パート6日目

見えてきた内情

ブランク約五年弱
育児で偏ったメンタルのストレッチとしては、かなりのものだった…

前職とは別世界の食品関係という職種

衛生面という絶対的基盤がそびえ立つなかでの、分刻みの業務

飛び交う声、移動は早歩き、初日で早口が移り、ずっと頷いてるのでもげそうになる頭
ぶっつけ本番で現場にて教わるため、教わることは点でしかない
いつ、点が線に変わり面になり、身につくのか
わたしの脳内はミクロとマクロが光の速度で行き来している

余計なことを考える暇などないはずの約5時間あまり

振り返ってみればまず沁みてきた部分は同僚のキャラだった

わたしがもし漫画家なら、という具合で(もちろんだけど)全く異なるひとりひとりが浮き立って見える

ひとによっては、ペンのタッチや背景をも変えたい
否、脳内なら如何様にも変えられる
…描いたこと、ないけど


キャラ①かつて目指してたのは演歌歌手さん
キャラ②ボスキャラを声色で中和させるリーダー
キャラ③体格から滲みでるバッチコイオーラの中性的社員
キャラ④気づけば会話の中心、でも誰の意見も取りこぼさない優しい小さめ母さん
…などなど

毎度色んなストーリーが描けそうなほどに棲み分けられたキャラの持ち主が集まっている

日を追うごとに疲労がとれないままに至るが、そんなまとめが勤務に向かう緊張を少しだけ緩めてくれる
疲弊したわたしの脳が勝手に動いた、生存本能のひとつであると思う

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