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PokerWarsが今年もすごかった話

 なんだかものすごく久しぶりにnoteを書く気がします。ムロタクです。
 今回もゆーちゃん主催のPokerWars2024に参加させていただいたので備忘録兼日記を書いて行こうと思います!
 ただ今までと違うのは、今年はかなり運営サイドのお手伝いにも入っているのでイチ参加者では無かったということですね。
 つまり今から皆さんに見てもらうのは


運営に一枚噛んでる人間がこのイベントが良かったと悦に浸る自画自賛

になります。
それでも良ければお付き合いください。




イベントその1-麻雀地域対抗戦-

 
 最初に参加したイベントは麻雀です。「おい、ポーカーしろよ。」という声は無視します。
 ポーカーも好きだけど麻雀も好きなので当然今回は参加させてもらいました。地域別に集まった6人9チーム計54人がポーカーイベントを途中で抜け出しながら参加していました。会場のおよそ半分くらいの人口です。PokerWarsってなんだよ。
 ちなみに自分の雀力は「アカギ」を完コピしてるくらいです。牌効率や形には滅法弱いのでら後ろで見てる八木さんがいたら電流が走りすぎて感電死してしまうと思います。いつかは裸単騎に魔法を掛けたりしてみたいものですね。後は鳴きが好きです。和製堀内正人を自称するくらい鳴きますしほぼドンジャラです。

 そんな和製堀内正人は石川チームに加入。ルールは30万点持ちで6人メンバーを好きなタイミングで入れ替えてひたすら東一局を回し続けるルールなのでリングゲームに近い感覚で単純に点棒の多寡を競うものです。
 追加ルールで6人全員があがらないと自動的に敗退になってしまうというルールがあります。
ヤキトリだけは避けないといけないので和了優先。
マリオカートの100ccに匹敵するスピードを駆使して早和了を狙います。
 そんな訳で積極的に鳴いていこうと思ってるんですが、僕が麻雀を覚えた場所がお父さんの職場でした。なにぶん大都会で、ルールがナシナシ完先と雀魂で麻雀を覚えたキッズ達が震え上がるようなものでした。フリテンリーチなんてものも当然存在しません。お父さんの代走に入った当時小学5年生の僕。フリテンに気づかずリーチしてツモ和了をしたらゲンコツと2000/4000の罰符をとられました。痛かったです。
 こんな背景もあり、喰いタンやバック、王手飛車にすらものすごく嫌悪感を持っています。これを克服できればスピードも上がりそうなんですけどね。
 自分語りはこの辺にしておいて結果の方をお話します。
 致命的な速度不足に悩まされ開幕から跳ツモ親っかぶり、マンガンツモられと順調に失点していきます。次局は4巡で2副露させてもらえて500-1000をツモ和了。
和了親なので親番が巡ってきます。特急券の中を早々に鳴かせてもらい役が確定。両面も容赦なくチー。手牌を4センチにしたところでリーチがかかり当然のように5200を放銃。




この時未だにテンパイすらしていない、ド素人以前の状態だったという

 このままでは石川チームの点棒が危険だと判断しすぐさま交代。もうあがったからトーシロの自分はお役御免です。ポーカーウォーズなんだからポーカーを打ちましょう。

と思っていたんですがどうしても打ちたくなってノコノコとまた着席。打ちたくなったものはしょうがないね。この時には既にポーカーも飛んでたしね。
 座ってすぐにマンガンをツモられまたもや2000点の失点。打点が安いのに失点が止まらない。ただ次局にチャンス手到来。1mを自らポンしているにも関わらず1-4m待ちと凄まじい愚形ではあるが白ホンイツ赤のマンガンをツモ和了。今までの失点を回復しつつ親番を引き込みます。
 この時点で残り時間が30分程で順番待ちもしていたので「この親番落ちたら抜けますね」と言って順番を守れる社会性をアピール。完全に決まった。ここで止めておけば優しい人で終わるのにこう続けました。







「まあこの親が落ちたらの話ですけど」

はいノーリスペクト。失礼千万。お前は片岡優希か。調子に乗るなよ。
これだけ吹いたにも関わらず他家のリーチにベタオリして交代してました。情けないですね。
この一局を最後に僕の予選が終了。石川チームは3位の成績で通過出来ました。決勝は残った点棒を10分の1にして大将に託します。
 結果は残念ながら4位で決勝戦最下位で終わってしまいましたが、決勝卓はドラ暗槓からの親倍炸裂を筆頭にマンガン跳満が飛び交う見応えたっぷりのまさに決勝に相応しい闘いでした。

優勝したのは親倍が炸裂した富山チームのMASAさん!







イベントその2-メイントナメ-

 麻雀はあくまでも裏番組なのでポーカーの話に戻ります。さっきネタバレがあったんですが、あっさり飛んでます。2dayトナメいつか走りたいなあ〜
 今回は運営のお手伝いもしていたので難しいことは考えないという圧倒的思考停止のもとポーカーを打つことを決意。そもそもこのイベントめちゃくちゃ上手な方が多いし素人が考えてどうにか出来るものではないので僕の作戦はわかりやすいです。


勝っていそうな時と負けていそうな時に力いっぱいベットしよう!わかんねえときはチェックしよう!

この手に限る。というよりこの手しか知らない。※1GTOだの※2ICMだの※3JRAだのは圧倒的に格上の皆さんで考えていてください。

※1 (Game Theory Optimalの略。上手な人がよく喋ってる。実は上手じゃない人の方が饒舌にこれについて語っているという説もある。)

※2(Independent Chip Modelの略。入賞時のチップの価値がどうこうとかの難しい話。本当に知りたい人はこんなくだらない記事読まずに今これを読んでる便利な箱で自分で調べてください。)

※3(Japan Racing Association 日本中央競馬会の略。ムロタクが土日によくふるさと納税をしている謎の組織。主な返礼品は現金。)


返礼品は返ってきたりこなかったりする


僕のやるポーカーはパーでグーに勝ちたいしチョキでもグーに勝ちたい。理想は範馬勇次郎のようなポーカーです。


抱負も語ったところで早速最初のハンドです。
600/1200/1200でのハンド。45000点持ちのBBです。全く見せ場がなかったですがここでKQoが来ました!UTGからの3000点オープンにコールしてHUです。

Flop J♦T♣3♥ pot 7800

BB(K♠Q♦)  x/r8000
UTG 3000/c

 相変わらずメモ等は取ってないので全部うろ覚えです。メモを取りながらプレイするなんてマルチタスクはできません。
 フロップはレインボーのJハイボード。オープンエンドがついたKハイで相手のベットにチェックレイズを選択。一体相手の何を降ろせるのか、降りるハンドには全部Kハイは勝ってるんじゃないかと今なら思います。ただ当時の自分は「自分に役がない!負けてる!」と思ったんでしょう。イタズラにポットだけが膨らみターンへ進みます。

Turn 4♣ pot 23800

BB x
UTG x

ターンは4の♣。ラグです。もう正直わかってません。相手のオーバーペアやJとかの強さは揺るがないしドローが発展しそうなカードでもない。ベットしてもチェックしても難しいシチュエーションです。こんなことならフロップでレイズなんかしなければよかったです。だからOOPって不利なんだというのを噛み締めてチェックバックされるのを祈りながらチェックします。わかんねえ時はチェックって決めてたし。わかるカードがリバーに落ちるのを期待します。具体的には9かA。それもクラブじゃないやつ。
祈りが通じたのか相手の方もチェックでリバーへ。

River 7♣ 
BB 12000
UTG C

祈り通じず。自分の役はKのハイカードキッカーはQです。よし負けてそうだな!負けてそうな時はポットにチップを入れよう!という信念に基づきハーフポットベット。クラブも持ってないけど信念に基づいたベットだからミスはないはず。こちらの勝ち筋は自分が考えるのをやめているということを悟られず相手に考えすぎて貰うことです。
こちらの信念、まごころが通じたのか相手の方は長考に入ります。楽しくなってきました。
が、ここは相手の方にコールされ撃沈。KJ♠がショウダウンされました。これは悔いなし。ポットは落としましたが清々しい気分です。




(自分が)いい(と思い込んでいる)ブラフをした後はやはり流れがやってきます。KK、QQ2回、JJ、AKが3回、と近年稀に見るハンドラッシュがやってきます!やっぱりいいプレイをした後はこうでなくっちゃ!







この鬼ハンドを手にしたムロタクはチップの現状維持に成功!

ついにスタックは8BBとなります!やはり上振れがあれば下振れがあります。ハンドラッシュのあとは12BBから8BBになるまでの間にピクチャーを一枚も見ないという不運にさらされます。
そんなトラッシュハンドをフォールドし続けるという超ファインプレーを続けているとボタンでようやくA8oが配られます!「来た!ピクチャーじゃないけど!」と思いながら意気揚々とオールイン!
SBの方がフォールドしBBの方がハンドを見た刹那「アッハー!」と笑いながらAAをショウダウン。
ターンでA8にガットショットがついてたらしいですがそんなことは知りません。BBの方も煽りとかじゃなく思わず声が出たような素晴らしいリアクションでした。


というわけで今回のメインイベントもday1の途中になんの見せ場もなくあっさりと下馬評通り飛んで幕を閉じました。
1回くらいディープランしろよと自分でも思うんですが多分このゲーム考えてやんないと難しいです。
誰かやさしく基礎の基礎、野球で言うキャッチボールから教えてください。






イベントその3-漫才-

 僕の中の本当のメインイベントでした。2ヶ月ほど前にゆーちゃん主催のetc.poker6周年イベントの余興でやらせてもらって単発で終わる予定だったんですが、ゆーちゃんから「またやってよ」とオファーをいただき今回はイベントとして組み込まれました。
 正式種目として承認されたからにはこのネタで行くしかないということで、中学生の頃に作ってからボケをチョコチョコ継ぎ足し継ぎ足しで完成していくウナギのタレのような「コンビニ」のネタで勝負させてもらいました。
 また前回に引き続き相方を引き受けてくれた「みっちょ」君が無類のHUNTERXHUNTER好きということでそれも入れられたのでネタ自体にはかなり満足していました。
 しかしいざ本番になると、言い訳するつもりは全く無いんですが、極度の緊張と運営のお手伝いの疲れとでボケの随所に甘噛みを連発しテンポもチグハグになってしまいました。本当に言い訳するつもりはないです!本当に!
 それでも「面白かったよ」や「ゴンのところのくだりめっちゃ良かった!」「是非香川でもやってほしい!」などの身内にゲロ甘な皆さんの優しいコメントをもらえてみっちょ君と共に日々の生活では満たされることのない承認欲求を満たしまくることができました。ありがとうございます。
 ちなみにムロタクの承認欲求は留まることを知らないのでこのnoteを読んだあとでもいつでも「面白かった!」「漫才良かった!」などの称賛のコメントをお待ちしております。









批評ではありません。称賛が欲しいです。身内びいきしてください。手放しに褒めてほしい。








イベントその4-脱出ゲーム-
終わらないポーカートナメからの脱出

 自分が絶賛されたいのでまずはゆーちゃんをべた褒めします。先に感想言います。めちゃくちゃ面白かったです。ポーカーウォーズに参加するというのは脱出ゲームに参加することを言います。
 自分のひらめきで謎が解けた時の快感、チームメンバーと一緒に謎を考える一体感は脱出ゲームに参加しないと得られません。
 必要以上に知識が問われないので子どもでも楽しめるように作り込まれてるのも好きです。なぜなら自分に教養がないためですね。チームメンバーのMIXゲームの知識が壊滅的でフォースナッツが死ぬまでわかりませんでした。ゆーちゃんサイドにもう少し優しさを求めます。
 謎の凝り方もすごく一連の謎がスルスルっと解けた時に一種の感動を覚えたので思わずゆーちゃんに「この謎凄すぎて鳥肌たったよ」と伝えたら、




「あっそれサイトから引用したのをアレンジしたやつだよ」

と言われました。でもすごい!手作り弁当に冷凍食品がはいってたっていいじゃない!手作り弁当が全部手作りじゃないといけないなんて誰が決めた!

 あとはなるべく多くの人に脱出してほしいという意図がわかるヒントチップを導入したりしているのがライト層にもやさしくてとても良いなと感じました。
 全員が全員脱出ゲーム玄人な訳じゃないしここ以外ではやったことがないという人もムロタク含めいたと思うので初心者にも成功体験をさせてくれるというのがとっつきやすさを加速させてるなと思いました。脱出ゲームイベントにもヒントのシステムがあるならすいません。もしあるなら今まで僕は野球は3アウトでチェンジになるからすごい!とダラダラと書いていたことになります。


今回の脱出ゲームもとっても面白かったので皆もポーカーウォーズで脱出ゲームやろう!








イベントその5-アタック25-

今度はお馴染みのクイズ番組の形式のクイズ大会です。主催してくださったのはKPC(香川ポーカー倶楽部)のミリアさん。11月の日本シリーズは遊びに行きます。
2-3人でチームを組まずは5チームで予選。
上位1チームと2位チームの中で得点が多かったワイルドカードのチームで決勝を行います。
ルールは日曜のお昼にやってるアレです。児玉さんだいすき。
 自分は以前石川にいて仲の良かった「ササ」さんとチームを結成。普段はちょっと抜けてる人だけどクイズ鬼強でした。
 ササさんが即座にボタンを押し「○○だよね?」と聞いてくれるんですが、「そうなんですか?」としか言えませんでした。これ個人戦では?
おそらく全体の中でもトップクラスに問題に答えてくれたんですがアタックチャンスで角を取られ大逆転負けで決勝には進めませんでした。
 僕の唯一の見せ場は一問目で出た文学作品アナグラムクイズで0.5秒でボタンを押し早口で「ふしぎの国のアリス!」と叫んだところでした。圧倒的に教養が足りませんでした。こんなことなら小学校くらいは卒業しておけば良かったと後悔しています。今年のクリスマスはサンタさんに「教養」をプレゼントしてもらいたいと思います。

 その他のハイライトはQ.図鑑No395という問題が出てきて僕の大好きなジャンルポケモンが出題されました!流石にテンションが上りますね。
 図鑑ナンバー395で即座にシンオウ地方の御三家(最初に博士にもらう3匹)の最終進化に特定。特定した理由はホウエン地方のポケモンが386か389で終わるのを覚えていたからです。なのでタイプがわかればすぐに答えられるので「ほのお」か「みず」というのが聞こえたら押します。ゴウカザルかエンペルトまで絞りました。(オタク特有の超絶早口)
みずというのが聞こえたのでここで押します!いや〜簡単簡単♪
一個だけ問題があるとすれば

この問題が自分たちのでてるブロックで出題されてないことですね

なので会場の後ろでこっそりとボタンを押す真似だけをして僕がポケモン大好きだと知っている人にガッツポーズだけしておきました。自分のアタックチャンスでこれが出ていれば…

 自分達がクイズをやっていても観ていてもとても面白くて白熱したイベントでした。
どのくらい白熱してたかというといい大人が鼻血出すくらい興奮してました。
また機会があればもっと強くなって参加したいです!ミリアさん楽しいイベントをありがとうございました!

次回はポケモンと野球漫画の問題マシマシでお願いします。






ここには書ききれていませんが他にもモノポリーとポーカーを合わせたモノポリーポーカーやプレイヤーがお気に入りのキャラクターと特殊能力を使いながらポーカーを行うポーカークエスト、一部参加者からは「これの為に来た」とも言われている国民的人気ゲーム「スマブラ」のトーナメントなどなどたくさんのイベントがありました!


大人気コンテンツスマッシュブラザーズ
僕は思った「家でやれよ」



優勝は香川から初参加のハルキさん!






これだけたくさんの魅力的なイベントを企画運営してくれたゆーちゃんとそのイベントを盛り上げてくれた上に僕と仲良く遊んでくれた参加者の皆さん達のお陰でポーカーウォーズは大成功だったと思います!

自画自賛?手前味噌?知らん!
ポーカーウォーズ最高!ポーカーウォーズ最高!うおおおおおおおお!!!!

と今noteを書いていても楽しかったな〜よかったな〜とテンションが上がってきます。
また来年もこのイベントに参加出来たらなと心から思いますしもうポーカーウォーズ2025が楽しみです!

ポーカーウォーズに関わった全ての方、そしてこの記事を最後まで読んでくれた方ありがとうございました!

ポーカーウォーズ最高!




 





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