スペイン挑戦への経緯と決意#0
私がどのような経緯と決意でスポーツトレーナーとして海外挑戦をしているのかをご紹介!
スポーツトレーナーの仕事とは?
仕事内容とは?
スポーツトレーナーの仕事とは、主に2つあります。
1つ目は、試合や練習前後の施術です。
試合や練習前であれば、パフォーマンス向上を目的として、ストレッチやモビライゼーションなどを行い、選手の関節可動域拡大を図ります。また、テーピングを巻く選手もいますので、足首や膝など選手に合わせたテーピングを巻きます。
2つ目は、怪我した選手のリハビリテーションです。
怪我して練習や試合に参加できない選手は、我々スポーツトレーナーと一緒に試合復帰を目指してリハビリを行います。ある程度のリハビリ復帰プランを作成し、それに乗っ取り日々リハビリや施術を行っていきます。
※チームによってはスポーツトレーナーに任される仕事量が変化する場合もありますので、多少チームによって変化があります。
スポーツトレーナーのなり方は?
スポーツトレーナーのなり方は主に2つあると思います。
1つ目は、最近増えてきたSNSでの応募に対して申し込み格すると言う方法です。
チームがホームページやSNSを通してスポーツトレーナー募集の案内を出すことが最近増えています。それに対して自ら申し込み試験を受け合格しスポーツトレーナーになると言う方法です。
ただこの方法は、ライバルも多く合格する可能性が低いかもしれません。
2つ目は、プロスポーツトレーナーが自分の後釜を探し、それに推薦される方法です。
基本的にはこの方法が多く、プロスポーツトレーナーが自分のチームを辞めるときは、そのスポーツトレーナー自身が自分の後任者を探しチームに推薦します。そして、チームが合格かどうかの判断をします。なので、多くのプロスポーツトレーナーとの人脈があり、即戦力となる人材であれば、この方法は可能性が高く、プロスポーツトレーナーになりやすいかもしれません
【契機】スポーツトレーナーを目指したきっかけ
高校生の時の体験
私がスポーツトレーナーを目指したきっかけとしては、高校生の時の体験が大きかったです。
そもそも私がスポーツトレーナーと言う職を知ったきっかけとしては、小学校6年生の時に、サッカーの県大会準決勝1週間前に捻挫をしてしまい、その時にスポーツトレーナーの方にお世話になった時です。
そこからスポーツトレーナーには少し興味があり、高校生のときにはサッカー部に所属し、友人にマッサージ等を見よう見まねで行いました。すると、友人はすごく喜び、「足が軽くなった」や「体が軽いなどと言ってもらい」私はすごく嬉しくなりました。
この体験から、スポーツトレーナーの職業のやりがいを少しずつ感じ始め、高校3年生の進路を考えるときに、スポーツトレーナーを目指そうと決意しました。
監督・友人・家族の後押し
多くの方々は、スポーツトレーナーをやりたいと言うと周りの方々から反対された経験はございませんか?「スポーツトレーナーだと食っていけない」「スポーツトレーナーになんかなれないよ」言われる経験があるかもしれません。
しかし、僕はありがたいことに周りの方々に「スポーツトレーナーになりたい」と言った時、後押しをいただきました。家族や部活の顧問の先生、そして友人どの人に言っても「アキは向いてるよ」や「いいんじゃない目指してみなよ」などすごく前向きな言葉をいただき、僕も改めて目指そうと決意をし、進路も理学療法士と言う国家資格が取得できる埼玉県にある文京学院大学に受験することを決め、無事合格し進学することが決定しました!
【転機】大学4年次のスペイン研修
スポーツトレーナーの学び
大学は埼玉県にある文京学院大学と言う大学に進学し、理学療法士になる勉強を中心にしていました。
しかし、大学3年生になる頃に、このまま理学療法の勉強だけをしていても、スポーツトレーナーにはなれないと思いました。なので、友人の紹介でスポーツトレーナー育成団体を紹介していただき、そこに所属し、スポーツレナーの学びも、理学療法の学び等並行して行っていきました。
そこでは、大学では学ばないスポーツトレーナーに必要なスキルについて多く学び、スポーツトレーナーのなり方についても学びました。
そこで人生の転機は突然訪れました。
GIRONA F.C(スペインサッカーリーグ1部)スポーツトレーナー研修
スポーツトレーナー育成団体に所属していた頃、急にスペインサッカーリーグ1部所属のGIRONA F.Cスポーツトレーナー研修の募集がかかりました。
私はもともとそこまで海外には興味ありませんでしたが、様々なトレーナーの方からお話を聞いたり、大学の先生に相談したりしたところ、海外に行く経験は、「自分の人生を変える」という言葉を多くいただき、応募する決意をしました。
スペイン研修では、GIRONA F.Cユース世代(高校生)からトップチームまで通訳の方を通して、スポーツトレーナーの方にすべてのことを教えていただきました。「クラブハウスの全貌」「リハビリの考え方・復帰基準」「治療の考え方」等々、私の考え方を凌駕するような内容ばかりで、とてつもなく感銘を受けました。そして、スペインと言う国のサッカー文化にも感動し、スペインと言う国をものすごく好きになりました。
この研修が終わり帰国している最中に、私はスペインでスポーツトレーナーをしたいとをしました。それぐらい私にとっては、大きな大きな人生の転機となりました。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?