取材後記編ー 好きなことに没頭したり、しごとにするために明日できることは何か?を考えてみた。

みなさん今晩は。First Step 代表/プロデューサーの仲渡です。日中はあたたかさを感じる日もちらほら増えてきましたね。さて、今回は、取材後記ということで、Vivat Veritas のファッションデザイナーの Chieさんに取材をして感じたこと、そして考えたことについて綴りたいと思います。

好きなことをしごとにするって実際どういうこと?

実際に好きなことをしごとにしているChieさんとお話をする中で、見えてきたことがある。それは、「とにかく楽しそう!」ということ。彼女と話していると、人柄や性格に惹かれる部分もあるのですが、ほんとうに服飾をしているのが幸せで、生地を触るのが好きで、たまらないというのが、表情・声・あらゆるストーリーを聞いていて、感じられて、あぁ、本当にChieさんはデザインに限らず、お洋服を創ったり、それらを形成する生地に触れたり見たりすることが好きなのだなぁと思います。正直、わたしだったら好きでも独学でとことんこだわって継続してコツコツ12年もの月日を努力し続けることができないかもしれないと思ってしまった。彼女が大切にしていることや道を切り開いてきた軌跡など、とても参考になるので、こちらの記事もぜひ読んでいただきたい。

インタビュー中、気づけばずっとデザインや服のことを考えていて、とにかく創るのが好きだから独学で学んで、自分では着ることができないほどかつくってしまったから販売し始めた、というストーリーも耳にした。きっと、とことん好きで、探求をし続けられるタイプの方は、Chieさんのように好きなことをしごとにきっとしたら楽しめると心底感じました。

リスクが無い、ということはない

よく、好きなことをしごとにすることはリスクだ。ということを言及する方がいますね。わたしも、そう思っていました。好きなことって、美しいものであってほしいし、ずっと好きでいたいし、嫌いになりたくない。だからこそ、それをしごとにしてしまうのは、危険だ。ということや、好きなコトで稼いで生活することは簡単なことでは無い。だから好きなコトと、生活の為の仕事を分けて考えたほうがいいという意見を持つ方が多いと感じます。

これは文化的背景が絡んでいるのかはわたしも興味深いのですが、国籍や教育を日本に有さない友人と話していると、学問にはげんだり、好きなことをとことん追求して人生を謳歌している人が多いように感じます。

どちらがいい・悪いという話しではなくって、どちらを選ぼうが、リスクがあることに変わりはない。ということを理解して選択をとることができているか、ということが大切なのだな。と感じました。

どうせだったら、好きなことをとことん。後悔することなく。

素直になったものが幸せになれる

わたしが取材をする中で、Chieさんから学ばさせていただいたことは、沢山あるのですが、いちばん勉強になったことは、「素直になる」ということかもしれない。好きなことをしごとにしているから、でもなく。やりたいことを思い描いた形でできているから、でもなく。自分自身の心の声に素直に耳を傾けて、まずはやってみる。ちょこちょこやってみる。それがきっと、背伸びしすぎず、無理して頑張りすぎないで続けられて、夢や目的を実現していくためにとっても効果的で重要な要素なのだと感じました。

つまり、周りがどう言おうが、なんて思ったり評価があろうがなかろうが、そんなことは関係なく、動機は難だっていいんだってこと。アップサイクルで着物をドレスにリメイクするChieさんは、エシカルだから着物を扱い始めたわけではないのだ。

純粋に作ってみたい、触れてみたい、挑戦してみたい、そんな素直な気持ちに気づけるかが、わたしたちの人生が大きく好転して幸せを感じることができるかを左右するのだな~と感じました。好きなコトに素直になって、あれこれ動いているうちに、それが誰かを喜ばせる事に繋がったり、社会に少しいいことだったりすると、幸せは何倍にも増えるのだから、素敵な循環。

取材にご協力いただいたChieさんに改めて感謝をするとともに、これからの彼女の軌跡にも、益々目が離せません。

まとめ

結論、わかっていたけれども、好きなことをしごとにすることは、ほんとうに楽しくて幸せそうである、と感じました。動機はなんだってよくて、素直な気持ちに蓋をしないで、思うままにやってみる。それこそがまさに、わたしたちが気軽に明日一歩踏み出すことのできるアイデアであり、好きなことをしごとにするヒントなのだと感じました。リスクを考えるのでなく、何を選択してもリスクが無いことはない、という発想を念頭に、どうせなら自分の気持ちに素直になってみる。そんな軽やかさを持って、明日過ごしてみたいと、思うのでした。最後まで読んでいただき有難うございます。これからのみなさんの一歩が軽やかで実りあるものになりますように。

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