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CRASSO
以前にも紹介させてもらったCRASSO
あらためてホームページを見ると「瀬戸内の“ものづくり“を巡る旅」と
紹介していた。
今回は学生を引率(は他の先生にお任せし、運転手としてと言う方が正確だけど)して
参加させてもらうこととなった。
デザイン、ビジネスを学ぶ学生たちが
身近にものづくりの現場を体験できたり
企業の経営者の方たちからお話を聞かせていただける場があるのはありがたい。
とある企業の方から
どうしてこの場所にこんなに多くの
ものづくりの会社があるのだと思う?と聞かれた。
地域で生産しているものが原材料になったから、とか
それらしい答えに手が上がる。
正解は「貧しかったから」
「稼げるものだったらなんでも良かった」そうである。
知恵を絞って、技術を磨いて、
平坦ではなかった道の途中、諦めかけた時には、
関連する会社の応援を受けて、
地域の職人さんを守り、高い給料を払うことを決め、
他の会社では真似できない製品を提供することで
高い付加価値を実現している。
大切なのは「志」と「創意工夫」
言うのは簡単だけれど
実践が生半可ではないことは
すぐに想像できる。
温かく、優しい眼差しの
経営者や職人の言葉の端々に溢れる
自信とプライドを
学生も感じたことだと思う。
来年は、瀬戸内国際芸術祭の会期中の開催を予定している。
学生たちも微力ながら関わらせていただく計画だ。
私たちの学校も地域の一員として、
活動していけることを楽しみにしている。