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催眠商法のリアルについて

家のポストに、タダ当然のお肉や産地の特産品をもらえるチラシを目にしたことありますか。

それは、おそらく催眠商法(SF商法ともいう)です。

今回は、その催眠商法についてわかりやすく解説させていただきます。

↓↓↓以下のようなチラシみたことありますか↓↓↓

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実際に、以前に私の家のポストにもそういったチラシが入っておりました。

私は魅力を感じました。しかし、怪しいとは思いました。

そこで考えたのは

「タダでもらえるものだけ、もらって帰ってくればいい。」

この考えで会場へ足を運んだ経験がありました。

まんまと業者の罠に引っかかってしまったわけです。

この記事を読めば
催眠商法の情報を知ることで、お金を守ることができます。

営業マンの手口や話法を知ることで被害を受けずにすみます。

身内や家族に適切なアドバイスをすることができます。
なお、この記事は著者ロバート・熊 さんの書籍を参考に、またコウノキの実体験を踏まえてます。



催眠商法の手口は巧妙です!!

催眠商法とは
チラシを各家庭にばらまき、会場に呼び込み、日用品をタダ同然の価格で配り、徐々にその場の雰囲気に飲まれ、どんなものでも、もらわないと損するといった心理状態になり、高額な商品を買わせてしまう手法です。
この悪徳商法である催眠商法の怖い所は、「催眠商法」というコトバを知らない人も多く、そこで働く従業員も認識していないことさえあります。

胸を張って言えるような仕事ではありません。お客を洗脳させて、高額な健康食品や布団を契約させているのです。

催眠商法の仕組み

  • 空き店舗を短期間で借りて特設会場を設置

  • 各家庭のポストにチラシを撒き、会場に来た人にお米などの特産物を破格の値段で販売もしくは、タダで配る

  • 何度も会場に通ってもらい、高額な健康食品や健康器具を販売

無料でもらえるから毎日行くのが楽しみになり行くのがやめられなくなる。会場にいる従業員(以下営業マンと呼ぶ)が5人程度いて雰囲気は和やかなBGMが流れています。

会場での雰囲気としては講師とよばれる人やアシスタントなど様々な役割があり、笑いや活気づけのため、営業マンたちは講師とお客を一体化したような雰囲気にさせます。

プレゼンセミナーが30分程度で終わり、「また無料でお土産をあげるから次回も来場してほしい」と再来店を促します。

講師はタダであげたお土産が全て無駄になってしまから、何度も何度も来店させて長期的に催眠をかけていきます。

講師(商品を紹介する人)の特長

  • 若くて孫みたいにかわいく親しみやすい人柄である

  • 話しも聞いていて楽しい人柄

  • 新規来店者には営業で売り込むことはしない。

  • 恐怖感を払拭し、お得感だけを売り出す


営業マンの心の声
プレゼンセミナーが30分で終わり、「また無料でお土産をあげるから次回も来場してほしい」と再来店を促す。「タダでもらえるから会場へ足を運ぼう」から「買わないと帰らない、損する」という状態になるまで継続的に来てもらうように仕向ける
約2~3か月くらいの期間でお客を洗脳していく
催眠商法とは読んで字の如く、来場者に少しずつ「催眠」をかけていく時間をかけて洗脳していく。

開催期間は長期に渡っており、その間に営業マンと客との強い信頼関係が根付いていきます。その結果、本人たちの被害意識がありません。

催眠商法の狙い

購入者は、納得して買ったと思っており、周囲が騙されていると伝えても、購入者本人は認めません。なぜなら、長期的に、買っても後悔しないように少しずつ催眠をかけるからです。

家族からすれば、到底納得できない買い物をさせている場合が多いのです。

催眠商法は、気付いた時点で早く断ち切る

  • 長く通えば通うほど、洗脳が進行していくため、難しい

  • 表向きは法律の範囲内で営業をやっているので違法性を指摘しにくい

  • 家族がくいとめようと、数回、来場したとしても、効果が薄い

長期に渡って営業マンと客との強い信頼関係を構築させていくので、家族が同伴して少しの期間だけ来場したところで、本人が行くのをやめることは難しいです。

注意を促しても、本人が楽しければ会場には通い続けます。


対処法①:開催会場には決して、近づかない。

気付いたら早い段階で行かないことがベストです!!興味本位で、参加すると抜けられなくなります。

依存性もあり「自分は絶対に大丈夫!!」と考えている人ほど催眠商法にはまりやすい傾向にあります。

対処法②:家族や親が被害にあったら、専門家に相談

高額な健康食品や健康器具を契約してしまった場合は消費者生活センターや弁護士などに相談することもひとつの手です。

クーリングオフなど契約を解除できるようなやり方はいろいろとあるでしょうが、自分たちで解決するよりも専門的な知識やスキルを持っている人たちに相談したほうが、すんなり解決することもあります。




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