鍼灸院経営に役立つ!ロジックツリーシンキングとピラミッドシンキングの使い方
こんにちは!美容鍼灸師のはるなです。
普段は美容鍼灸院を経営し、施術も行っています。私の美容鍼灸院では、肌や体調のお悩みを抱えているお客様に、少しでもリラックスしていただけるように、そして美容と健康をサポートできるように、毎日全力で施術をしています。
でも、最初の頃は正直なところ、経営についてほとんど知識がなかったんです。最初は「お客様に満足してもらえたらそれで良い」と思って、ただひたすら施術をこなす日々でした。しかし、院が少しずつ大きくなってくると、「このままで本当にいいのか?」という不安が湧いてきて。経営に必要な知識を身につけないと、長期的に成功し続けるのは難しいと感じ始めたんです。
そんな時に出会ったのが、YouTubeで学んだ「ロジックツリーシンキング」と「ピラミッドシンキング」という2つの思考法。最初は「こんな方法で本当に役立つのかな?」と思っていたんですが、実際に取り入れてみるとすごくシンプルで、効率的なやり方だったんです。経営だけでなく、施術の改善やスタッフとのコミュニケーションにも大いに役立ちました。
今では、この2つの思考法が私の仕事の進め方に欠かせないツールとなっています。具体的にどんな場面で使っているのか、どう役立ったのかをブログでシェアしたいと思います。もし、経営やビジネスに悩んでいる方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。シンプルながら効果的な方法なので、すぐにでも取り入れられると思います!
ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです。

ロジックツリーシンキングとは?
まず、ロジックツリーシンキング(Logic Tree Thinking)について説明します。これは、問題や課題を「ツリー構造」で分解し、複雑な問題を視覚的に整理していく手法です。ツリーというのは木のように、枝分かれしていくイメージを持ってもらうとわかりやすいと思います。
ロジックツリーの特徴
ロジックツリーシンキングの特徴は以下の通りです。
・問題を分解して整理できる
大きな問題を細かく分解することで、何が問題なのかを明確にしやすくなります。
・トップダウン型のアプローチ
まずは大きなテーマからスタートし、それをどんどん細かい要素に分解していきます。枝分かれしていくように、問題の本質を掘り下げていける点が特徴です。
・問題解決の過程を整理するのに有効
複雑な問題に直面したときに、その問題を解決するためのプロセスを整理し、具体的な行動に落とし込むことができます。
ロジックツリーの使い方
ロジックツリーシンキングを実際にどのように使うか、具体的な例を挙げてみます。たとえば、美容鍼灸院の経営において「売上が減少している」という問題に直面した場合を考えてみましょう。
1.問題の中心となるテーマを設定
「売上減少」が問題の中心となります。
2. 問題を枝分かれさせる
次に「売上減少」というテーマを、いくつかの要因に分解します。たとえば、「商品が不人気」「価格設定が合わない」「販促活動が足りない」などが考えられます。
3. さらに要因を分解する
例えば、「商品が不人気」という要因をさらに細かく分けて、「ターゲット層が絞りきれていない」「品質が低い」「競合の方が魅力的」といった具合に、細かく分解していきます。
4.各要因に対して解決策を考える
それぞれの要因に対して、解決策を考えます。例えば、「ターゲット層が絞りきれていない」のであれば、ターゲット層を再定義して、それに合わせたプロモーションや商品開発を行う、などのアクションを決めます。
このように、問題を細かく分解していくことで、どの部分に問題があるのかを明確にし、解決策を見つけやすくなります。
ピラミッドシンキングとは?
次に、ピラミッドシンキング(Pyramid Thinking)について説明します。こちらは、結論を先に提示し、その後でその結論に至った理由や証拠を積み上げていく手法です。結論を最初に示すことで、相手に論理的に納得してもらいやすくなります。
ピラミッドシンキングの特徴
ピラミッドシンキングの特徴は以下の通りです。
・結論を最初に述べる
結論を先に伝えることで、相手に話のポイントがすぐに伝わりやすくなります。
・理由や証拠を積み上げていく
結論を述べた後、その根拠や理由を順番に説明します。この積み上げる形が、論理的にわかりやすく、納得感を高めます。
・プレゼンや報告書で非常に有効
上司への報告やプレゼンテーションなどで、結論を最初に伝えてから詳細を説明するスタイルは、非常に効果的です。
ピラミッドシンキングの使い方
ピラミッドシンキングを活用する場面を考えてみましょう。たとえば、新しい施術を導入したことで売上が増加したとします。これを報告する場合に、ピラミッドシンキングを活用できます。
1. 結論を最初に述べる
「新しい施術メニューを導入したことで、売上が増加しました。」と結論を最初に伝えます。
2. 理由や証拠を積み上げる
その後で、「施術メニューの多様化が顧客層の拡大に寄与した」「ターゲット層を広げるためにSNSを活用した」「広告予算を増やして、認知度を上げた」など、具体的な施策を順番に説明していきます。
このように、結論を最初に述べ、理由や証拠を積み上げていくことで、相手に納得してもらいやすくなり、説得力が増します。
ロジックツリーシンキングとピラミッドシンキングの違い
ここまで説明してきたように、ロジックツリーシンキングとピラミッドシンキングは、それぞれ異なるアプローチを取ります。それぞれの特徴と使い方を踏まえて、両者の違いを整理してみましょう。
アプローチの違い
ロジックツリーシンキング問題を細かく分解していくトップダウン型。問題の原因を深掘りしていくため、主に「問題解決」に役立ちます。
ピラミッドシンキング
結論を最初に提示し、その後で理由を積み上げていくボトムアップ型。主に「結果を報告する場面」に役立ちます。
使用シーンの違い
・ロジックツリーシンキング
主に問題分析や解決策を見つけるときに使用します。たとえば、売上減少やスタッフのパフォーマンス低下など、原因を掘り下げて解決策を導く場面で非常に効果的です。
・ピラミッドシンキング
結論を先に伝え、論理的に理由や根拠を説明したい場面で使用します。たとえば、上司に報告する際や、顧客に施術効果を説明する場面で役立ちます。
どちらを使うべきか?
どちらの思考法を使うべきかは、シーンに応じて決まります。例えば、複雑な問題を解決したいときはロジックツリーシンキングを、結果や結論を伝えたいときはピラミッドシンキングを使うと良いでしょう。
まとめ
ロジックツリーシンキングとピラミッドシンキングは、どちらも非常に強力な思考ツールですが、使い方に違いがあります。
ロジックツリーシンキングは、問題を細かく分解し、原因を明確にするために役立ちます。複雑な問題に直面したときに、その解決策を見つける手助けとなります。
ピラミッドシンキングは、結論を先に示し、相手に納得してもらいやすいように情報を整理するために使います。報告やプレゼンで特に効果的です。
どちらの思考法も、ビジネスや日々の業務をより効率的に進めるために役立つので、ぜひ状況に応じて使い分けてみてください。シンプルでありながら、問題解決やコミュニケーションにおいて強力な武器になりますよ!私もこれらの思考法を活用し、経営や施術の現場で役立てています。ぜひ、皆さんも試してみてくださいね!
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