鏡のオラクルカード（フランス語編）を読む

今日選んだカードは
「Fécondité（フェコンディテ）=豊穣、生殖、繁殖、肥沃」

さて、このカードから読み取れる
メッセージは・・・・・？

カードに描かれているのは、出産間近の女性の
絵です。
このカードの解説書によると、全般的な意味では
豊穣の知らせ、内面の創造性や生産性の高まりを
示しているそうです。

では、もう少し、詳しく見ていきましょう。
まず、女性と赤ちゃんの表情に注目、
赤ちゃんの顔が安心で満たされていて、
母親である女性は、とても落ち着いて愛情深く
子供を包み込んでいます。
出産までの長い待ち時間がもうすぐ終わり、
新しい命を送り出す準備が整っている、
そんな顔つきです。
それから、女性の右腕がハープと一体化していて、
右の乳房と楽器の先端が繋がっていますね。
これでハート部位の鼓動が腕から、ハープのように直通で赤ちゃんに届けられます。
ハープの弦は１５本、愛と調和を表す数。
弦楽器を奏でる音、つまり振動が波となり、
その波動によって、心を震わす美しい音色が
この赤ちゃんに愛として届けられている、
だから、こんなに安心しきっているのでしょう。
　この子は豊かさの象徴、今まで時間をかけて
創ってきたものがゆっくり育ってこんなに
大きくなりましたね。
後は世に送り出せば良いだけ、と読み取れます。
今、この子は愛に包まれており、
至福の瞬間にいるようです。
そして、この赤ちゃんには二重の陰が付いていて、どうやら強い加護にも包まれている様子。
先祖であるとか、何か血の記憶のような、
代々受け継がれていくものがこの子を
守っている感じ。
何も心配する事はないですね。
この子のように安心して、
愛に包まれているだけで、もうすぐ内側で培って
きた豊かな創造物が独りでに誕生するのでしょう。
ここで、このカードからのメッセージ、その１
「安心して待つ。焦らず、考え過ぎず、
気負い過ぎず、ゆっくりした気持ちで波動を整えて待ちましょう。あなたの創造性が開いて
世界に出るのはもうすぐです。」

そして、この女性の背景を見ると
まず、満月、それから水色の空、白い雲、
そして穏やかな波が立ち、空の白い雲を映している美しい海が見えます。
月は陰陽における陰で、女性を現わします。
まさに月満ちた臨月を意味し、
女性性の現れである受容性、つまり自然界の不可算の恵みをふんだんに受容しているさまが
見て取れます。

それから・・・
女性の右側を
林檎がゆっくりと降りてきていますね。
これも豊かさ、収穫を示していると思います。
林檎は豊穣を意味する果実です。
この絵ではリンゴの数は９個に見えますが
上方から、また降りてくるのでしょう。
その様子は落ちてくる、というよりは、
林檎たちがお揃いで喜びながら
舞い降りてくる感じ。

このカードからのメッセージ・その２
「葉っぱ付きの艶々した丸い、
新鮮でおいしそうな林檎が
手を伸ばせば、すぐに取れるように、
この豊かさ、つまりご褒美が
こんな風に受け取れるのでしょう。もうすぐ♡
楽しみに待っていましょう。」
とても良いですね。

このカードのお陰で
今日はご機嫌で過ごせそうです♪
では、また次回。