推し香水をオーダーした話 その3
さて、前々回(https://note.com/happy_orchid676/n/n52ada0713a54)
前回(https://note.com/happy_orchid676/n/n929fb0063a0d)
と推し香水について書いてきました。
今回は前々回オーダーしたキャラクターと同じ作品のキャラクターをイメージした香水をScently様に作っていただきました。
前々回の記事で「今度は女の子イメージ、折角だから普段使いの方も試してみたい」と書きましたが、実際に注文しました。
オーダーシート記入!
以前と同じく質問に答えていきます。
Q.キャラクターの性別は? A.女性
Q.大人っぽさ・セクシーさは? A.0(全然感じられない)
Q.一番似合う飲み物は? A.スポーツドリンク
もうScently様でオーダーするのは二回目なので慣れたもの。
世界観は、以前のオーダーと同じ作品のキャラクターなので保存しておいたオーダーシートからそのまま入力しました。
さて、肝心のキャラクターの性格なのですが、
「気高く、自分は正しくありたいと思っている」
から始まり、
「笑うことが少なく怒ったような顔をしていることが多い」
「自分には実力があると思っている為、時に無茶な行動をする為トラブルを引き起こす面もある
(実際に実力はある、しかし良くも悪くも素直なのでセオリー通りにいかない相手には弱い)」
「登場したての頃は自分がどうするべきかとばかり考えていたが、仲間との時間の中で他者に対して思いやりを持つようになる」
…あれ?この子は味方サイドのキャラクターの筈なのに前の時と負けず劣らず悪口ばかりになってしまった…。
問題児な所も好きだけれどもこれで彼女の魅力が伝わるのだろうかと不安になりながらも次へ。
冒頭で触れた通り普段使いの香水をオーダーすることに決めたのですが「普段使いと言ってもしっかり推しを感じたい!」という気持ちも…
そこで(自分にとっての)妙案を思いつく私。
「推しがつけている香水ということにすればいいじゃない!」
しかしながら彼女はおしゃれに無頓着で本編中でもそんな余裕はない。
いや、本編中に出来た友人(本当はもっと込み入った関係にあるけれども)に影響されておしゃれに興味を持つかもしれない!
…というオタクの妄想もオーダーシートに記入しました。恥は捨てるもの。
成人済みの人間が14歳女子(のキャラクター)がつけているであろう香水を注文するってなかなかにアレだな、と思いましたが
「前回14歳男子(のキャラクター)をイメージした香水を注文しておいて今更何をためらうことがある」と思い直してオーダー。
届いたよ!
以前にオーダーしたときは3週間で到着したので、今回もそれくらい待つつもりでしたが、意外にも早く到着。
今回は香りを楽しみつつ解説レターを読もう、と決めました。
早速プッシュ!
あ…なんか清楚な匂いがする。
すこーし甘いような…クリーンな感じの匂い。
柑橘系とかもっと鼻にツーンとくるのとかを想像していたので、思っていたよりも優しい香りに驚きながらレターを開きます。
トップノートはグリーンアップル、リナロールなど
ミドルノートはベイローレル、ピメントベリー、ライラックなど
ラストノートはホワイトジャスミン、クリスタルムスクなど
この匂いはリンゴの匂いなんだと思いつつメッセージへ。
「気位が高い」という文章を見て、「そう!それが言いたかったの!」と心の中で叫びました。
そう言われてみれば、私は気位の高い女が好きだよなあとも思ってみたり。(気位の高い男も好きです)
また、リンゴに対しては「素朴」とかそんなイメージを持っていたのですが「上品な花」「名誉という花言葉を持つ」かあ…印象変わりそう。
そして後半部分
「柔軟になった彼女の温かさ」
「花言葉は友情、愛の芽生え」
「周囲の人たちを大切にしようとする彼女の、温かな魅力」
最高だ…と香りを嗅ぐ前から満足しそうになりました。
そうこうしている内にスッキリした香りの中に、華やかな香りが。
まるで今まで無愛想だった推しが柔らかい表情を見せ始めた様に感じられました。
そしてラストノート。
華やかな香りと甘く優しい香りが広がります。
推しにしては少しフローラル過ぎるかな…と思いましたが、ここでオーダーシートに書いた一文を思い出します。
「彼女は物語の中ではおしゃれをする余裕は無く、彼女自身もそういったことに無頓着ですが、組織を脱出した後に出来た友人(キャラクターと同い年である14歳の、花を好む少女)に影響されておしゃれに興味を持つかも知れません」
もしかして推しの友人の存在を匂わしているのではないか、そんな風に思いました。香水だけに。
後で調べたのですが、ベイローレルは月桂樹のことでした。
「推しに月桂樹は解釈一致!」と嬉しくなりました。
ちなみに月桂樹の花言葉は「栄光、勝利」、ピメントベリー(オールスパイス)の花言葉は「同情、憐れみ、思いやり」だそうです。
最後に
これで今のところオーダーした香水は最後になります。
数日にわたって3回にも分けて長々と記事を書いてきました。
その1からお付き合いいただいた方も、そうでない方も読んでいただきありがとうございました。
そして2回も私のふわっとした文章を素晴らしいレターと香りにしていただいたScently様もありがとうございます。またオーダーします。
(「推しカプ香水」なるものが気になっている)