【無料記事】ペパーはカイになれるのか?悪リザードンexデッキを考える
2023シーズンがほぼ終わり2024シーズン最初の拡張パックである
黒炎の支配者の情報が発表されました。
新シーズン最初の拡張パックは去年だとロストアビスだった為
ギラティナのように
環境に大きな影響を与えるカード達が今回も収録されそうです。
本記事では、JCSで発表された目玉カードである
リザードンex(悪テラスタル)についての考察と現状のデッキ案をご紹介していきます。
■現状のデッキレシピ
ペパーや森の封印石の兼ね合いで一枚刺しが多いです。
一枚一枚の説明は、仮組みなので省略しますが
核となるペパーなどは解説ございます!
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■リザードンex(悪テラスタル)のキホン
まずは悪リザードンexの基本情報を確認しましょう。
特性-れんごくしはい-
山札から3エネルギーを好きなように割り振れます。
山札からのエネルギー加速が強力なのはアルセウスVSTARのトリニティノヴァなどを考えると同じく強力です。
しかも、トリニティノヴァと違いワザを介さず特性で行えてしまえます。
ワザ-バーニングダーク-
バーニングダークのいい部分は2エネルギーという少ないエネルギーと
基本ダメージの高さです。
サイドを1枚も取られていない状態でも180ダメージ(これもダブルターボが付いたトリニティノヴァと同じ打点)を出すことが出来るので
先攻2ターン目こそポケモンVやexを倒すのは難しいもののルールを持たないポケモン等は倒していけます。
終盤はほとんどのポケモンを一撃で倒す事が出来るダメージを出せます。
HP330
HP330は耐久力が非常に高いです。
ほとんどのワザを1回は耐える事が出来ます。
(ザシアンV-ストームスラッシュ・サーナイト-ブレインウェーブ-などは耐えられませんが…)
その他タイプ・弱点・テラスタルなど
悪タイプの為、サーナイトexやミュウVMAXを簡単に倒せます。(サーナイトexはあまりバトル場に出てきませんが…)
弱点が草タイプの為、現状の環境ですと弱点を突かれづらい。
テラスタル効果によって
・れんげきウーラオスVMAX-キョダイレンゲキ-
・かがやくゲッコウガ-げっこうしゅりけん-
・カイオーガ-アクアストーム-
等でのサイドまとめ取りを防ぐことが出来ます。
怪しい部分
序盤は180ダメージしか出せない為
Vポケモン主体のデッキにサイドを進めづらい
サイドを取る枚数を相手に調整されてしまう場合がある
(動きが直線的でケアされやすい)
■悪リザードンexの戦い方
上記の基本を踏まえて悪リザードンexデッキの基本戦略案と
採用したいカードをご紹介します。
2ターン目からバーニングダーク連打
バーニングダークを2ターン目から連打していき
相手のポケモンのワザはHP330で受けてもらう。
相手はリザードンを気絶させるのに2ターンかかるのに比べこちらは中盤以降バーニングダークの威力が上がれば1回の攻撃でサイドを取る事が出来るようになるので基本的にはバーニングダークをひたすら連打するのが良さそうです。
その為、デッキも序盤の展開に重きを寄せる事となり
不思議なアメでヒトカゲを進化させて2ターン目から攻撃することを目標とします。
炎タイプサブアタッカー候補
特性-れんごくしはい-では、リザードン以外のポケモンにもエネルギー加速が可能な為、サブアタッカーの候補も探してみました。
エンテイV
エンテイVは特性-しゅんそく-で必要カードを探しながら
2エネで攻撃出来るので、序盤の攻撃に最適です。
リザードンでひたすら攻撃するんじゃないの?となるかもですが
森の封印石に対応しているのが大きいです。
ベンチ状況次第で、序盤はリザードンより打点が出る場合もあります。
マフォクシーV
悪リザードンやエンテイは直線的なワザしか持っていないので
マフォクシーVのようなサイド複数取りが狙えるワザの存在は大きいです。
しかし、れんごくしはいがあったとしても3エネルギーは重く
エネルギーをロストに送るデメリットも大きい
マナフィに弱いなど難しい部分も多いです。
その他の非ルールポケモン
炎タイプの性質としてエネルギートラッシュが必要なポケモンが多く
いいポケモンは現状いませんでした。
れっかのつばさファイアーはマグマの滝つぼとのセットでないとダメージが出せず、マグマの滝つぼと悪リザードンはあまり相性が良くない部分が微妙です。
新弾で序盤を戦えるような優秀なサブアタッカーが出る事に期待したいですね。
■2進化をどうやって安定させる?
2進化ポケモンを使用するデッキで難しい部分が
「どうすれば安定して進化させられるか」
ですよね。
今回は安定させる手段として
ペパー+森の封印石を試してみました。
ペパー+森の封印石で安定した進化を目指す
手札にリザードンexがあれば、不思議なアメを持ってきて進化
手札に不思議なアメがあれば、ハイパーボールを持ってきて進化
手札に両方なければ、不思議なアメと森の封印石で揃えて進化
これらの行動を確定して行う事が出来るのが強みです。
ペパーの細かいシナジー効果
進化目的だけでペパーを使用する構築だともったいないので
ペパーと相性がいいカードも検討しています。
(せっかく使うなら、カイと差別化したいですもんね。)
・げんきのハチマキ
リザードンexの打点補助に有効です。
180+30+10=220(ポケモンV)
180+90+10=280(ポケモンVSTAR)
絶妙に届かない10ダメージを補えます。
・大きなふうせん
ダメージを受けたリザードンexを逃がす手段として有効です。
・たべのこし
ギラティナVSTAR-ロストインパクト-の280ダメージと
ヤミラミ-ロストマインを合わせるなどでリザードンexを倒そうとしてくる
場合に計算をズラすことが出来ます。
・バトルVIPパス
後攻の際にペパーから持ってこられるため
高い確率でしっかりとした展開を行う事が出来ます。
・あなぬけのヒモ
序盤~中盤にリザードンexやエンテイVで攻撃する際に
ボスの指令のように使える場面が多そうです。
特性-とおせんぼ-のカビゴンや、ラルトス-メモリースキップ-など
各種厄介な状態を解除する入れ替え札として
ペパーからサーチが効くのは嬉しい部分です
■他のサポートについて
封印石から使い分けられる構成
ペパー以外のドローサポートは
素引きした森の封印石からサーチして
使い分けられる事を意識するといいかもしれません。
完全にどうしようもない手札は「博士の研究」
手札の質が良く余裕もある時の「アクロマの実験」
ナンジャモは終盤の手札干渉で使用したいので数枚は採用したいところ。
ボスの指令は沢山いれたい
リザードンexデッキは、一度リザードンexで特性を使ってしまえば
盤面を完成させるのが速いデッキです。
序盤以降はカードを引く事やポケモンの補助にサポートを
使う必要があまりない為、ボスの指令が使いやすい。
バーニングダークで的確なポケモンに攻撃していきたいので
ボスの指令は多めに採用しても良さそうです。
■雪道や手札干渉どうするの?
どうしよう~~~
というのは冗談ですが半分本気です。
序盤の手札干渉がとにかく厳しそう(特に枚数の少ないジャッジマン)
雪道も序盤だと剥がす必要があります。
手札干渉を序盤からしてくるデッキには
・ビッパやかがやくゲッコウガを1ターン目に出しておく
・エンテイVを出して、封印石を貼っておく、張れるようにしておく
雪道を出してきそうなデッキには
・ボウルタウンを温存する
・エンテイVを出して、封印石を貼っておく、張れるようにしておく
・ロストスイーパーを採用する(ペパーから持ってこられる!)
等、厳しいものの対策は可能です。
特に森の封印石はここでも活躍するので、嬉しいところですね。
■黒炎の支配者から入りそうな新カード
※新弾の情報が出次第追記予定
・タウンデパート
森の封印石を持ってこられるが、序盤にポケモンを並べたいので
ボウルタウンの方が良いかも・・・
・ピジョットex
リザードンexを初め、2進化デッキと非常に相性のいいカードです。
ピジョットexを不思議なアメで進化させても、マッハサーチで不思議なアメを持ってこられるので
本命の2進化を進化させる邪魔をしません。
一度出せさえすればその後は投資分をしっかり回収してくれます。
序盤にポッポを出せなかった場合でも、ピジョンを経由して終盤の手札干渉が厳しくなるターンまでに間に合わせられます。
ビーダルと比べると、逃げエネ0で縛られづらく手張り2回で攻撃も出来るなど2進化だけあって至れり尽くせり。
ピジョットを入れた場合でこのようなレシピを考えてみました。
ペパーや封印石、ピジョットと確定サーチが沢山入っているのでストレスフリー!
■最後に
今回はリザードンex(悪テラスタル)についての考察と現状のデッキ案をご紹介していきました。
見た目もカッコいい上に、性能も高い。
特別な補助の無い2進化という事を乗り越えられれば
環境にも入っていけるのではないでしょうか。
新シーズンはまずリザードンを試してみようと思います。
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