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ドロップアウトストーリーズ。(23部)
12月10日
11時、本山のスタジオに到着。「啓斗おはよー、宜しく頼むぜ。」オウ、任せろ。嘉穂ちゃん、おはよー、今日もよろしくね。「啓斗くんおはよー、宜しくね。」30分ぐらい絡んだ。ご機嫌を取る為に、口内発射は、やめといた。嘉穂ちゃん、喫茶店行く?「行こうか。」亜子ちゃん、行ける?「行けます。」40万受け取った。嘉穂は、カルボナーラを、亜子は、焼きそばを、私は、ミックスピザを注文。食後は、皆んな、アイスコーヒーを飲んだ。嘉穂ちゃん、彼氏できた?「まあ、贔屓にしてる、ホストは、いるよ。」「へー、嘉穂さん、ホスト好きなんですね。」「まあ、暇つぶし。」年上?年下?年下ってポイけど。「正解、年下。」もう、クンニぐらいは、させてるの?バター犬みたいな。「そうね、バター犬に調教するか。」そうそう、簡単にセックス迄すると、ホストは、調子に乗るから。「亜子ちゃんは、彼氏居るの?」「いえ、残念ながら。」「啓斗君で、良いじゃん。」「はあ、おじさんはちょっと。」「啓斗君、中年太りしてるけど、見た目は若いよね。」まあね、中年太りしてなければ、少しはマシなんだけどね。あのさ、やっぱり、老人ホームの経営、名古屋に1つ建てるだけに、しようと思う。「どうして?」俺は、50歳ぐらいで、死ぬような気がしてきてさ。ちょっと前迄は、92歳迄は、生きれる自信が、あったんだけど、よくよく、食生活悪いとか、運動しないとか、鑑みると、長生きは、無理だと、気付いた。「はー、なるほど。」名古屋に、一軒は、50歳迄には、建てようと思う。一億あれば、多分いける。6、7人収容の、小さい老人ホーム。「それだったら、土地代入れても、一億あれば、いけそうだね。」嘉穂ちゃんと、亜子ちゃんは、そこに入ると良いよ。名前は、鴉と鳩の家。「私が鴉で、亜子ちゃんは、鳩みたいだな。」良く気付いたね。まあ、後、7年あるから、ゆっくり10人、女優さん、紹介してね。「AV男優の寿命も、50歳ぐらいかもね。」そおゆうこと。俺は、インポになるか、フニャチンになる頃に、潔く、地獄に行く。「地獄なんだ、笑える。」「なんで、地獄なんですか?」天国に行けると思ってて、地獄に行ったら、ショックがデカいから。「なんか、現世的な思考ですね。」15時帰宅。
12月11日
朝、ギターを持って、名駅近くの、(紗絵)の働いてる、喫茶店に行った。紗絵は上戸彩に似て、めちゃくちゃ可愛いから、おじさん達は、嬉しそうだ。アイスコーヒーのモーニングと、サラダと、ホットドッグを注文した。凄くフランクな店で、暇をみては、紗絵は、私の向かいの席に座り、スマホを弄っていた。漫画を見てるようだ。おじさん達は、やたらと、チラ見してくる。他に男がいる方が、男は、燃えるかもしれない、心を、紗絵は本能で、察知しているようだ。へん、可愛い女には、既に、男がいるのさ、的な。9時30分、英光社(高橋)から、着信。「上杉さん、おはようございます。今、少し、よろしいでしょうか、先ずは、文学賞をとった、来世かくありたい、が、出版される事になりましたので、後、こんな世界かも、が、120万部売れましたので、その印税が、来週中には、振り込まれます。」だいたい、幾ら入るんですか?「7千200万です。」ありがとうございます。紗絵ちゃん、ちょっと聞いて、本が売れて、来週、7千200万振り込まれる。「えー、凄い、おめでとう。」紗絵ちゃんに、これからも、宜しくと言う事で、100万あげるわ。「えー、嬉しいけど、私も、貯金、そこそこあるよ。」いいよ、いいよ、老後の貯金にしてくれれば。「ありがとう、そうする。」老後は、2千万、あった方が、いいらしいし。「そうなんだ。」じゃあ、また、スグに来るね。「うん、またね。」10時、名駅西口で、弾き語り。13時(Miru)と、遭遇。Miruちゃん、久しぶり。どこ行くの?「サイゼリヤで、食事するところ。」俺も一緒に良いかな?「うん、良いよ。」Miruは、イカスミパスタとサラダとドリンクバー。私はドリヤとチキンとドリンクバーを注文。彼氏できた?「できない。」じゃあ、Hは、してないの?「さあ、それは、どうかな。」多分こりゃ、してないな。「ブー!」歌詞書いた?「書いたよ。」見せて味噌。
曲名 悔しさをバネにする
どうしても 生きていれば 悔しい思いをする事がある それは嫉妬なのか 妬みなのか 嫉みなのか できれば 美輪明宏さんみたいに 毅然としていたい
特に もっとお金があれば こんな惨めな思いはしないのにと 悔しい思いをする事が多々ある この世は金 やっぱりある程度 お金が欲しい
男は欲しいけど 嫉妬されると 邪魔に思うから 1人が向いている まだ、21歳 若いから 焦りはそんなにない しかし あっと言う間に オバサン おばあちゃんになるから できる事を精一杯して 毎日過ごして行きたい 悔しさをバネにするんだ
Miruちゃん、頭良いね。凄く良かった。21歳になったんだね。誕生日はいつ?「8月24日。」じゃあ、誕生日プレゼントに、歌詞書いてみるわ。良かったら、ディープキス、1分させて、ちょうだい。「どこが、誕生日プレゼントやねん!」まあ、まあ、良いではないか。
曲名 キスしたい
Miruちゃんの唇は 柔らかそうで キラキラとしていて とても魅力的だ もしもMiruちゃんとキスできる奴が居たら そいつは 世界一の幸せ者だ
その世界一幸せな男に 私はなるんだ 彼氏でも 旦那でもない そこらに居る 野良犬だけど 運だけはピカ1の 糞ったれだ
Miruちゃんとのキスは 1分間に及んだ 私は勃起してしまい Miruちゃんは 乳首が立った この勢いで ホテルにしけこみたいが もう大人のMiruちゃんは そんなに甘くない キスだけじゃなくて オッパイも揉みたかったな あーあー 今日は夢精するな
「これでは、ディープキスは、無理だな。」フレンチキスなら、良いの?「私の誕生日プレゼントでしょ、そんなのは、無し。」Miruちゃん、髙島屋に、いい感じのジュエリー店あるから、10万以内の物、指輪でも、ネックレスでも、イヤリングでも、好きなの選んで買って良いよ。「え!マジ、ありがとう。」まあ、世話になってるから、その、お礼だよ。また、俺を買ってくれたら、また、お礼は、キッチリするよ。髙島屋に行った。ネックレスと、イヤリング、併せて8万5千だった。17時帰宅。
12月12日
15時(香代子)にLINE。今日行きます。(莉子)にLINE。今日店に行くね。21時、クラブ香代子に入店。「啓斗君いらっしゃーい。」「やあ、ダーリン。」香代子さん、ドンペリの種類なにがあります?「ロゼと、ゴールドがあるよ。」ふーん、ロゼが、15万、ゴールドが、30万ね。じゃあ、ロゼは、香代子さんと飲む。ゴールドは、莉子ちゃんと飲む。良いかな?「わーい、太っ腹。」「なんか、良い事あったの?」まあね。初めて出版した本が、120万部売れた。「なんか、凄いのは、なんとなく解る。」「じゃあ、啓斗君、本が売れて絶好調、で、歌詞を書けば。」よし、莉子ちゃんも、一緒に考えてね。
曲名 本が売れて絶好調
羽振りが良くなるなんて 我が人生であるとは 思っていなかった 今日は香代子さんの店で ドンペリロゼとゴールドで祝杯 金は天下の回りもの 景気が良い時は パーと使わないとね
お金の心配は 暫く無くなった しかし 人生はまだ長い お金は有り余るぐらい あったら 精神的に 安心である
ロマンス詐欺にあった頃が懐かしい あの時は 貯蓄が少なかったから 少ない被害で済んだ 甘い話には裏がある 投資とか株とかギャンブルをする事なく コツコツ堅実に 稼いで行こう 詐欺師の皆さん 私はカモにはなりません さっさと生き地獄を喰らって 反省して 更生しようね
うーん、まあ、こんなもんか。莉子ちゃん、ゴールド美味しい?「そうだね。美味しいよ。」やっと、莉子ちゃんの、客らしくなれたよ。また、いつも通り、次からは、響きに戻るけど、莉子ちゃんは、飲みたい物、飲んで良いからね。「響きも高級なお酒だよね。」まあ、そうだね。莉子ちゃん、今日は、Hしたい気分?「特には。」したい時あったら、教えてね。「そんな事、言えるかな〜。」チャットモンチーか、ベビーメタル歌ってよ。「良いよ。」次は、篠原涼子と、華原朋美歌って。「良いよ。」私も、ミスチル、長渕剛を歌った。会計45万5千。0時タクシーで帰宅。
第1巻は、これまで。次回は第7章から、第2巻に続く。