア
意外とこれは大事な業務だなと思ったのはこのスタッフのケア。

例えばウチのトレーナーの場合は、多くが開業希望だったりするので、その相談というか、質問されて答えられるものを答えたりとか、あとウチはあんまりないんだけど、マッサージ屋の社長さんなんかは、しょっちゅうスタッフの話を聞いてあげて、色々やってます。それを抱えてる100名近いスタッフあちこちから連絡くるのを全部ケアしてて、これは超人だなと思いましたけど。

⑦トラブルシューティング
トラブルシューティングは2種類あって、一つはスタッフ同士、もう一つはスタッフとお客様。

例えばトレーナーAとBがいて、AがBへの不満を、BがAの不満を言ったりとか、人と人が仕事をすると、そういうボタンの掛け違いみたいなものは必ず生まれるんですよね。

人によっては「挨拶なかった」みたいなのを俺に言われたこともあるし。いや、じゃあお前が先にしろよって思ったけど。

まぁそういう時のトラブルシューティングもそうだし、対【自分】の場合でも、自分がミスする可能性もあるんだから、そういう時に助けてもらえるようにっていうのは常に考えてますね。

先日は俺がセッションした時に、ちょっとこれ終わったら隙間時間でご飯食べれるなと思って、お客様のレンタルウェアを更衣室に入れっぱにして、急いで出てしまったとかあったし、人間、忘れちゃうことってあるんですよ。

Twitterで見たけど「会社は社長の器以上には大きくならない」って書いてあって、まぁたしかにそうかもなぁとか思いました。

続いてスタッフとお客様の場合。例えば、お客様からスタッフに対してクレームがあったりした場合、今後、ジム自体を続けていただけるようであれば、希望があればそのスタッフをNGにしたり。でNGにした場合、まったく同じ空間にいたくないパターンと、2枠で別の人を見ている分には問題ないパターン。前者だった場合は、そのお客様が来る時間帯はそのスタッフを別の店舗に行かせたり、場合によってはあがらせたり、その日は出勤させないとか、ケースバイケースで対応しています。

まぁよっぽど粗相がなければNGはなかなかもらわないですけど、一つの失言で嫌われる場合もあるので、こればっかりは私も100%完璧かと言われるとわかりません。

逆にスタッフがお客様をNGにする場合、これは他にトレーナーがいればその人に振れますが、いなかった場合は私が対応したりとか、数は少ないですが、まぁそういう場合もあります。

まぁこれはそういう時にスタッフには言うんですけど、独立開業したら基本的にお客様は選べないから、苦手だなと思うお客様を克服するのも必要な時がくるでって。はたから見たら出禁にすればいいって思うかもしれませんが、よっぽど余裕のある店舗じゃなければ、大切なお客様であり売上なので、そう簡単には出禁にできないと思います。あきらかな迷惑行為があれば別ですが、感覚的に苦手だから今後は出入り禁止でとも言いにくいですしね。

⑧発注
これは今は足りないっていう報告をもらったら発注するっていう感じなので、そこまで負担ないかな。Tシャツやタオル、グローブ等の交換時期なんかもセンスが問われるかなと思います。

⑨近隣テナントやビルオーナーとの調和
まぁこれもしょっちゅうあるわけではないですが、近隣テナントとか、ビルオーナーさんとかは遭遇したら、向こうが忙しくなければなるべくお話するようにしています。
まぁ情報交換とかもありますが、やっぱトラブルが起きるのは、相手のことをよく知らないから起こるパターンも多いのでね。
入居した時は半径100mくらいはなるべくご挨拶に行くようにしますし、地域密着でやるようなビジネスはこういうのかなり大事だと思います。

⑩急な稼働
昨今、コロナによって「ちょっとでも調子悪いやつは休め」っていう意識が強くなりましたよね。

スタッフがもし急に体調が悪くなってしまった時とか、複数店舗でダブルブッキングしてしまった時、今まであった休みたいですランキング上位だと「明日歯医者の予約忘れてたんでお休みしたいです」っていうのが1位かな。
すでに予約入っていたりすると、自分が動ければいいですけど、そうじゃない時は最悪、お客様にリスケをお願いしたりとか。

そういう部分で、いつでも動けるようにしておきたいので、なるべく身体は空くようにしています。なので普段は暇人っちゃ暇人です。

こんな感じですかね。

この10個の項目って、トレーナーのレベルを上げてもほとんど上がらないと思うんですよね。

でしかもこれって座学の勉強で学べることは少ないので、開業したい方はなるべく早く開業して、経験則で学んでいくのがいいのかなと思います。

まぁ参考にしてみてください。

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