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ドラゴンタチウオとポニョ。【釣果情報】
2024/02/13ー沖釣り釣行
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潮:中潮 下げ
月齢:3.2
風:北西2m〜8m
海況:凪からうねり少々 潮緩い
水温:17度前後
釣った日:2024/02/13
釣行時間:7時〜13時30分
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こんにちは、こんばんは、カツオです。
昨日(2024/02/13)遠州灘沖にて
アマダイとタチウオのリレー釣りをしてきました。
潮が緩くて、アマダイはあまり釣れませんでしたが
タチウオは高活性!
ドラゴンタチウオ混じりで、よく釣れました。
物語・感想
AM7時:出船
いや〜家から港が近いのは最高だ!車で30分
だからしっかり7時間睡眠をとり準備万全。
7時出船。
最初はアマダイから狙っていくとのこと。
ポイントまでので道中
ロッドホルダー、仕掛け等をセット、準備完了。
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波もうねりもなく、酔い止めがいらないくらいだ。
ポイントまで30分。
船に揺られながら、ポイントまで待つ。
AM7時30分:釣り開始
ポイント到着。
早速、仕掛けにエサをつける。
アマダイのエサは主に
オキアミ(エビ)とアオジャムシ。
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さぁ準備万端。
船長さんから「はい、どうぞぉ〜」の指示。
乗船者一斉に仕掛けを落とす。
水深は90m、アマダイは底に穴を掘って
その穴の中で生活しているので、底まで落とす。
そして、ハリス(仕掛けの糸)の長さ分
底からあげるといいので、今回は2m上げる。
さぁ50アップ来い!
そう願って釣りを始めたのであった...
AM8時〜8時30分:あれれ、おかしいね
釣りを始めてから30分経過。
徳川家康、御用達の魚、アマダイ
幻の魚というだけであってなかなか釣れない。
しかし、乗船者はポツポツ釣っている。
中には2匹がけをしている方もいる。
あれれ、おかしいね。
なにが悪いのかな?エサ?
そう思って、釣れている人を参考にしてみるのであった。
AM8時35分〜9時:やはりか
釣れている人の参考にしたいと思い
見てみると、青ジャムシをつけてやっている。
釣れている人は、青ジャムシを2匹ちょん掛けしているので
筆者は、青ジャムシをふさ掛け、6匹つけてやった。
するとすぐに答えが返ってきた。
オモリを着底させて、少しあげると
コツコツコツ、よし入った!
フッキングはせず、電動リールで巻き合わせ。
フッキングすると、切れてバレるからだ。
ゆっくり水深90mくらいのところから上げていく。
いいね〜引きがアマダイだ。
アマダイは、巻き上げているとき
3回だけ強く引く特徴があるので、アマダイだと確信。
そして、魚影が見えて水面からこんにちは。
シロアマダイだった。
大きさは20cmほどでしたが、やったね。
AM9時:ポニョ
アマダイ釣ったポイントから少し移動して
より大型が狙えるポイントへ。
さぁ本格的に50アップ狙いにいく!
「はい、どうぞぉ〜」と船長の指示。
今度は深い、水深120m〜134m。
オモリが着底。
いや〜アマダイ居そうな底質だな。
どろっとしている。粘着がある底だ。
しかし、しばらくはアタリがなかった。
そして底を取り直して、少しあげるとまたコツコツ
よーしいいぞ、ちょっと待ってから電動リールで巻き合わせ。
よし乗ったぞ、ゆっくり巻き上げていき
魚影が見えてきた。そして、キャッチ。
小さいレンコダイと赤アマダイがついていた。
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一番下がシロアマダイ
小さいけど、アマダイ3匹釣ったぞ。
ちなみに小さいアマダイは
釣り人の間で「ポニョ」と呼ばれています。
宮崎駿監督さんのアニメ映画『崖の上のポニョ』に出てくる
魚の子ですが
小さなアマダイは、丸み帯びた体型をしており
頭が大きく、目も大きいことからポニョと呼ばれています。
AM10時〜11時:激渋苦戦
50アップに胸をはせ、再び仕掛けを投入。
しかし全くアタリがない。
乗船者さんは、筆者が小さいの釣っている間に
40cmの赤アマダイ、48cmのシロアマダイを釣っている。
腕の問題?
9時ごろ釣ったのを最後に
約2時間全くアタリもないまま、アマダイ釣り終了。
アマダイに嫌われているのかな?
タチウオで挽回してやる!
AM11時:さて本業だ
さて、本業だ。
というのも、アマダイ釣りは
年に1回行くか行かないかくらいで経験が浅いが
タチウオは毎年必ず2回以上は行っていて
ある程度経験があり、オリジナル仕掛けもあるからだ。
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アマダイ釣った場所から10分くらい移動して
タチウオポイントへ。
「はい、どうぞぉ〜水深100m前後」
筆者は105mまで落として
そこからゆっくり巻き上げていく。
すると、早速水深100mでアタリが!
しかし入らない。
そのままずっとコツコツとアタリが当たっていて
ついに、「グッ!」よっしゃ〜
いいね、相変わらずたまらないねタチウオの引き。
そして、あげてみると型も良い、指5本はあるぞ
炙りにして食べたら美味しそうだ。
AM11時20分:この釣りは誰にも負けねーぞ
良型のタチウオを釣ってから
毎投アタリがあった。
高活性、やる気満々のタチウオ。
周りがあまり釣れていないのを横目に
大いに釣ることができた。
デカアマダイが釣れなかった分をここで取り返す
この釣りは誰にも負けないぞ。
その後も指5本〜6本サイズを
コンスタントに釣りあげていった。
AM11時45分頃:トラブル発生
順調だった矢先にトラブルが発生。
これまで通り水深105mまで落として
さぁ巻き上げようと思った瞬間。
電動リールが動かない!
ただ、ショートはしていないようだ。
一回バッテリーからコードを取ってつけてみる。
しかし直らない。なにが原因だ?
そしてわかった、水深を表示してくれるモニターのところが
0mになっていることが。
通常、水深105mまで落としたら「10.5」と
電動リールのモニター出るが、「00」と出ていた。
つまり、0mから上は巻き上げることはできないので
動かなかったのだ。
仕方がなく、水深105mのところから
手巻きで巻き上げて、水面で0mセット、直った。
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家に帰ってからわかったのですが
水深105mのところで0m表示になった理由は
電動リールのソケットからコードが
一時的に軽く抜けていたから。
軽く抜けて、電気が消えリセットされてしまった。
その原因は筆者、というか筆者しかいない。笑
ちゃんと電動リールのソケット部分とコードを
しっかりと締めてとりつけていなかった、緩んでいた。
人のことは言えませんが、電動リールを使うときは
ソケットと部分とコードをしっかり締めるようにお気をつけて。
PM12時20分:お化けタチウオ
気を取り直して、再び釣り開始。
この日、最大のタチウオが釣れる。
コンスタントに釣りあげていた筆者は
これまで通り仕掛けを投入し
これまで通り、ゆっくり巻き上げていった。
すると、また水深100mくらいでコツコツと当たる
しかしまだ竿先が入らないので、耐えて巻き続ける。
すると耐えた先、水深96mくらいで
とんでもない竿の入り方をした。
すかさず、筆者は思い切りフッキング!
根がかかりかと思うくらいの重量感。竿がひん曲がる。
電動リールの巻き上げマックス(Hi)に近い
巻取りスピードであげていく。
ドラグは出なかったが
電動で回っているスプールの回転が止まるくらいの引き。
お、魚影が見えてきたぞ。
テンションを緩めないで取り込む。
そしてその姿があらわに。
「うわ、バカでかい、バカでかい」
普通に取り込むことができなかったので
ハリスを手にグルグルと巻いて、よいっしょ〜と船にあげキャッチ。
なんだこれ、こんなタチウオいるの?笑
久々に釣りで興奮した瞬間でした。
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PM12時30分〜13時30分:諦めが悪い男
12時30分頃から
少しタチウオの活性が落ちてきたように感じた。
当たるには当たるが勢いがない。
その中でもポツポツと終了際まで
指5本混じりで釣れた。
そして船長さんから
「13時になりましたので、あげて終わりにしますかね」という
沖上がりの指示が。
いや〜当たっているのに...
10秒ほど粘ってもう限界
最後、意味のないフッキングをして電動リールを巻き上げる。
すると、あれ?魚かかってる。笑
そのまま、あげていくとタチウオがかかっていた
指3.5本くらいの小さなタチウオだったが、まぁキリはいいね。
使用タックルとエサ
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竿:アリゲーター RD CONTACT 185
ダイワ リーディングネライM200J
電動リール:シマノ フォースマスター1000 3000
ライン:シマノ ボートゲーム4号 4本撚り
仕掛け:アマダイ→下田漁具、海遊堂アマダイ仕掛4号と5号
タチウオ→自作8号
エサ:アマダイ→オキアミGグリル
青ジャムシ(エサ専門店購入)
タチウオ→サンマの切り身(釣具店購入)
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まとめ
今回はアマダイ4時間
タチウオ2時間くらいの釣行でした。
結果として、タチウオの方がよく釣れ
いかにアマダイが幻で釣れにくいのか、経験が大切なのかを
再認識することができました。
また釣れないときは
釣れている人を参考にすることの重要性も。
ちなみにたくさん釣ったタチウオは、親戚
お世話になっている個人経営の釣具店さんなどに
5本ずつあげ大喜び。笑
それはそうだよね、タチウオ1本買おうとすると
2000円くらいするから、とりあえず喜んでくれてよかった。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。