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愛とか②

「名取さんに嗅いでもらえるの・・
ずっと待っちゃってました・・・」

「あせとせっけん」©山田金鉄 講談社

前回僕ぁ、まー要約すると、男女の愛なんてのは愛情関係というよりかは所詮リスペクト関係に過ぎない、なんて冷めた事を書いてたのだけれども、、

今日アテクシ、ブックオフの20%セール最終日に行ったんです。正月から毎日仕事で(&スマホ内のエロ動画ファイル整理等で)忙しくて行けてなくて、今日も仕事だけど午前中の空き時間に、ようやく行ったんです。

お目当てはガルシアマルケスの「百年の孤独」の文庫本。これが昨年出てたのは知ってたので、そろそろブックオフに流れて来てもいい頃合いかなあ、と。そしたら狙い通りあって、ホクホク顔で漫画コーナー物色してたところ、好きな漫画を見つけたのです。


「あせとせっけん」です(今回見つけたのは9巻と11巻ですが、表紙画像が一番好きな5巻を埋め込みました)。これ基本的にブックオフの100円コーナーで集めてたので、後半の巻がそろってなかったんすわ。それがなんかおまけ漫画付きというレアな状態で売ってたので、こちらも2冊ゲッツして更にホクホク顔になった次第。しかしまた同時に、はっ・・!!と思いました。
「ああー、あせとせっけん・・、これがアタシ本来の男女関係の理想だったはずじゃない?いつからアタシは愛の理想を失ってしまっていたのかしら・・・!?」と。

まあ、お話と現実は別ものですよ、確かに。しかし、自分の愛の理想を思い描き、それを愛の目標にするという行為が無為なものとは言いません。言わせません。仮にもしも、現実のステディ関係な二人の男女が、それぞれに「あせとせっけん」を愛の目標としていたとしたら・・・、

今日も明日も同じ様に、明日も明後日もしあさってもヤナサッテも同じ様に、14日後も15日後も、99日後も100日後も、277日後も278日後も同じ様に、相手の身体の匂いそのものを馨しく味わい、いとおしくてたまらない気持ちでうなじにキスをする日々が、日々日々同じ様に絶えずいとおしく馨しい日々が日々日々あり続けるのだとしたら・・
そりゃあもう、幸せな愛の日々ですよね。

逆に言うと、なぜその様な単純な幸せの日々のまま人は過ごせなくなるのでしょう?二人の間に、一体全体何がいつからどのように、6W1H、起こってしまうというのでしょう???

これもまた、愛の七不思議のひとつと言えるのかもしれません(適当)。次回はそこを分析し、対策を講じたいと思います。

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