魚を釣るにおいて、水温は当てにならない。
🌡️ 水温ちゃんと測ってますか?
先生怒らないから正直に言いなさい。笑
こんにちは!
水温は当てにならないというお話です。
なぜ水温は当てにならないのって?
それは、魚が住んでいるところと
測った場所の水温が違ってくるからです。
筆者は、水温を気にしてた時期があります。
その結果、たどり着いたのはコレです。
適水温なんて言葉がありますが、正直当てにならないとわかった。
それは先ほどもお伝えしたように
魚が住んでいる場所と測った場所が違うからです。
仮に自分自身が水温計で測ってなくても
気象庁のデータやその他データで、水温は確認できますが
正直、魚の住んでいるところの水温ではない可能性がある。
結局はわからないんです。水温なんて。
たとえばシーバスの適水温は、15°〜18°と言われてます。
で、気象庁のホームページでは、水温が25°となっている
実際測っても、25°になっている。
じゃあシーバスはいなくて釣れないか?と言われれば
そうじゃないなんです。
表層の海水(真水)の温度が高くても
中層、深層の海水は高くないかもしれず、そこにいる可能性がある。
では中層、深層の水温は測ったでしょうか?
あるいはシーバスがいる層の水温は測ったでしょうか?
測ってないですよね?というかわからないですよね。
少なくとも筆者は分かりません。
それは他の魚にも当てはまります。
ヒラメだって、タチウオだって、カンパチだってそうです。
🌡️ 水温に求めるのは安定性
実際こういうことがあった。
筆者は、7月か8月になると
駿河湾で船のタチウオ釣りをする。
2023年7月22日
連日割と釣れていて、当日もある程度は釣れると思っていたのに
反応が渋く、本当に苦しい状況になったときがあった。
同乗者もボチボチ。
朝の4時〜6時まで、ほぼアタリなし。
そのときの釣果がこれです。
全部で12匹くらいだったかな。
6時間釣りをして12匹。
別に船(船宿さん)が悪いことはない!
いつもお世話になってるし、よく釣らさせてもらってる。
だって同じ船でいつもはこうなんだから。
数えきれない。
船降りると、船長さんがごめんね。と言うくらい
本当に釣れなかった。
話は戻りますが、帰港中、船長さんに聞いたら
水温が釣れてた時期と比べると、ものすごく下がってたそう。
タチウオに関しては、真水の影響、濁りはあまり関係ないので
おそらく水温だろうと。
釣れてた時期は、水温が安定しており釣果も安定していた。
だから水温に求めるのは安定性。
その水温をどれだけ一定に保てているかが大切。
ジェットコースターのように、上がったり下がったり
また上がったりするのは、あまりよろしくないと感じる。
たとえば先ほどのシーバスの話で、水温が今25°だったら
前日比24°〜26°くらいを保てていれば、釣れるときは釣れる。
ボコボコに釣れるときだってあるかもしれません。
シーバスの適水温が15°〜18°だったとしてもよ。
筆者は、水産業の仕事をバイトでしたことがある
生きた小さいエビを袋詰めにして、梱包し水族館等に送るという仕事。
そのとき、見たのは絶対に水温を安定させていること。
季節によって水温は変わってしまうので
夏は、ペットボトルの氷を入れて水温を低くする
冬は、普通の水を入れて水温を高くする。
絶対に激しく上下させないように心がけているんです。
だから水温は、温度ではなく安定性が大事なのです。
🌡️ 気温と水温は違うでね。
急に暑くなった
じゃあ水温も上がったから釣れないね。
急に寒くなった
じゃあ水温も下がりすぎちゃって釣れないね。
とよく見たり、聞いたりします。
しかしこれは間違いで、なぜかというと
水は温まりにくく、冷めにくい性質をもっているからです。
沸騰に時間がかかるのもそういう理由だし
台風が8月とかよりも9月下旬とか10月に起こりやすいのもその理由です。
想像の範囲かもしれませんが
暑くても、水温が全然高くなっていないところもあれば
寒くても、水温が全然低くなっていないところもあります。
なので、気温で水温を判断しないようにしましょう。
🌡️ 水温は気にしないで釣りをしよう。トイエバウソニナル
水温は気にしないでください!といえば嘘になるけど
あ・ま・り気にする必要はないかなと思います。
なぜなら、わからないから。
「あまり」とお伝えしたのは
2月とか最も水温が下がっていると言っても過言じゃない時期に
水温が割と高いところで安定している場所に行くと
釣れることがあるからです。
たとえばシャロー(浅い場所)とか温排水が出ているところとか。
2月とかは水温を気にして、場所を選ぶ、組み立てることがあるので
気にしないでください!といえば嘘になっちゃうのです。
それ以外は、別に気にしなくてもいいかなと思います。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。