金沢ギルドの4周年記念トーナメントに行ってきた!(前編)
みなさんこんにちは。JOPT芸人のムロタクです。今回はタイトルの通り今年で4周年を迎えた金沢ギルドさんの4周年祭記念トーナメントに参加してきました!
4周年トーナメントということで金沢ギルドの常連さんなどもたくさん集まりエントリー数はなんと78エントリー!お店にあるポーカーテーブル4台をフル活用した大きいトーナメントでのムロタクの成績はというと…
優勝することが出来ました!
前回のJOPTの体験記で僕のお魚っぷりは露呈したと思うんですけど、そんなフィッシュでも上振れが続き爆肩を見せつけることが出来れば大きめの規模のトーナメントで優勝することができます! 強者=勝者にならないのがポーカーの面白いところですよね!ポーカー最高!
ちなみに優勝するまでに3回も飛んでリエントリーしてるので僕の財布がショートスタックになったのは別の話です。
今回は僕が記念トーナメントを優勝するまでの軌跡をこのnoteで振り返って行こうと思います!ただこのnoteも最初から書こうと思っていなかったので記憶があやふやで細かい情報は覚えていないところがあります。なんとなくこんな感じだったんだろうな~とみなさんで想像していただけると幸いです。
長くなってしまったので前後編で区切って書いていこうと思います!それでは前編のレジスト締め切りまでの様子をどうぞ!
では早速最初のハンドから振り返って行きます。おそらく(100/200/Ante200)のスタックはほぼ初期スタックの35000点程時に起こった出来事だと思います。 7人テーブルのUTG+1から62sが配られました。まずUTGから500点のオープンレイズ。それに僕はスナップコールしました。
コールした理由?ありません。気分です。
するとCOから4倍の2000点の3ベット。BBまではフォールドしUTGが少し悩んでコール。 ここでUTG+1の僕が取ったアクションは6400点の4betでした。
レイズした理由?ニューヨークバックレイズって何か格好良くね?
あとUTGのオープンにスナップコールしてリレイズに更にリレイズするアクションってモンスターに見えそうだしAQやJJくらいまでは楽勝で降ろせるな~と思っていました。 などと楽観的に降ろせるレンジについて考えていますがトーナメントが始まってからおよそ30分程経っていて僕のVPIPはおそらく70%超。そんな人間のニューヨークバックレイズを誰がリスペクトして警戒するのだろうか?というのはありますが。
まあその4ベットに対してもあっさりとCOの方から20000点の5betが飛んできてしまいました。相手の方のスタックもおおよそ初期スタックから少し増えた程度。オールインしても絶対に降ろせないのはわかっています。
しかしこの5betしたCOの方、僕が普通のハンドレンジでポーカーをプレイしていると「ムロタクは変わったよ。お前からそんな強いハンドは見たくなかった。」などと普段から温かいイジリをしてくれる方だったのでそんな期待に応えるべく6betAIをすることも少し考えましたがここは冷静にフォールド。 スーパープレイと良くないおふざけは紙一重です。フォールドエクイティが無さそうな場合は流石に62sはフォールドします。
ちなみに後から聞いたらその方のハンドはAAだったそうです
突っ込んだ方が面白かったな…
まあそういうプレー(VPIP70%超)をだらだらと続けているとポーカーというゲームはよく出来ているので待っているのはゆるやかな破滅です。
最初のブレイク(ブラインド200/400/400くらい)の時に既に持ち点は5000点(チップ1枚)になってしまいました。流石にまずいと思いここからはプッシュorフォールドに切り替えます。そして優勝する日というのはこういうプッシュしたときに避けられないコインフリップなどは大概勝ちます。プリフロAIを連勝しスタックを40000点まで回復させます。
しかしその後はポストフロップで避けられない戦いであるオープンエンドドローとナッツフラドロがついたモンスタードローのハンドとオーバーペアでぶつかって負けてしまいます。ここでまたスタックは10BB程に…
こうなると最初のハンドのようなスーパープレイが出来なくて退屈です。なるべく早く戦線復帰しないとと思っているところで配られたハンドはK6o。 流石に弱すぎるのでフォールドかな~と考えたのですがSBとBBの方がこれまでの戦いを見ているとかなりタイトにプレイされていてAIスチールを決めるならこのブラインド2人の時はありかもしれない!と思いプッシュを選択します。
しかしSBの方が少し迷ってからAI。ここはAQに捕まってしまい順当にAQの勝利。1回目の飛びになってしまいました。
ちなみにこの時プッシュした僕のポジションは8人テーブルのBTNなどではなくLJからだったので少し(?)やりすぎだったかもしれません。
飛んでしまったものは仕方がないのでリエントリーしシートもリドローです。今度は別のテーブルに着席しますが、そのときも皆さん優しく、それでいて盛大に出迎えてくれてとても嬉しかったです。
今思い返すと美味しいお魚の機嫌を損ねないようにヨイショしていただけなのかも?
ブラインドは(500/1000/1000)で35000点持ちでトーナメント再開。COでのそのテーブルの2ハンド目でした。ハンドはAJo。悪くありません。HJからのオープンに約3倍の3betをして参加します。
AJなんてそんなに強くないハンドで自信満々に3betして大丈夫?と声が聞こえて来そうですが、僕のハンドレンジの中では超上位に位置するハンドなので心配無用です。
HJの方がコールしてフロップが開きます。フロップはAs Ks 4dのツートーンボード。3betした側にめちゃくちゃ有利なフロップの上にトップぺアのグッドキッカーを手に入れました。明確に負けているハンドは44くらいしか思い付きません。ここは25~30%ポット程の安いCBを選択しました。するとお相手から2.5倍程のチェックレイズが返ってきました。自分がスペードを抑えていなかったのでこのレイズにはフラッシュドローや44などが入っているのかな?と考えますがそもそもスタックが35BBしか無いのでこのAヒットを降りることは出来ないと思っていました。ここをコールしてターンでオールインする戦略をとります。 ターンのカードはラグだったので覚えていませんがお相手の方のオールイン要求にコールしてショウダウン。大概勝っているだろうと思っていたので堂々とAJをショウします。
するとお相手からショウされたのはまさかのAA…。自分から相手が待ち構えている網に飛び込んでしまった終身名誉フィッシュのムロタク選手…まさかの2回目のエントリーは1ハンドであっさりと飛んでしまいます。
切り替えて次のエントリーです。またまたシートリドローし次のテーブルへ。このテーブルから優勝への兆しが少しずつ見えてきます。初手からJJ、そして2ハンド目にはQQがやってきて難なく2回もポットを獲得します。そしてショートの方のオールインをAKでキャッチして順調な滑り出しです。
でしたがこのAKの次のハンドでまた発作が起きてしまいます…ディーラーさんがまだハンドを配っている途中、UTGの僕に1枚目のハンドが配られます。チラッと確認すると5のクラブです。UTGのハンドレンジにはあんまり入って来なさそうなカードですがこの1枚目のハンドをみた次の瞬間
「レイズ3000」
と発声しまだカードが配り終えてもいないのにオープンを宣言します。これを僕の中でチェックインザダークならぬ「オープンインザダーク」と名付けました。ちなみにこれをやる意味は全くありませんし2枚目に配られたハンドは3のハートでした。
僕のオープンインザダークについさっき僕がAKで飛ばした方がリエントリー1ハンド目に9000点の3betを飛ばしてきます。これはかなり強そうです。しかし僕もこのまま無抵抗にやられる訳にはいきません。僕は既にUTGから1枚目を見ただけでオープンを宣言したハンドです。
言うならばテーブル全員に「君らに勝つにはこの1枚で充分だ」
とアピールしたといっても過言ではありません。ここはミニマムレイズの15000点の4betを返します。
するとお相手からあっさりとオールインが返って来ました。参ったな…15000点も既に出しちゃったから初期スタックの35000にはどんなハンドでもオッズあっちゃうぞ…となってしまったのでフィッシュ特有の
「オッズコール!」←何のオッズなのかはよくわかってない
と高らかに宣言し53oをショウダウン。お相手はAKで何事もなく53oをクラック。順調に築いたスタックはまた一気にショートスタックに逆戻りです。
ちなみにこの一連のアクションは紙一重で良くないおふざけだったと反省しています。
こうしてショートスタックに戻った僕は10BBをAJでプッシュ。QQにあっさりコールされて\(^o^)/
というかAJとかJJがショートスタックで来た時の「このトナメ飛んだな」って感じがするのって僕だけですか?
ついに3回飛んでしまいレジスト締め切りまで残り6分となってしまいました…このまま少し休んでレイトレジストに備えるという選択もありましたがテーブルの皆さんから「ムロタク早く戻ってきてよ!」(訳 お前がいないとテーブル美味しくないからはよ座れ)とお声が掛かったのですぐさまリエントリー。
その6分間にもSBからQTs(プレミア)をプッシュしたらBBの方がこちらにAを見せてくるなどのハプニングもありましたが何とか原点でレジスト締め切りを迎えました。
少し長くなってしまったので一旦区切ってレジスト締め切り後については後編の方で書いていこうと思います。ここまで読んでくださりありがとうございます!続きも記憶が薄れてしまわない内に早めに書いていこうと思いますのでおまちください!
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