シーズン5 #11(#71)『モンクに親友』
原題:mr.MONK Makes a Friend
放送日:
米 2007年1月19日
日 2007年6月5日
スタッフ:
脚本 アンディ・ブレックマン&ダニエル・ゲータ
監督 ランドール・ジスク
ゲストスター:
アンディ・リヒター(ハル・タッカー役)
デヴィッド・アイゲンバーグ(ティム・ヘイデン役)
リッチモンド・アークエット(エディ・ローソン役)
ステファニー・アーブ(ゲイル・セガリス役)
トム・イー(マイケル・キン役)
<ストーリー>
モンクは、スーパーマーケットでハルという男と出会い、仲良くなる。潔癖症による不安や行動にも理解を示し、アイスホッケー観戦に誘ってくれるハルに、生まれて初めての男友達だと舞い上がるモンク。ナタリーや警部は「何か別の意図があるのでは」と疑うが、モンクは聞く耳を持たず、ハル本人からも、「そんな風に考えるあんたらこそ本当の友達じゃない」と逆に糾弾されてしまう。
同じ頃、モンクの元同僚ゲイルが自宅で首を絞められて殺害される事件が発生。そしてハルこそが、彼女を殺した犯人だった。果たして彼がモンクに近づいた真の目的は――。
<解説>
これまで、子供/学生のころや刑事時代の回想として幾度か語られてきた〝モンクと友達〟というテーマが、初めて現在進行形のドラマとして描かれた一篇。当然ながら、かなりヘビーでやるせない展開であり、さらに、返す刀でレギュラー陣との関係をも改めて問い直す真摯なエピソードともなっている(アンディ・ブレックマンが自身で脚本まで手がけていることから、脚本家チームにとってもデリケートな一篇だったことが推察される)。そしてこのテーマは、最終第8シーズンの「まぼろしの母」(ゲストスターはジーナ・ローランズ!)でもう一度、――さらに深く――描かれることになるので、ご注目を。
余談だが、今シーズンの撮影中、ナタリー役のトレイラー・ハワードが妊娠(撮影終了後の11月に無事男児を出産)、本作を含む数作では大きくなっていくお腹をさまざまな工夫で隠しながら撮影が行われている(第9話「再会」以降の、「ただいま本番中」を除く各話が該当)。
<MEMO>
*準備中