キッシー

本屋で働いています。 なんとか日常を淡々と過ごせたらいいなと 思いつつ…

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最近の記事

『雰囲気とは』なにか

世の中には「雰囲気」と言う言葉がある。 たとえば「ウチの会社の雰囲気とても心地よい」 とか「このライブの雰囲気、最高!」など健全な意味でで使われることが多い。 ところが男と女の話しとなると「あの人といい雰囲気になってさ…」と、途端に色っぽい言葉になってくる。 興味がなかった人のことでも その続きが気になる。 色恋の話しにはみんな興味を持つからだ。 先日、友人が知り合いから女の子を紹介されたそうだ。 その子と初めて飲みに行った時、アルコールを飲むと少しづつ距離を縮めてくるの

    • あの日、あの人は何を言おうと思ったのだろう 2回

      彼女は児童書の黙々と仕事を続けていた。彼女の先輩社員は2人と契約社員1人。全員女性。先輩社員のリーダーは頼りがいがあり優しく後輩から慕われていた。2番手の社員は感情の起伏が激しくすぐ怒りだすとこれまた手に負えない人。契約社員はそんな2人の緩衝材なような性格だった。 彼女は持ち前の明るさですぐその仲間に溶け込んでいった。でも心の中は僕と同じでこの仕事を好んでいたわけではない。と言うのも元々、書店に就職したかった訳ではなく出版社に入りたかったが全て落ちてウチの会社に来ることにな

      • あの日、あの人は何を言おうと思ったのだろう

        新入社員で同じ売場に配属されたのは、僕と彼女だけだった。まだ出版不況と言われる時代がくる前。書店業界はバブルの影響が遅れてくるというのでまだ楽観的な雰囲気だった。 そんな2人は横浜で1番賑やかな街のお店に行くことになった。そして自分は文芸書、彼女は児童書の担当。 僕の先輩社員は4人、そのうちの男性リーダー社員は厳しいと評判。その実情は今で言うパワハラ体質だった。さらにサブの男性先輩は僕に対して無視。残りの2人は女性の1年先輩でほとんど仕事の経験値が低い人たち。 そんな状況

        • noteをやるのはいかがなものかと

          日々、音楽と映画のことを考えている。 仕事は二の次、三の次。 好きなアーティストのライブが発表されるのを心待ちにしてSNSをチェック。 好き映画監督の作品の公開日を指折り数えて 過ごす。 こんな事して数十年、まったく進歩していない。 かつてある人に言われたことが忘れられない。 「お前、言うだけで何にもしないな」 その人は仕事のことを言ったのかもしれないが自分にはプライベートのことを言われたように聞こえた。 はたして僕に出来ることってなんだろう。 音楽?映画? Xで感想を書