「GACKTの勝ち方」を読んで俺はGACKTじゃないとわかった話
「だれか発表してくれる人?」と講師が言います。
「はい!」と手を挙げた。ちなみにわたしではありません。
手を挙げたのはトトロを小さくしたした感じの大きめのおっちゃん。
顔は酒ヤケしたみたいに赤黒い。
そのトトロのおっちゃんが読んだといった本は
「GACKTの勝ち方」
TOYOTAの研修で「最近読んだおすすめの本」を次回までに提出せよという課題がありました。
その次の研修のしょっぱなのことです。
トトロのおっちゃんがどうやらすごくよかったらしく余熱が冷めやらぬ様子で、「いい本だった」といいます。みずから発表するくらいに熱いのだろうと思います。
わたしも、この本を読んでいたのでトトロのおっちゃんの気持ちがわかります。
実際、わたしも行動をしてみたからです。
いわば、行動をするという動機付けになる本。
50人のサポーターをつくろう。
目標が定まれば、あとは行動するのみ。
無茶苦茶に聞こえるかもだが、
僕は毎日、池袋の西口公園にいって、女性を探した。
まずは、採用広告の営業担当者に声をかけてみました。
ちょうど、社員がやめるのでどっちにころんでもニーズがありました。
若いお姉さんが2年前会社に営業にきたのを思い出し電話を入れます。
日頃、休みには出社しませんが、私の休みの日に会社近くの喫茶店でアポをいれました。
営業トークを30分黙って聞き、最後に「デートしましょう」といってみました。「ぜんぜんいいですよ!、ぜひ」というではありませんか。
決裁を仰ぐため、お姉さんを社長につなぎます。
「では、結果をおつたえしますね」と笑顔で帰っていきました。
で、採用をこの業者でやることなったのですが、おねえさんからはなしのつぶてです。
会社の下見に候補者を連れていきますといいながらドタキャンもされました。しかし、このおねえさんしっかりと候補者を入社させました。
入社日に候補者をともなって、一瞬会社にきましたが、2人きりになった瞬間に後ろ向きに「あっ(おもいだした)」的な感じですっといなくなります。
エビか。
さて、「GACKTの勝ち方」を読むと、これだけでは収まりません。
同時にもう一方の採用業者にもこえをかけていました。
「飲みに行きませんか?」
「えー、いいんですか?ぜひ」さすがにこの人は(かわいいとは聞いていたが)あったこともなかったので、紹介してくれたおっちゃん(他の会社の役員)も同席で飲みましょうということになった。
日にちを確定し連絡すると、「会社がひとりでいってはだめだっていいました」といいます。「でも、顔は出しますね」
「そうかーしょうがないね」
顔をみるのを楽しみに、おっちゃんと飲むことになりました。
そして当日、待てど暮らせど、その子は顔を出しません。
おっちゃんとのさしのみ。
顔なしか。
もういっこ、ネタがあるのですがまだ、「こんなことありました!えへへっ」とかけるほどに私の傷がいえていないので差し控えます。
というか
「発想の貧しさが結果に表れています。」
とまあ、こんなかんじで動きたくなっちゃうんですよ!
さて、実際「GACKTの勝ち方」を読んだ人はわかると思いますが、別に50人のサポーターを作ろうって本ではありません。
ホントのホントの導入で235ページあるうちの36ページ目に書かれていただけさわりの部分です。
最初のとこだけ熟読しただけのことです。
ホントは、人のためにGACKTを演じている
というか本物の人生を生き人に勇気を与えるために本物の生活をするという
ほんとのほんとの最初に50人のサポーターを作ろうと決めただけの話
目的が違う。
実際、動いてわかったこと
「オレは、GACKTじゃない」
っていう、すごく当たり前のこと。
他の人の目から見ると最初から「君は100%GACKTじゃない」のだけども。
なんていうか、「GACKT」じゃなくても、その先に見てるものが同じじゃなくても、その視点が遠くにあればあるほど自分から離れれば離れるほどに「かっこよく」なるんじゃないのかなと思ったりした。
「GACKTの勝ち方」をよんでそんなことを思った。
さて、トトロのおっちゃんはなんて思ったんだろう?
ちゃんと聞いてなかったから、もう一回きいてみたい。