【毎日日記】新年の始まり、心機一転

新年の仕事始め。
朝の空気は冷たく、心もどこか重たかった。
協力会社の方々を迎え入れる業務があり、説明や手続きに追われていると、時計の針はあっという間に昼を過ぎていた。実装作業を終え、動作確認に取り掛かるも、思わぬ壁にぶつかり、気づけば退勤時間を過ぎていた。

年末には多くの部署が遅くまで残業していたのに、年始の今日は皆、足早に帰路につく。退職代行サービスの利用者が増えているという話を耳にする中、こうして日々の業務に向き合っている自分を、少しだけ誇らしく思う。帰り道、冷たい雨が頬を打ち、仕事始めからの憂鬱さを一層深めた。

髪を切ったことで、同僚から「失恋でもしたの?」と冗談めかして言われたが、そうではない。新たな気持ちで頑張ろうという決意の表れだ。年末年始をだらだらと過ごしてしまったと反省していたが、帰り際に先輩も同じようなことを言っていたので、少し安心した。時の流れは早く、気づけば歳を重ねているのだろう。だからこそ、一日一日を大切に過ごしていきたいと、改めて心に誓った。

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