未経験からトラックドライバーへ！運送業の面接で確認しておきたいこと

こんにちは。

今日は未経験から運送会社へ転職を考えている方へ向けての記事を書いてみようと思います。経験がないけど、トラックドライバーになりたい！という方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。

私がこれまで経験してきた運送会社・トラックドライバーの仕事に関する記事はこちらからご覧いただけます。

求人への問い合わせ

私は現在、中型免許までしか持ってませんが、求人を見る中で興味を持った会社があると、それが例え大型ドライバーの募集だったとしても、４トン車での募集はないか問い合わせたこともあります。
そもそも所有車両が大型ばかりで４トン車はないという会社もあるし、可能性としては低いと思いますが、私自身それで実際に入社したこともあるので、それも一つの手ですね。

面接の際の注意点

面接時の服装

運送会社の面接は作業着の方がやる気が伝わって好印象という話も聞いたことがありますが、私自身はとりあえず毎回スーツで望んでいます。

面接で確認した方がいいこと

①事故時の免責はどうのように決まっているか。
過失割合や修理費用によって賞与がカットされる等、会社によって様々。万が一の時のことを考えて確認しておいた方が良いです。

②給料は経験が一番浅い方で手取りどれくらいもらっているか。
入社して自分がもらえる給料はどれくらいか知るため。総支給額でも良いと思いますが、個人的には手取り額の方が分かりやすいので聞くようにしています。

③どんな荷物でどんな積み込み方か
荷物や会社によって全て手積み、リフトでパレット積み、カゴ車積み、天井クレーン積み等、積み込み方は様々。
積み込み方法によって毎日の体にかかる負担が左右されます。平ボディだと天井クレーンで積むから負担が少ないかな？と思われるかもしれませんが、シート掛けは想像以上にキツイです。

④担当車はあるか。
一人一人決まった専属のトラックがあるかどうかですね。
乗り回しだと自分の荷物の積み替えが面倒だし、他の人も乗るとなれば結構気を遣います。タバコのヤニで汚れた車内で一日過ごすのは非喫煙者からしたら良い気持ちがしないですよね。
あとはテキトーな人が居たら乗りっぱなし、やりっぱなしで他人のケツを拭かされる、なんてこともあるので個人的にはできれば担当者があった方がいいな〜と思いますね。

⑤社会保険は入社初日から加入できるか。
入社初日から加入できれば良いのですが、試用期間中は加入できないという会社もあるので確認しておいた方が良さそうです。

⑥直受けの荷物はどれくらいの割合あるか。
直接もらっていれば正規の運賃が入るけど、間に他の会社が入ってたりして２次受け、3次受けとなればその分運賃は安くなるし給料にも影響してきます。
面接を受けたのがたとえ大きな会社でなくても、大手の会社から直接もらっている仕事が多ければ多いほど会社の収益は高いでしょう。

⑦給料日はいつか
一般的には15日締めの25日振り込み、という会社が多いと思いますが、月末振り込みや稀に振り込みが翌翌月になるという会社もあるようです。
給料が振り込まれた後の生活費引き落としなら問題はなさそうですが、これが逆になるパターンもあり得るので確認しておいた方が良さそうです。

面接以外で見ておいた方が良い所

面接となると大体は営業所の事務所であるかと思いますが、その際に許可をもらえたら構内環境（車庫や停まっているトラック）を見てみてください。

以下は個人的主観にはなりますが、こういう環境だったら良いなと思うポイントをまとめてみました。

・構内がトラックが行き来するのに十分なスペースがあること。
→ 狭いと身動きが取りにくく建物や他の車両と接触しやすくなる。会社へ戻ってきて気を遣いたくない。
・地面が砂利ではなくコンクリートであること。
→ タイヤの溝に挟まらないため。砂利や土だと雨が降った翌日は地面がぬかるんでタイヤ周りが汚れるし、夏場は砂埃ですぐ真っ白になるから。
・インタンク（自社給油所）や洗車機があること。
→ なかったら帰社前にどこかスタンドへ寄ることになる。
・整備工場があり、整備士が常駐している。
→ 何かあった時に帰ってすぐに診てもらえる。

こんな感じかな。
これらが全部揃っている環境は少ないとは思いますが…。

また、保有するトラックが現行モデルだといいですが、年式がかなり古いオンボロトラックばかりしかないとなると不安になりますね。（会社貧乏なのかなぁと）
見た目だけで言うと、ビックサムとかレトロなトラックも可愛くて好きですけどね（乗ったことはない）

また、従業員駐車場に停まっている車によっても収入の良さ・悪さがなんとなく分かったりもしますよね。古い型の軽しか停まってない会社だと、給料あまりもらえないのかなぁと思ってしまいます。

おまけ

面接で確認しておいた方が良いポイントをまとめてきましたが、未経験で面接へ行くと説明されてもピンとこなかったり、想像がつかないことは多いと思います。
面接官にとっては当たり前になっているからわざわざ詳しく説明してくれなかったり、初めて聞く業界用語がたくさん出てきたり…、そんなこともあるかもしれません。

なので面接対策をすると共に、業界のことや業界で使われている言葉をネットで調べてから行くことをオススメします。
今ではSNS等で多くの人が発信しているので、それらも参考にして望んでみてくださいね。

終わりに

私自身、これまで運送会社への面接は４社受けた経験があります。その経験を元に今回の記事を書いてみました。
その４社受けたリアルな経験談はこちらの記事でまとめているので、もし良ければこちらもご覧いただけると嬉しいです。

今日も読んでくださりありがとうございました。