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自己紹介~福島へ移住~

はじめまして、坂内恒介と言います。
noteの初投稿です。私のことを少し書きます。

普段の仕事は、通信会社でプロダクトマネジメントをしています。
家族は妻と娘3人。にぎやかな毎日を送っています。

福島に生まれ育った私は、いま神奈川に住んでいます。
多くの方(特に家族)の協力を得て、来年の4月に福島へUターンすることを決めました。

移住には多くのリスクがあります。家族とは議論を重ねました。
考えたことがあったとしても、実際に行動に移せる方は少ないと思います。
私がどのように移住を進めてきたかも少しお話しします。

震災で感じた親しい人と離れて暮らす違和感

私は高校まで福島県の会津、その後大学で宮城に住んでいました。
学業を終え、無事東京の会社に就職が決まり、上京することになります。

私が就職をしたときは2011年4月。
東日本大震災の直後です。

インフラも十分に復旧しない。家が全壊した親族もいました。
震災の爪痕が残る中、家族が大変な時に上京し働き始めます。
当時は少し後ろめたさを感じていました。

仕事とはいえ家族と離れて暮らさなければならないことに違和感を感じました。これが本当に自分が考える理想の生活なのかと…。
この時からいつかは移住をしたいと漠然と考えていたのです。

リモートでも働けるを追い求める

就職したのは通信会社です。
これも縁かもしれませんが、離れている場所同士でも映像・音声をつないで会話ができる、”テレビ会議”のサービスを扱っている会社でした。

「このサービスがもっと普及すれば日本中どこでも暮らせるのに」と思ったものです。
しかし、当時のテレビ会議サービスは非常に高価でした。

専用に会議室を用意し、接続装置をテレビをつなげて組み上げます。
モノによっては1つの拠点で数百万もの金額になります。それを複数拠点に導入しなければならないのです。

ウェブ会議も出始めていましたが品質が十分ではありませんでした。パソコンで会議をするという考えは浸透していません。
一部のグローバル企業などが、海外とやり取りをするためにテレビ会議を導入していたという感じです。
日本において、"リモートでの会議"、そして"リモートで働くこと"はまだまだ一般的ではありませんでした。

そこに、転機が訪れます…

コロナでリモートが普通の世の中に

2020年、世界中でコロナが広がります。

半ば強制されたリモートワーク。
皆慣れていない中で毎日ウェブ会議を行っていました。
嬉しくない出来事ではありましたが、一気にリモートの会議サービスが使われるきっかけとなりました。
私自身も自宅にこもってパソコンにかじりついていました。

ほぼ100%のリモートワーク。その中で気づきます。
「離れていても仕事はできる。福島に戻っても働けるんじゃないか?」
思い立った私は、家族に移住の提案をしました。

懸念をあげればキリがないのですが、当時の私はあまりに必死だったのでしょう笑。
最終的に同意してくれた家族には感謝しかありません。

地方で農業をやりたい

私が地元への移住をしたい理由は、家族と一緒に暮らしたいというだけではありません。

農業にチャレンジしたかったからです。

私の実家は農家です。
米・菊・しいたけを栽培していました。

働く両親を見て、大変な仕事だなと思ったこともありました。
一方で、工夫しながら自分たちの裁量で自由に働くことができる農業は魅力的でした。

両親の仕事を手伝う中で、農作物を育てること・収穫することの面白さに気づいたのです。
軽い手伝いのつもりが、黙々と農作業に没頭することもありました。

都市部で生活していると農業の体験をすることはほとんどありません。
お金を出してイベントに参加しなければならなかったりします。

私が両親と農業をしてきた思い出は何物にも代えがたいものがありました。
家族の絆はそこで芽生えたと思っています。
その経験を自分の子供たちにもさせたい。これが私の願いです。

人生いつ何が起こるか分かりません。
やりたいことがあれば、思い立った時すぐにやるべきと思ったのです。

地方での暮らし・農業を発信

私のnoteでは地方での暮らし・農業について発信していきたいと考えています。例えば次のようなトピックです。

地方での暮らしについて

  • 移住のメリット・デメリットは?どんな悩みがあるの?

  • 都会に住んでいた人が地方で暮らし始めると何が起こるの?

農業について

  • 農業ってやっぱり大変なの?

  • 農業ビジネスのアイデア

自ら経験することで、移住については多くのハードルがあると実感しました。家族も含めいまだに悩み・心配事は尽きません。
いま移住を考えている方がいらっしゃれば、このnoteが参考になれば幸いです。

また、農業のリアルなところもお伝えしていきたいです。いくつかの農業ビジネスアイデアも練っていますので、自ら考え試行錯誤したことを伝えていければと思います。

多くの方に見てもらい、コメントいただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします!




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