小さな変化
自分は何になりたいのだろう。自分の好きなことってなんだろう。そのようなことをふとしたときにいつも考える。考えているようで実は考えていない。現状から本気で変わろうとしていない。
そんな私に先輩がアドバイスをしてくれた。少しずつ変えていけばいいのだと。例えば毎週同じような生活を送るのではなく、ある一日に少し変化を加えてみる。
いつものように大学での研究を終わらせ家に帰ろうとしていたとき、先輩が一緒に温泉に行かない?と誘ってくれた。正直に言うと温泉の場所が自転車で20分以上かかるところにあり、外はものすごく寒かったので断ろうとしていた。
(引用:https://www.suzukacircuit.jp/kurgarden_s/onsen/images/mainimg.jpg)
結局、久しぶりに湯船つかろうということで、先輩と共に温泉に行った。半年ぶりくらいに湯船につかってみると、すごく気持ち良かった。今までの疲れがどんどん癒えていく気がした。家に帰るときの夜風が今でも忘れられないくらい気持ちよかったのを覚えている。
その日の夜は10時くらいに寝てしまった。いつもは深夜1時過ぎに寝ていたが、ものすごい睡魔に襲われて寝てしまった。翌日、いつも朝9時くらいに起きていたが、6時に目が覚めた。そしていままでにないスッキリした朝を迎えることができた。
そのまま私は朝からカフェに行って、自分が何をしたら良いのか、現在の社会の動向など様々なことを調べた。そしてそれが習慣化して続けた結果、なぜか今、noteにこのような形で投稿している。
先輩の一言から始まった小さな変化。そのおかげで今の私は朝6時に起きて、カフェに出向き、フレッシュな状態で大学の研究も行うことができている。先輩には感謝しかない。ここまで変わることができたのだから。
これからも一日一日に小さな変化を加えていき、彩りを加えていこうと思う。最近は大学の教授や職員の方、掃除のおばちゃんに挨拶をしたり、引退してから全く行っていなかったサークルに顔を出したり、研究室の留学生と英語で会話したりなどしている。その結果、あの強面だった教授ってこんな明るい挨拶するのか、サークルってこんなに楽しかったのか、英語で会話するってこんなに大変なのだと新たな発見がいくつもある。一日一日が以前より少しずつではあるが明るくなった気がする。
株式会社LimのCEO、竹花貴騎さん(元Google社員)がある動画で言っていたのだが、朝一コンビニでアイスを買えということ。私は朝からコンビニでアイスを買ったことなどない。しかしそこがポイントであり、コンビニで買うものでさえ変えることができないような人は自分を変えることなんてできるはずがないと言われていた。つまり毎日のルーティンに少しずつ変化を加えていくことで、自己変革を起こそうというのだ。
(引用:https://www.youtube.com/watch?v=RlFlMRltmg0&t=94s)
自分の中でのこの小さな変化がどのような結果に結びつくかは分からない。しかし明らかに以前の何をしたらいいのか分からないと考えているようで考えていなく、実際に行動も起こさない自分よりは、今の自分の方が好きだ。私はこの小さな変化の積み重ねがいずれ大きな変化になると信じて、毎日に小さな変化を加えていこうと思う。
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