地元愛知のSIerから転職して東京に上京してきた話

こんにちは、きゅ〜ぶです。
この記事は、「SIer脱出を語る Advent Calendar 2019」22日目の記事です。
自分のTwitterを見てくださってる方は自分がSESをやってたことをご存知の方が多いと思います。
以下、自分のTwitterです。

実はSESをやる前にSIerも過去やっていた経験があります。
今回は地元愛知で就職して東京に上京してくるまでの話にフォーカスして話せたらいいと思ってます。

全体的にまとめた経歴は以下に詳しく書いてあるのでよかったらこちらも読んでみてください。

経歴

ざっくり経歴を振り返りたいと思います。
現在自分はエンジニア歴4年目で来年の4月で5年目になります。
2016/04~ 某独立系SIerで有名なITブラック四天王の一角のグループ会社に入社
~2017/08 退職
2017/11~ 自社でソシャゲを作ってる会社に入社(SESも事業としてやってる)
~2019/05 退職
2019/06~ SESで有名な某M社に入社
~2019/09 退職
2019/10~ スタートアップに入社(現在)

ブラックIT四天王とは?

この業界に精通してる人ならもしかしたら知ってるんじゃないでしょうか。

あえて会社名は出さないですがこの4社のうちのひとつのグループ会社に新卒でSIerとして入社したのが自分のファーストキャリアになります。

SIer時代から2回の転職失敗を経て3回目の転職でSIer脱出

まず前提として、自分はSIer時代、1年半ずっと同じ現場だったのであくまでその現場での話しかできないです。
プロジェクトの概要
・某大手自動車メーカーT社の下請け
・自動車部品のメータ制御周りの開発
・C言語
・組み込み系
・ウォーターフォール

ざっくりと概要まとめるとこんな感じのプロジェクトをやっていました。

ちなみにこの当時の自分のスペック
・大学文系卒(数学で論理的思考力0点取るくらい数学苦手)
・プログラミング未経験
・IT系の資格も一切なし
・入社する前、事前に個人で勉強することもなく、遊びまくってる

これだけ見るとかなり酷いですね・・・
どうみてもエンジニアには向いてないww
プロジェクト参画後、初めて最初にやった仕事は基本設計でした。ありがたいことに上司と一緒に参画していたのでなんとかかんとか仕事を進めていくことはできました。
設計する上で車のメータの業務知識は必須だったのと初めての現場でかつ頼れるのが上司しかいなかったのもあり(そもそも上司が俺以外に聞くなって言ってたのもあるのですが・・・)、めちゃくちゃ厳しい方で色々怒られましたがしたが自分が理解してくれるまで毎回付き合ってくれたので今思えば感謝しかないです。。。
そこから基本設計のフェーズを終えて詳細設計→実装→テストまで一貫して経験させてもらいました。
ただ実装って言っても詳細設計書にコードが貼り付けてあってそれをコードに反映させるといったくらいの実装しかやってなかったんですよね。
設計とテストのフェーズは異様に長かったんですけどね・・・

自分はコーディングをバリバリやりたいと思ってこの業界に入ったのでこの辺りからどこもこんな感じなのかなぁと偏見でエンジニア向いてないなと思い始めました。
それともう一つ自分の中で衝撃だったのがプロジェクト内で細かい単位で分けられて自分が中心に仕事を回す部分も出てきたりしたんですが、自分の倍くらいの年代の人が全然仕事できないのにめちゃくちゃプライド高かったりして凄い扱いに困るというかそんな感じで、なんかこういう人と一緒に仕事していかなきゃいけないのかなと思った時、ちょっと自分には無理だなと思いました。

そこで転職活動を始めたのですが・・・
1年目の夏に異業種に転職しようと転職活動→失敗
1年目の冬に異業種に転職しようと転職活動→失敗
2回の転職活動の失敗を経て仕事を続けながらの転職活動は難しいということネガティブな理由で転職することの難しさを学びました。
そこでまず2年目の夏に会社を思い切って辞めて今まで経験してきたことを活かそうと思い、全く関係ない職種じゃなく、ゲーム開発も少し興味があったのでゲーム開発を自社でやってるIT系の会社とかを探して転職活動を行いました。
このタイミングで東京に上京しようと思って転職活動に来て最初に面談した会社にすぐ内定をいただけたので割とそれで転職活動を終えて2ヶ月の間、ちょっと長めの夏休み中に引越しの準備とかをして東京に来てその会社で働くことになりました。
実は面談の時に半年くらい現場の経験を積んでほしいと言われて実際に現場に常駐していたのですがこれがいわゆるSESでした。
自分がSESについて知ったのはこの会社に入社して現場に入ってからですね。
またここから地獄のような毎日が始まるわけですがそれはまた別の話。。。

終わりに

今回は自分が地元の独立系SIerを脱出して東京の自社ゲーム開発会社(SES会社)に転職するまでの話にフォーカスして書きました。
SES時代から今のスタートアップへの流れは以下の記事にまとめてあるので良かったらこっちも読んでみてください。

あくまで個人的にですが、SIer脱出をして感じたことは、
・仕事でプログラミングをする時間が増えた
・資格取得について色々会社から言われなくなった
・残業減った
・土日にちゃんと休めるようになった
・有給が使えるようになった
・一人で現場に常駐するため、上司の顔を伺ったりすることがなくなった
・現場の切り替えが容易になった

この辺ですかね。。。

結果的にSIerを脱出して自分は今楽しくエンジニアとして仕事ができているので脱出して良かったと思ってます。

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