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やってみませんか?フカセ釣り 〜魅力編〜
どうも湯気(ユケ)です。
突然ですが、皆さんフカセ釣りはやったことがありますか?
船とかの完全フカセってやつじゃなくて、波止や磯からウキをつけて集魚剤を混ぜたオキアミを撒きながら釣るアレです。
私はこのフカセ釣りが一番好きで思い入れのある釣りなのですが、面接などで「好きな釣りはフカセです!」って答えると、「フカセ!?珍しいね〜」と言われることが多かったです。
どうやら、最近は手軽さやスタイリッシュさから、ルアー釣りの人気が高く、エサ釣りメインの若者自体が少ない傾向みたいですね。
ただ、私はルアー釣りもある程度は経験してそのうえでなおフカセが一番好きなので、多くの人に一度はやってみてほしいと思い、今回記事を書こうと考えました。
よければ読んでいってください!
フカセ釣りの魅力
今回は、私が思うフカセ釣りの魅力・面白さというところを紹介していきたいと思います。
※私の個人的な意見を多大に含みます
1.竿の曲がり
まずは、竿の曲がりについてです。
フカセ釣りは、磯竿と呼ばれる長くて大きく曲がる竿を使います。
アワセの瞬間に竿全体が一気に曲がって弧を描く瞬間はとても気持ちいいです。
上の動画は、筆者が何となく撮影しながら釣りをしていたら偶然撮れたアワセの瞬間ですが、この磯竿の曲がりめっちゃ綺麗じゃないですか?
この柔らかさゆえ、同じサイズの魚でも、投げ竿のような張りのある竿でかけるのと比べて引きを強く感じられます。
この竿を曲げて浮かせるやり取りがめっちゃ楽しいんですよ!
2.アタリの可視化
ウキを使う釣りということで、アタリを手で感じるだけでなく、目で見ることができるのも大きな魅力だと思っています。
ウキのアタリなんて浮いてるか沈んでるかだけじゃん、と思われるかもしれませんが、前アタリやエサを取られただけのアタリなど、見えているウキからだけでも多くの情報を感じ取ることができます。
「ちょっと沈んではすぐ浮いての繰り返し…フグかな? でもフグにしては長く咥えてる気もするし、チヌの前アタリかも?」
そんな風に、あやしい動きをしたり、沈んだのがすぐ浮いてきたりと、ウキを見て海の中で何が起こっているか想像して楽しむ時間はなかなか他の釣りでは味わえないと思うし、ウキが一気に沈んだ時の興奮は例えようもありません。
3.攻めの釣り
ウキ釣りと聞くと、"待ちの釣り"だというイメージを抱く人はもしかすると多いかもしれません。
しかし私の考えでは、むしろ逆で、フカセ釣りは圧倒的に"攻めの釣り"であると思っています。
エサをつけて、仕掛けを投入して、適当な間隔で撒き餌をしてのんびりアタリを待つ釣り?
いいえ、全然違います。
まず、フカセ釣りは手返しがとても早く、手数の多い釣りです。
というのも、ウキを入れて仕掛けをポイントに固定する釣りではなく、ウキを使って仕掛けを流す釣りなので、放置していると割とすぐに見えないほどの場所まで流れていってしまいます。
つまり一投が短いので投げ直しを何回も何回も繰り返す必要があるんですね(流れない時もサシエが取られていないか確認するためにけっこう打ち返します)。
仕掛けを打ち返しながらエサの取られ方や流れ・潮位の変化に応じてエサのつけ方を変える、撒き餌の打ち方の工夫に、タナやガン玉の位置調整など、戦略を釣果に結びつけるのも楽しい点です。
何度も仕掛けを打ち返しながら釣果を伸ばすために試行錯誤を繰り返す、"攻め"という言葉がイメージにピッタリじゃありませんか?
ここまで書いたように、フカセ釣りはかなり忙しい釣りです。
けっこう常に手を動かしますし、考えることも多いので、気が短いからウキ釣りは合わないかも…と思っている人もぜひやってみてほしいです。
まとめ
今回はかなり個人的な意見だけで"攻めの釣り"といった表現で紹介してしまいましたが、感じ方は人によるかもしれないし、ゆったりした楽しみ方をしている人もいると思います。
ただ、私のフカセ釣りイメージは今回の通りなので、ずっと手を動かすルアーフィッシングが好きな人もやってみたら意外とハマるんじゃないでしょうか?
次回はフカセ初心者の方にオススメな道具の選び方を書いてみたいと思います。
では。