新潟ギルドに遠征してきた話(前編)
いつもお世話になっております。金沢ギルド4周年チャンピオン(笑)です。今回は新潟ギルドさんの方に12/18に5人で弾丸ポーカー旅行に行ってきました!まずは一緒に新潟ギルドに乗り込んだイカれたメンバーを紹介します。
イシさん 今回の新潟旅行の企画者兼責任者兼運転手。そのハンドレンジの固さには定評がある。今回の企画、運転諸々大変お世話になりました。
ひでさん ポーカーをやりに金沢や富山などに車で2時間弱かけて現れる変人…じゃなくてポーカー熱溢れる男。アミューズメントカジノが奥能登にも出来たらいいね。
じゅんじゅん君 麻雀鉄強。麻雀強い人はやっぱりポーカーも強いし移動中にやったヘッズアップで200BB負けた。最近はPLOにお熱。
おういさん 北陸ポーカー界のマスコット枠。その独特な雰囲気と言動で一部の熱狂的なファンから強烈に支持されている。
以上の4名+ムロタクの5人で新潟ギルドさんにカチコミをかけてきました。今回はその時のプレイをいくつか紹介していきたいと思います。
まずは午前10時頃に金沢で5人と合流します。僕とひでさんは前日に車で2時間弱かけて来てます。石川県が縦長すぎて笑えません。5人が揃ったところで早速新潟へ出発。片道3時間半の大移動です。これもやっぱり新潟県が縦長すぎて笑えません。道中一生睡魔と戦い続けるおういさんをみんなで叩き起こしながら新潟県へ午後1時半頃に到着。新潟ギルドのトーナメントが3時半からとのことなのでまずはお昼ご飯。
~車中~
イシさん「飯どうする?」 ムロタク「折角新潟来たんでたれかつにしません?」 イシさん「それGTO」 などというポーカーに脳焼かれてんのか?って会話をしつつお昼ご飯はたれかつに決定。
甘めのタレがかかったカツがご飯にとっても合っていておいしかったです。折角おいしいものを食べたのに2行しか感想の書けない僕には食レポの仕事は多分無理です。
そんなこんなで昼食を済ませてお店から出た時が2時頃でした。トーナメント開始まで1時間半ほどあります。時間をどうやって潰そうかとなったのですが「不思議と」隣にパチンコ屋があったので吸い込まれるように中へ。多分金沢→新潟間で「沖ドキ!」の話で盛り上がったのが原因だと思われます。そんな沖ドキ!で盛り上がってウキウキでパチンコ屋に入っていった3人のクズ(イシ、ひで、ムロタク)と2人の憐れな犠牲者(おうい、じゅんじゅん)。ポーカーを打つ前にまさかの前哨戦。あんまりパチンコを打たないというおういさんがどの台に座るか迷っていたので優しい僕は「この台オススメですよ!」とわかる人にはわかると思いますが、本当に甘デジか?と疑いたくなる程収支が荒れるまどマギのキュウべぇverに着席させました。
そんなおういさんをほったらかしてシンフォギアの甘を10連させていたムロタクですが確変が終わったあたりで3時を少し過ぎていてイシさんはもう既に車に戻った様子。じゅんじゅん君やひでさんも終わったみたいで景品を交換した後におういさんの様子を見に行ってみると…
万発出してました
これがビギナーズラックか…ちらっとしか見てなかったけど15連させてた…けど流石にもう終わってくれないと時間が…となってて。
ポーカーしにきたのに時間潰しで打ってたまどマギの連チャンが止まらないんだが状態。
迫るレジスト時間、止まらない連チャン、押し寄せるアツい演出に後ろで見ていた僕らも戸惑いを隠せません。しかし最後もちょっとアツいかも?って演出を見事にスルーする上振れ(?)があり無事に3:20にお店を後にすることに成功。もしこれで味を占めたおういさんが金沢のパチンコ屋を徘徊しているのを見かけた際は「ムロタクのせいだなぁ」と思いながら温かく見守ってあげてください。
そんなこんなで3:35に無事(?)新潟ギルドに到着。早速トーナメントにエントリーしていきます。20分ストラクチャーで初期スタックは30000点。ブラインドも100/100から始まるため最初はかなりのディープスタック。おまけに「リエントリーに制限がない」ため色々と悪いことが出来そうでワクワクします。
ファーストハンドはSBからK9o。どこかからオープンが入ればフォールドするハンドですが早速悪いことをしちゃいましょう。8人テーブルのUTG+1から300点のオープンレイズ。SBの自分までフォールドで回ってきて早速1200点の3bet。これには金沢ギルドチームの面々も思わず苦笑い。UTG+1の方がコールしフロップが開きます。
pot2500 Ad Kh 7s SB(HERO) bet2700 UTG+1 fold
ものすごくオリジナルレイザー寄りのドライボード。ここは新潟ギルドさんに挨拶替わりのポットオーバーベットを叩き込みます。流石にAは降りないでしょうが今後もレンジでごり押すけどどうする?と相手の方に聞いてみた挑発的なベットともとれます。お相手はフォールド。ファーストポットを獲得します。ですがディーラーさんにハンドを回収してもらおうとしたその時に、僕のハンドがディーラーさんの手に当たり、クラブの9が見えてしまいました。ざわつく新潟ギルドのお客さん達を尻目に、一緒に来たメンバーは「いきなりやってる」と笑ってました。
いきなり上手く行ったフィッシュは調子に乗りこの後すぐBTNからQ6oで同じ相手の4betにコールしフロップで相手のCBに対しチェックレイズオールインをぶちこみ無理矢理二連続でポットを勝ち取る力技を見せます。そしてチップリーダーに躍り出たムロタク選手の手にやってきたのはQ2o。おいおいピクチャーが止まらないハンドラッシュか?と読者さんからの嫉妬の声が聞こえてきます。今度はEPから別の新潟ギルドの常連さんのオープンが入ります。ここももちろん3betして「わからせに」行こうと思ったのですが、
流石に3回連続は嘘臭い(全部嘘)なと思い自重しフォールドしました。
結局そのハンドはその方のスチールに終わりました。するとその方から「おいおい、折角ダブルアップ出来ると思ったのに。」という台詞と共にKKをショウ。神回避。
そしてこの神回避で流れが来ていると確信しました。次に来たハンドはT2o。オープンが入りましたが流れがあるのでもちろん3betします。相手の方は少し悩んでコール。そして開かれたフロップには2が2枚落ちました。
新潟ギルドさんありがとうございます。僕は今日優勝します。強すぎて申し訳ない。
フロップ、ターンと2発もちろん打ちます。そしてリバーでAが落ちます。最高のカードです。これで2ペアとか拾ってる場合には全弾取れる~。となるはずなのですがこのフィッシュ何故かAに日和ってしまい、「もしかしてあまりにも3bet頻度が高いからプレミアをスロープレイされてるかも?」などと謎の被害妄想をしてしまいます。その結果あろうことか相手のチェックに対してチェックバック。お相手はAヒットをショウダウン。僕はドヤ顔で「デュース!」と言ってT2oをショウダウンしてポットをとりますが、完全にバリューを取り逃してる上に、クソハンドでレイズしてくるフィッシュというのが全体に知れ渡ってしまいました。そしてこのショウダウンのせいで僕の左隣のイシさんからついに一言。「お前のせいで俺VPIPいま0%なんだけど!」とタイトなイシさんから叱責を受ける形に…しかしムロタクにも流れがあったのでこの記事を読んでもらえれば納得してくれると信じています。このやり取りにその隣のひでさん爆笑。「ムロタクのオープンに全部レイズが正解」とさらっと対ムロタクへのエクスプロイト戦略を暴露していました。
開始4ハンドから飛ばしまくるフィッシュでしたが、この一連のプレーで新潟ギルドの面々に火を付けてしまったのかこのトーナメントはオールインが飛び交う命懸けの戦場に変わってしまうことになります…
まだ序盤も序盤ですがトーナメントはこれからヒートアップしていきます。前編はここで区切って後編の「諭吉の刃~無限リエントリー編~」に続きます。乞うご期待!
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