釣りたて小魚は「背越し」
釣りに行くと小魚もよく釣れますが、
これをどうしようか結構迷うもの。
小さくても釣れるのは楽しいけど、
小アジだと「南蛮漬け」にするくらい。
それでもちょっと中途半端に大きくなってしまうと骨が気になってイマイチ。
それにいつも調理が揚げ物では飽きるんですよね。
油を使う料理は手間もかかる。
塩焼きしてもスッカスカに。
刺身しても開くのが大変。
そんなときには「背越し」なんです。
子供のころから、鮎をこうして食べてきましたが、海の小魚でもたいてい作れます。
釣りに行って帰ってきた後、
疲れてる中で、それでも釣りたての何かを食べたい。清冽な香りを楽しみたい。
でも元気ないし、
万一、片付けの途中で力尽きて寝てしまったら、
魚の処理は不十分で古くなるわ、
台所が綺麗でなかったら家族に怒られるわ、
道具の掃除がテキトーで錆びるわ、
悪いことばっかり笑
それをすべて解決するのがこの「背越し」♪
・鮮度高いまま魚の香りが丸ごと味わえる
・美味しくて調理時間が短い
・骨のゴミが出ない
・酢醤油でなんかヘルシー笑
一部の地域では、
まったく普通の食べ方ですが、
聞いたことなかった、という方もいます。
ホントにいいとこしかない。
片付けが減る、調理時間が短い、
というのが一番の良さかも、、、
と頻繁に釣りにいく人間は思うのです。