カラオケ
皆はカラオケは好きだろうか。
私は歌うことが好きだ。
もちろん下手の横好きではあるのだが、やはり大きな声を出すのは気持ちが良い。
好きな音楽を聴くだけでもストレス解消になるのに、ノリノリで歌い出したら気分上昇間違いなしだ。
カラオケには採点システムがあり、有名な「DAM」と「JOYSOUND」には精度が高いシステムが搭載されている。
歌の上手さが数値として出るのはモチベーションにもなるし、単純に歌が上手くなりたい人には参考になるシステムだろう。
さて、この採点システムなのだが中々辛口で、最初に採点されると余程才能がない限りは70点台がそれ以下になる。
音程の正確さはもちろんのこと、「ロングトーン」「ビブラート」「しゃくり」「こぶし」「安定性」「リズム」など、多岐にわたる項目がある。
カラオケには歌の上手さだけでなく、点を上げる小ネタなどがあり、知識の差でも得点が変わる。
例えば「抑揚」という項目があるのだが、大まかにいうと"サビ"を大きな声で歌い、それ以外は普通以下の声量で歌うようなニュアンスだ。
これを単純に自分で声量を調整するのではなく、マイクとの距離を調整することによって「抑揚」をつけるやり方がある。
つまり、サビの部分はマイクを近づけて、それ以外は離し気味に歌う感じだ。
こういった小ネタを使うことで、歌の上手さ関係なく得点を底上げすることができる。
これで大体70〜80点台になるだろうか。
次に楽なのは「ビブラート」だ。
これはフレーズの最後の部分の声を揺らすことだ。
分かりやすい曲だと、中島みゆきの「地上の星」あたりだろうか。
「風の中のすばるー」と歌うのではなく、「風の中のすぅ〜ばるぅ〜」といった感じに「ー」を「〜」に変えるのだ。
これは慣れが必要だが、意識すれば比較的簡単にできる方だと思う。
練習方法などは調べてもらった方が正確なので、ここでは触れないが是非点数を上げたい人はチャレンジしてみて欲しい。
これで大体80〜80後半点台だろう。
私が90点台以上になった方法なので、一般的なやり方ではないが、「DAMボイストレーニング」でブロンズレベルを認定されれば、もう90点以上は取れるはずだ。
90点台になると、一緒にカラオケに行った人に褒められることがほんの少しだけ出てくる。嬉しい。
1番大切なことを書き忘れていたが、「歌い慣れた(聞き慣れた)曲で挑戦する」ということだ。
歌詞がうろ覚えだったり、お手本の歌手がどのように歌っているのかを覚えていなければ、歌うことに意識を集中させることができない。
よってヒトカラなどで、同じ曲を練習することも必要だ。
ストイックな話になるので、「自由に歌いたい」という方はやらなくて大丈夫だ。
そもそも採点システムはストレスにもなり得る。
上手く歌おうとしすぎて緊張したり、歌うこと自体にストレスを感じるようになったりする。
こうなってしまうと、ストレス解消にもならず本末転倒なので、カラオケに嫌気が刺してきたら採点システムから離れるのが良い。
私も程よく採点システムと付き合いながら、上手に楽しく歌いたいものだ。