こういうのでいいんだよ!【つれもて行こらcamp2019】
噂は以前から聞いていた"つれもて行こらcamp"に参加してきました。
今年かなりの回数訪れた那智勝浦町色川は人口が約300人弱で、うち約半数が新規定住者という注目されつつある地域だ。
人生の何処かで大きな決断をして、自分なりの思想を持ってこの地に生きていく事を決めた人達と会話できる時間は都会に住んでいるだけでは得難いもので、それだけでも訪ねてみる価値があると個人的には思っている。
そしてこのイベント、何かを創造するという事にすごく長けている人たちによるものなので混じりっ気のない楽しさとユルさ全開の企画が満載!
●竹で作る夕食用の皿とジョッキと割りばし
●自然農法体験
●丸太早切り競争
●石窯ピザ
中でもレイヴ感120%の音楽が鳴り響き、怪しい照明に照らし出される中で繰り広げられるマグロと鹿の解体バトルの独特の世界観は個人的に大好物でかなり浸ってしまった(笑)
誰が取り仕切るという訳ではないからこそ産み出されるこれらの自由さは参加者が感じる居心地の良さにも確実に影響していたと思う。
都会生活を送る多くの人が何処かで感じさせられているかもしれない無力感だったりとかは、この空間と時間の中では本当に無縁であって余計なものだった。
そう、こういうのでいいんだよ!
やっぱり生きている間は思考停止の時間を長くしてしまっていたら色々勿体ない。
そして何かにその状態に貶められているのであれば、そいつの正体を突き止めて知恵と勇気で戦うか逃げるかしなくてはね、苦しいかもだけど。
だって思考する事を諦めてしまっては出会う事が出来ないこんな素敵な世界がまだまだ何処かにあるハズなのだから。
皆でもっとそいつらに出会っていきたいよね!