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新店舗についてブレストしよう!/ First Penguinsメンバー企画「ペンペン丸」レポート

こんにちは。First Penguinsメンバーのしがです。

今回は、First Penguinsコミュニティーメンバー主催企画「ぺんぺん丸」の第5回目の模様をレポートします。

第5回目の発表者は、のりさん。
飲食店を経営されているアイディアマンです。現在の仕事に至るまでいろいろなお仕事を経験されてきていて、営業部長だった過去も。「自分が思う楽しいことに身をおきたい!」と思い、未経験の飲食業界へ飛び込んだそうです。

▼のりさんってどんな人?

現在、北千住で是屋というお店を経営しているのりさんですが、今年新たな店舗をオープンしようとしています。今回のぺんぺん丸は、その新店舗でどんなことをしようと考えているか・現状の課題だと思っていること等をのりさんから話してもらい、First Penguinsメンバーとブレストしてみようという会です。

オープン前のお店の構想を聞けるってわくわくしますね!

のりさんの会社理念

会社名は「goodnice」。のりさんの造語です。

goodnice
自分の「良い」と相手の「良い」を考え
良いものをより良くする。
「良い」を追求していこうという思いが込められています。のりさんらしい素敵な言葉だなと思いました。

ちなみに、今のお店「是屋」をオープンする際は、あえて下町っぽくないお店を意識したとのこと。下町っぽくないけど、料理の美味しさ・オリジナリティをしっかり追及していれば繁盛するんじゃないかという可能性にかけましたが、下町には最初なかなか馴染まず、お店が軌道にのるまで3年くらいかかったそうです。今では売上もしっかり上げており、他が追随しないものは爆発性があることを後に実感したとのこと。

新店舗のコンセプト

では、今度の新店舗のコンセプトは?

それはずばり「温故知新」。
古くていいものはちゃんと残す・いいものはいいものとしてしっかりシンプルに取り入れよう、という試みにチャレンジです。

もっと言うと「シンプルな和食とデジタル化」!

ふむふむ・・・シンプルな和食・・・そしてデジタル・・・
今のお店とはまた違った、新たな形態のお店になりそうな予感です。

具体的にはどんな感じになるのか、次から見ていきましょう。

新店舗でしたいこと

まずはお料理について、

創作和食というよりは、シンプルでオーソドックスな和食を提供。
(例えば、お蕎麦やお餅を定着させてみる)

「そもそも和食って?」「唐揚げとかポテサラって和食?」「和食の定義って人それぞれだよね」等々、メンバーからいろいろなコメントが挙がってきました。

そんな和食議論の中で、メンバーからこんな質問も。

ちなみに、どんな客層をターゲットにしてる?
20代~30代の方をターゲット。コンセプト的に、年配の方にはイメージしやすい雰囲気なので来やすいかもしれない。そうじゃない若い年代の人にも、昔ながらの良さを知ってほしい。(のりさん)

確かに、ターゲットとする客層によっても判断軸が変わってきます。客層によってささる要素も少しずつ違ってくるので、メインで来てもらいたい客層を最初に固めるのは、お店作りにはかなり重要なポイントですよね。

その他にも、お料理に使う器について「実は和食には白い器が使われることは少ない(九谷焼といった柄物の器率が高め)」という話も。「そんな暗黙ルールがあるのか~」と初めて知ったり。

一方「デジタル」という視点からだと、

・セルフサービス
・完全キャッシュレス
・スチームコンベクション(自動で料理を作成してくれるような機械)

といった仕組みの導入を考えているとのこと。
この話題についても、いろいろなコメントが挙がりました。

デジタル機器がキッチンから見えちゃうのってどう?
マシンに対する拒否感は人それぞれじゃないかな
結局はお店の世界観や一致感次第では?
料理・店員さんのユニフォーム・内装・メニュー・設備がお店の世界観として一致していればいいと思う。
イメージは「星のや」のようなバランスのとれた世界観。
基本「和」なんだけど、設備は最新だったりする。うまく融合されて、良い世界観になっている。

お店の雰囲気作りも大事ですね。確かに統一感や一体感がないと、お店に入った瞬間になんとなく「あれ?」っていう違和感を感じやすい気がします。

お店で提供する価値については、「家で体験できないことをお店でお客さんが体験するのもいいよね」という話にもなりました。例えば・・・

・お客さんが自分でそばを作ってみる、カットしてみる。
・お餅をお客さんがついてみる
・ソフトクリームを自分でまける

こんなチャレンジも話に挙がりました。

・開業日記をnoteで公開
・クラウドファンディング

今は、インターネットで色々な情報を見つけやすい世の中ですが、これからお店を始めようとしている人にとって、既に経験している人の開業日記とかあるとすごく参考になりそう。自分の振り返りにもなっていいですよね。

あとは、庭の利用方法で「立ち飲みできるスペースがあるといいのでは?」といったコメントも挙がりました。


いやー、イチからお店を始めるって、自分の好きなことが盛り込めそうな反面、正解がないからこその決めや判断軸が大事になってきますね。

のりさんの話を聞いていて、お店を始めるということは大小決めることがたくさんあるなと改めて思いました。

逆に、今既に存在する様々な飲食店それぞれに、こういった背景やストーリーがあるんだろうなと思うと、何気なく飲みに行ったりご飯を食べに行ったりする度に、このお店にはどんなストーリーや想いがあるのだろう、とふと考えそうです。

是屋にも新店舗にも早く行きたいなー!

のりさん、第5回ぺんぺん丸ありがとうございました!

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